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『命令』です。 Le Vatican ordonne à l'évêque négationniste de se rétracter
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いいですか、これ ↓ は命令です。
NOTA DELLA SEGRETERIA DI STATO , 04.02.2009

リシャアル・ウヰリアムソン Richard Williamson 師は公で これまでの歴史否定発言 についてはっきり撤回せねばなりません。

以上、ローマ教皇ベネディクトXVI 世聖下からの命令布告文です。

ウヰリアムソン君、



.....できるかな?




..........できるよね?




.............だって、オタクは教区抜きで教皇直結絶対従順なんでしょ?



なのに、FSSPX 創立者のルフェーヴル師は、
La gravissima pena della scomunica latae sententiae, in cui detti Vescovi erano incorsi il 30 giugno 1988, dichiarata poi formalmente il 1ー luglio dello stesso anno, era una conseguenza della loro ordinazione illegittima da parte di Mons. Marcel Lefebvre
ラ・グラヴィッシマ・ペーナ(重篤な罪)、すなわち una conseguenza della loro ordinazione illegittima 違法叙階(任命)をやらかしてしまったとわ。今回のヴァチカン側の文書 にそうはっきり文字にされてしまっては、もう教皇側がルフェーヴル師はじめ4司教の破門撤回したなんて話は通じませんぞい。ったく、同じ団体から出ているのに各主張がつながらンとです。FSSPXが「教皇に従順なのか」それとも「法を守らない」のどちらなのか証明するためにも、
ウヰリアムソンさーん、公で前言撤回 ですよー。
教皇命令ですから、はい。

le 5 février 2009, Agathe

フランスでは2月4日夕刻のニュウスからこの2009年2月4日付でヴァチカンから出された公式声明文についての報道 が流れ始めました。
どうも教皇B16さまですが、祖国独逸のアンヂェラ・メルケル Angela Merkel 女史から教皇さまの態度が曖昧にしか見えないので誰の目にもはっきりするように、と厳しく意見されたことでこのような公式声明文を出す決意をされたそうです。メルケル女史は教皇さまに「この問題は独逸国内のユダヤ社会、カトリック社会、プロテスタント社会だけに関わるのではなく、教皇はご自分とヴァチカンがどこの立場にあるのか明確になさいっっ!」とおっしゃったそうですよ。凄いなあ、牧師先生の娘は。これではヴァチカンの上に神聖ローマ帝國だにゃ。
ハプスブルグ、万歳。....いや、違う。
各全国紙HP版の読者コメント欄には既にメルケル女史への感謝が書き込まれています。


【追記】2009年2月4日付布告文の英訳は以下のとおりです。
重要キーワードを赤字にしてみました。
In the wake of the reactions elicited by the recent decree from the Congregation for Bishops, with which the excommunication of four prelates of the Fraternity of St. Pius X were lifted, and in relation to negationist or reductionist declarations on the Shoah from Bishop Williamson of that same fraternity, it is considered opportune to clarify certain aspects of the issue.

1. Remission of the excommunication.

As has already been published previously, the decree of the Congregation for Bishops, dated Jan. 21, 2009, was an act by which the Holy Father graciously took in the reiterated petitions from the superior-general of the Fraternity of St. Pius X.

His Holiness wished to remove an impediment that adversely affected the opening of a door to dialogue. Now he expects that the same willingness be expressed by the four bishops, in total adhesion to the doctrine and discipline of the Church.

The most grave penalty of excommunication latae sententiae [automatic excommunication], which these bishops incurred June 30, 1988, afterward declared formally on July 1 of the same year, was a consequence of their illegitimate ordination by Archbishop Marcel Lefebvre.

The lifting of the excommunication has freed the four bishops from a most grave canonical penalty, but it has not changed in any way the juridical situation of the Fraternity of St. Pius X, which for the moment does not enjoy any canonical recognition in the Catholic Church. Neither do the four bishops, though liberated from the excommunication, have a canonical function in the Church and they do not licitly exercise a ministry in it.

2. Tradition, doctrine and the Second Vatican Council.

For a future recognition of the Fraternity of St. Pius X, the full recognition of the Second Vatican Council and the magisterium of Popes John XXIII, Paul VI, John Paul I, John Paul II and Benedict XVI himself is an indispensable condition.

As has already been affirmed in the decree of Jan. 21, 2009, the Holy See will not cease, in the ways in which it judges opportune, to go deeper with the interested parties in the questions that remain open, in such a way that a full and satisfactory solution to the problems that have given rise to this painful fracture can be reached.

3. Declaration on the Shoah.

The viewpoints of Bishop Williamson on the Shoah are absolutely unacceptable and firmly rejected by the Holy Father, as he himself noted last Jan. 28, when, referring to that savage genocide, he reaffirmed his full and indisputable solidarity with our brother recipients of the First Covenant, and affirmed that the memory of that terrible genocide should induce "humanity to reflect on the unpredictable power of evil when it conquers the human heart," adding that the Shoah remains "for everyone a warning against forgetting, against negating or reductionism, because violence committed against even one human being is violence against all."

Bishop Williamson, to be admitted to episcopal functions in the Church, must also distance himself in an absolutely unmistakable and public way from his position on the Shoah, which was unknown to the Holy Father in the moment of the lifting of the excommunication.

The Holy Father asks accompaniment in prayer from all the faithful, that the Lord may enlighten the path of the Church. May there be an increase in the determination of the pastors and all the faithful in support of the delicate and heavy mission of the Successor of the Apostle Peter as "guardian of the unity" of the Church.

From the Vatican, February 4, 2009


...ということで、ウヰリアムソン君、教皇命令ですから。


それにしても、本当にB16はルフェーヴル派(FSSPX)と欧州内の諸極右団体との関係についてご存知なかったのでしょうか?おかしいよねー。イタリア国内でも昨年10月にネオムッソリーニとの共同宗教行事を野外で行っているのですよ?フランス国内ぢゃルフェーヴル派と極右政党FN党員との蜜関係について教会に通っていない共和国民だって知ってるし、ヴァチカン本店のエクレジアデイ委員会に少なくともフランス人司教2名が委員としての席を持っているのに彼らがその点について御前会議で微塵も触れなかったとは思えないぞ(というのも、そのうちのひとりはFSSPXに現在も大糾弾されている司教だから)。ヲッチャー思うに、どうも話の辻褄が合いません。
ここ数日、FSSPX 側が「教会内に敵がいる」と方々で言っていること自体、抜本的にカトリックぢゃなかったりするので、こりゃ、FSSPXの認可は現状ではまずないでしょー。更に「カスティヨン・オジョス枢機卿に頼まれたことでフェレ総長が嫌々嘆願書を教皇宛に書いたにすぎない」というのはヴァチカン側の「2006年のモツでは不足なので私たちの破門を解除してくれ」とフェレ師から数度に渡って頼まれての実行」という話とズレていたりします。オジョス枢機卿の策略みたいな話になり始めているのは・・・ねぇ・・・。

こりゃ、やっぱりヴァチカン式 高等戦術 ですかねい?
...へ?公会議召集だったりなんかすて??


【参考討論】
以下、国営放送France 3 で2月4日23時半頃から放映された「ヴァチカン破門撤回騒動について」のナマ討論の様子であります。
Débat sur la polémique au sein de l’Eglise
http://ce-soir-ou-jamais.france3.fr/index-fr.php?page=emission&date=2009-02-04

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by ma_cocotte | 2009-02-05 05:23 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(5)
Commented by at 2009-02-06 09:23 x
おお、nota は固有URLをもっておりましたか。そりゃそうだよな。
自ブログでは声明と訳したのですが、布告のほうが適切ですね。ちゃっかりいただいていきます。

なかば茶化しつつ第一報をとりあげた手前、自ブログでもこれについてすでにエントリを書いております。より詳しい情報のあるこちらに、事後ですがTBをお送り申し上げます。うまくいくかしら。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-06 16:32
★ 鰤さま、こんにちは。
貴ブログにコメントを残そうとしましたが、はてなIDでも書くことができませんでした。
そんなわけでこちらにコメントしますけれど、あのCNN記事のベルトーネ
国務長官発言「ウィリアムソン司教が発言を撤回しない場合、聖職者としての
職務を禁止されるだろうとの見解を示した。」ですが、記事そのものが
間違っています。今回の件、破門解除のみで4司教およびFSSPX会員
すべてに聖職禁止が初めから明言されています。そもそもFSSPXに
認可はまだ下りていません。この点、こちらでは明白ですから、先週
日曜日にピヲ会が礼拝を行ったことで激怒している人々がいます。
これは信仰とは何ら関係なく、教皇のうちに戻った人々が教皇命令を
無視していることがロジックでないから、です。

以下、続きます。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-06 16:42
★ この声明が発表されたのが2月4日午後だったので、OR 紙には翌日掲載
になりましたが、Web上では4日午後の主力全国紙、テレビ・ラジオ報道で
流れていました。
鰤さんがキリスト教関係に興味があるのでしたら、http://www.zenit.org/ の
メルマガ登録されたらいかがでしょう?ほぼ日刊で届きます。(ただし、
私本人はあまりZenit は好きではない)
私がカトワールド情報で愛読しているのはカトヲッチャーによる
Wispers in the Loggia  http://whispersintheloggia.blogspot.com/

です。ローマ在住のAnglophone の司祭のブログ
http://wdtprs.com/blog/
もFSSPX関連について事細かにエントリーを掲載しています。聖側の
動向がわかります。

鰤さんもしばらくRSS登録して様子を眺められたらいかがでしょ?
それにしてもCNN・・・時制が間違っての訳なのか。噂では破門解除を
破門撤回と流したCNN日本語版、翻訳スタッフの質に疑問かも。
まあ、撤回を用いた方が三文ネタ、スキャンダラスっぽくて読者が飛びつくか・・・。
Commented by at 2009-02-06 23:04 x
ご指摘ありがとうございます。
第3項にばかり関心がいっていたので、引用したCNNの前半は意識してませんが、そうですね。ていうか布告のなかでいわれていることと(第1項でSSPXが無認可団体であることは確認されているし、第3項の(英訳から引用しますが)"to be admitted to episcopal functions in the Church"って逆に現在はそうではないということ、司教としての職分を果たすことがいまは認められていないということをいっていると私も理解しましたが、翻訳者はそうは取っていないみたいですね。たんなる強調と解したかな。

注記しておきます。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-07 00:34
★ 鰤さま、よろしくお願いいたします。
2月4日の布告文章の中で、ヴァチカン側がFSSPX会員の現状をひとつ
ひとつ
改めてわかりやすく書かれたことは(信者でなくても)注目したい点ですね。
5司教(うち、ルフェーヴル大司教は帰天)の破門解除された「のみ」
です。どうもこの破門解除が、=FSSPX活動自由化という噂が先行
しているらしいです。これは2006年にPie Vミサの自由化について
世俗が集うミサでの自由化という実しやかな噂が流れた時と同じ現象
です。この2月4日の文は「××にもわかる説明」のような気がします。
英語訳(上の訳はZenit 英語版に掲載されたもの)も超わかりやすいですよね。
なんつうかカトリック教会そのものが世界なので、各自に役割があります。
破門解除されても肩書きだけで、司教なのに司教座がなく、教区民を
持たない司教ですし、修道会については無認可はもちろんですが、
教皇庁立か司教立かも現状ではどちらでもなく、しかも修道会の目的
(教育、労働、病院、宣教、観想、etc)が不明瞭なことでいろいろ
わかってくることがあるかと思います。
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