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賢愚帝の現実逃避 Sarkozy est coupé de la réalité
神聖皇帝サルコぢ一世が仏蘭西共和国大統領なんかに身を窶してから、サルコぢ王国 Le Royaume de Sarkozy を実現しようとしているのは、こんな仏蘭西のハズレのド田舎にお仏蘭西サマのご好意により寄生させていただいているガイジン婆だって気付き始めていることですが、たふたふ1月9日、ドミニク・ド・ヴィルパン元首相も公で「おサルコぢサマへの危機感」を表明されたようであります。
http://fr.news.yahoo.com/4/20090109/tts-france-villepin-sarkozy-ca02f96.html
今になってド・ヴィルパン氏がマスコミを通して、このお仏蘭西で一族丸抱えの栄華を具現し我が世の(我に従う者のみの)富と栄誉と力を全共和国民に顕示してらっさる神聖賢愚帝サルコぢ一世にナニを言ったところで、サルにはド・ヴィルパンなんか過去の人物 なわけで・・・・

・・・って、あーた、ド・ヴィルパン氏が過去の人物として扱われるようになったのは、ド・ヴィルパン氏本人が望んだことでもなければ、この世の時の流れのせいでもなく、サルコぢ一世おん自らがド・ヴィルパン氏を 過去という囲いの中に追いやった のは誰もが知るところだったりします。サルに疎まれ、嫌われ、邪魔にされたらこういう扱いになるんだ、という最初の例が ド・ヴィルパン氏が過去に葬られたこと でしょ。
ほれ、サルコぢ一世もヒトの選り分けという遊びが大好きなヒトだから。ね?
この9日のド・ヴィルパン発言について、おそらく多くの共和国民が頷かざるを得ない話題がその前日から涌いて出ていたのも事実。その事実とは何かと申しますと、なんでもサルは裁判所改革に愛妾ラシダちゃんと着手したいらしい。絶対王政の国父と愛妾なんてまるでルイ15世みたいだな。
こつら(↓)、この1月8日に放映された国営放送France 5 の生討論番組 C dans l'air。
La fin des "petits" juges
http://www.france5.fr/c-dans-l-air/index-fr.php?page=resume&id_rubrique=1061
国営放送からコマーシャルを奪い去ることを実現したばかりのサルですが、今度は仏蘭西共和国から予審判事を消し去りたいそうです。
Devant les hauts magistrats de la Cour de cassation, Nicolas Sarkozy a annoncé son intention de supprimer la fonction de juge d’instruction, mise en place en 1811, qui enquête sur les affaires pénales. Le débat contradictoire débute avec l’opposition et le monde judiciaire.

b0070127_2059512.gifこやつ、ドあほか。

大きな組織であればあるほど、諸法や諸伝統の改変を上つ方が認めてしまいますと元に戻すのは容易ではなく、認可に至るまでの時間も労力もの数十、数百倍かかるのが世の常。イイ例がヴァチカンでありますな(ぼそっ。第二ヴァチカン公会議から40年過ぎてもそこはかとなく大混乱中)。

なんでまたこんなことを賢帝サルコぢ一世が愚にも思いついたのか。
・・・・サルコぢ本人のナリワイが弁護士だからでしょ?
と、妙に短絡、簡潔に答えが見出せた共和国民が多いらしい。次期大統領選の結果を既に想定したサルコぢがナリワイに戻ったところで、過去以上の安定収入を得るには予審判事なんかいない方がいいらしいです。弁護士報酬があがるんだとか?(それって本当?)
サルはチョー単純に裁判の世界もアメリカニゼしたいだけなんだ、という話もあります。
b0070127_19371611.jpg

そいや、サルちゃんのママンも弁護士ちゃんですしね。ダシダちゃんもオンナひとり「この世の諸悪に対し常に正しい聖母」として生きていくためにはいずれ弁護士におなりあそばす可能性も高い。サルちゃんは今もいつも世々に至るまで自分の愛するヒトだけの栄華と繁栄のために働いているのであります。

ところで、このお仏蘭西において予審判事という職が消滅するかもしんないお話は日本國では取り上げられませんか。確かにこのニュウスはお仏蘭西でも国内政治というカテゴリーで検索できたりしますが。この週末、ド・ヴィルパンさまの諸発言については Villepin en guerre contre Sarkozy と、ド・ヴィルパンさまがサルコぢに対し宣戦布告したが如き扱いになり始めました。
日本國で取り上げられているのは、ラシダ・ダチ法相が出産後5日目にして職場復帰したことですかねぇ。ラシダ・ダチちゃんは現代お仏蘭西の移民&全婦女子のために父親がいない救世主♀をひとりで産んだ聖母ですから。5日目には聖書同様、聖母は動くのよ、はい。聖家族みたいにガザを通ってエジプトに行くわけぢゃないけど。危ないもんね、神聖賢愚帝サルがそんなことを聖母ラシダちゃんにさせるわけない。33歳まで21世紀お仏蘭西の救世主ゾラちゃまはお健やかでありますでしょう。あ、ゾラ Zohra って「星」という意味だそうで。
何から何まで、おぶらっくぅ でございますこと。
さーてさて予審判事職、お仏蘭西からマジに消えるでせうか?

le 10 janvier 2009, Guillaume
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by ma_cocotte | 2009-01-10 19:32 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(2)
Commented by Mark W.W. at 2009-01-12 00:05 x
>裁判の世界もアメリカニゼ
えーと、濫訴防止のための予審そのものは、日本でお馴染みのロス疑惑三浦被告の場合のように、アメリカでも裁判官が証拠集めをして本訴に入るかどうか判断します。(警察から直に裁判なんて、そんな無茶な。)
Commented by ma_cocotte at 2009-01-12 01:37
★ まるくす先生、ご指摘ありがとうございました。
予備審問の違いがWiki に挙げられていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%88%E5%82%99%E5%AF%A9%E5%95%8F
ココでのアメリカニゼは弁護士報酬面だと思われます。
言葉足らずでした。申し訳ありません。
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