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それが桜の花ならば期間限定は正しくもある。
先日見つけた洗剤。
日本 Japon という文字だけに惹かれて買ってしまいました。
b0070127_21134246.jpg
Fleur de Cerisier du Japon  日本の櫻の花


春先の期間限定 édition limitée で「日本の桜の花の香り」の洗剤を出すとは。
ラベルを見ると梅やら木瓜の花に見えなくもありませんが、下方の蕾は確かに桜だな。

先ほどこの洗剤で床掃除をしましたが、香りは・・・・?¢( ・_・) ハテ? どこが日本?

あの懐かしい梅味のチューインガム(← という文字表現をあえて選びたい)の香り、はたまたシセイドーのドリュックスよりカネボウっぽい残り香を思い起こすとでも申しましょうか。
ああ、そうだ
昭 和 っぽい。
お化粧している母を背後から眺め、母を送ってひとりでお留守番している時に、こっそり母の三面鏡のひきだしを引っ張った途端、鼻に入ってきた独特なお粉と口紅の脂臭さが混じったあの匂いに近いかもしれません。

さーくら、さあくら・・・・桜と言えヴぁ、桜餅ぃ、長命寺ぃ、宝来屋ぁ、榮太郎、ううううん。この洗剤の香りをいくら深く吸い込んでも、桜餅の葉っぱや縁起物の桜茶の香りとは結びつきませんでした。

そもそも桜の花の香りを私は丁寧に嗅いだことがありません。あの桜餅の香りは桜の香り?
学校には桜並木があったのに、飯田橋から赤坂離宮まで桜を愛でつつ何度も歩いたのに、桜の開花と聞けば青山墓地の坂をぶっ飛ばしたのに、毎日のように朝な夕な靖國の下段も抜けたのに、日本酒とゴミの臭いで消されていたのかあっっ!? そゆこと(` ´)b
あの頃の私には桜の季節が当たり前すぎて、日本固有の美しい四季を味わうことを軽んじていました。今になって愚かな自分に気付かされる我が境遇、でお・ぐらしあす。

昭和の香り、母の香り、「香り」で思い出しましたが、舶来とは言えゲラン Guerlain 社のミツコ Mitsouko の香りは日本國を思い浮かべられませんか。香りの余韻に粉おしろいのような香り、香をためた和紙のような残り香を私は感じます。和装にも合います。

あと一週間ほどで母が一人旅に出て一年になりますが、母は Chanel N°19 を愛用していました。Chanel N°5 より若さを感じる香りだと思います。Mitsouko, Chanel N°5, Chanel N°19 などなど、私にとっては「大人の女性の香り」でもあります。ああ、小学校の授業参観の日になると校舎内にこれらの香水と洋モクの煙の匂いが混ざった臭いが蔓延していたっけ。クラクラクラ~。「くっせー!」という男子の甲高い声。廊下で雑談する親たちのざわめき。懐かしい、懐かしい。「帰りにどこに寄るのかしら?グラタンとチョコレエトパフェにしよう!」とそればかり考えていました、授業前から。
今の私はいい加減年なのに、母がChanel N°19 を愛用し始めた年より上なのに、まだこの「大人の女性の香り」をまとうには何もかも追いついていません。この分だと追いつけないまま、シャワーソープの安っぽいニオイだけを携えて私も一人旅に出ることになりそうです。
だーめだ、こりゃあ。

le 16 février 2009, Julienne
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by ma_cocotte | 2009-02-16 21:24 | 『いいね。』 Chouette! | Comments(16)
Commented by rice_shower at 2009-02-19 01:58 x
写真を拝見して、(クライフ、ベルカンプの)“Ajax”がオランダの地名ではなかったと知りましたよ。

さて、香りは密やかな思い出を唐突に蘇らせます。
街ですれ違った女性の香りが、昔のオネエチャンの肉感を呼び起こしモッコリしてしまう、なんてことも有ったりして.....。 
あ、貴女の大事な思い出を汚してしまったようでスマン。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-19 03:32
★ rice_showerさま、このAjaxですがコルゲート社から出ているので
オランダにつながる名称と言うのは考えられますね。

で、香りの連想ですが、性違えどわかります(爆笑。
香水だけでなく食べ物の臭いで突然過去の場面を思い出したり。

・・・・って、NHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」を思い出しました。
西日の実験室でラヴェンダーの香りをかいでバッターン・・・あれ?
Commented by anbai at 2009-02-19 13:22 x
和風香水と言えば、資生堂のむらさき…と思いだします。
そして以前プレゼントで貰ったのですが、久邇でございます。

それにしても、その洗剤気になります。梅のにおいというと、
ロッテの小梅ちゃんなるキャンディを思い出すんですが……
ああ、ロッテのチューインガムで昔…ああ、思い出しました。

今、あるんだろうか?
Commented by ma_cocotte at 2009-02-19 16:02
★ anbai さま、
うぉおおお、「むらさき」!
瞬時に鼻に蘇りました、あの香り!

小梅ちゃんキャンディ、中に梅肉のようなものが入っていませんでしたっけ?
梅ガムは母が好きで、いつもバッグに忍ばせていました。ですから、
昨年、片付けをしている時も複数のバッグのポケットから梅ガムが
出てきました。
あのパッケージ、なかなかでしたね。
最近は梅のど飴の方が知られているのかしら?
Commented by anbai at 2009-02-19 20:34 x
思えば、小学生の時はサクマのいちごみるく&れもんこりっと、そしてロッテの小梅ちゃんだったのでした。
ミルキーは「歯にくっつくから」と買ってもらえなかったのを思い出します。

> 小梅ちゃんキャンディ、中に梅肉のようなものが

はい、その通り!
今もあの林静一さんの絵のパッケージです。あれは最強だと思います。あと、梅ガムはまだあるみたいですが、パッケージが変わったか?

なんて懐かしい話を…。
Commented by きなこもち at 2009-02-20 09:27 x
「小梅ちゃんキャンディ」・・私にとっても懐かしいアイテムです。
初めて口にいれた途端しょっぱさに不意をつかれ(確か表面に塩がまぶされていた)なにかしら郷愁をさそわれるお味でした。へぇ~今もあるとは知りませんでした。
また小坊当時生意気にも「梅仁丹」を携帯しておりました。(仲間ウチで何故かこれが流行っていました)
しかしパッケージが桜で香りが梅の洗剤、面白いですね。
Commented by やよい at 2009-02-20 16:23 x
以前コメントさせていただいた時も、洗剤? 石けんでしたっけ。

桜に香りは???ですよね。
梅は確かに よる気温が高いと馥郁と香りますよね。
食べたくなりました。虎やの「夜の梅」

限定という文字に弱い私は、 日本で売っていたら
買いそう。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-20 20:39
★ anbai さま、うわぁああ、懐かしい。
レモンコリットはレモンと練乳が混ざったような味でしたっけ?
いちごミルクにしても噛み砕いた時の独特なシャリシャリ感が好きでした。

ミルキーは!
何度、歯の詰め物が取れたか。
それでも、ペコちゃんポコちゃんの化粧缶が欲しくて、社会人になっても
繰り返し買い続けました。できれば店頭のペコちゃん人形が欲しいくらい。
ミルキーの千歳飴はミルキーより歯につきませんね。たぶん赤、白両方とも
同じ味だろうに、子供の頃はまじめにどちらの色が美味しいか味わって
いました。

この手の話題、楽しいですね。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-20 20:46
★ きなこもちさま、
梅仁丹・・・シブイ!けど、食べやすかったですね。
元祖仁丹はお薬臭いし、どこか大正っぽい香りというか。
通学時に電車やバス車内で仁丹を食べている人はすぐわかりました。
そういえば小梅ちゃんキャンディは口に入れた瞬間、しょっぱかったですね。
で、水飴の味の後に梅ジャム。ああ、懐かしい。

こちらで日本をイメージした香りを知るのは面白いです。
たいていパッケージには神社の鳥居のようなイラストが描かれていたりします。
数年前は各社一斉に緑茶の香りを出しましたが、今は桜の香りみたいです。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-20 20:49
★ やよいさま、
おお「夜の梅」
あれはなぜ「夜の梅」という名前なのでしょう。調べてみましたら、

「羊羹の切り口の小豆が、夜の闇にほの白く咲く梅を表すことから」

だそうです。ふむぅううう。京都の人の感性はオラにはわからん(笑。
確かに切り口にお砂糖が浮かぶほど激甘でありますね。
Commented by anbai at 2009-02-20 21:21 x
この話題、もしチャットだったら大変なことになってそうですね…

 昨夜、いちごみるくのPC壁紙と携帯待受画像がサクマ製菓のサイトにありますことを書き忘れておりましたが、妹にサクマ製菓のサイトを教えたのです。
 本当に何でこういう話は盛り上がるんでしょうか?味覚糖の回し者ではございませんが、バターボールと純露の話に花が咲いてしまいました。両方とも、まだ店先にあるんだそうです。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-20 21:59
★ anbai さま
「まーるくって、ちーさくって、三角だあっ!」の歌が脳内運動会中です。
昭和のお菓子で盛り上がれるというのは、それなりの年齢なんですよね、
わたくしたち。お茶をずびぃいいいい。

東鳩ココナッツサブレとか森永のビスケット(ムーン)とか各製菓会社の
元祖板チョコとかね。不二家のルックチョコなんてのもありました。
止まらない!
昨晩、これ ↓ を見たばかり(爆笑。
http://www.youtube.com/watch?v=0axPaoiAY_c&feature=channel
Commented by at 2009-02-21 08:33 x
>東鳩ココナッツサブレとか森永のビスケット(ムーン)とか各製菓会社の
元祖板チョコ

いまでもありますよ!さすがに昭和の頃とは企業名が変わったりパッケージかわって少量包装になったりしていますが。森永のムーンライトはあの頃の日本のお菓子としてはバターをたっぷり使った感じが、なんだか大人の味という気がしたものです。東鳩ではレーズンケーキもおいしいとおもいますけど、いかがでしょう。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-21 16:45
★ 鰤さま、
そういえばエンゼルパイもありますね。あの真ん中のマシュマロの硬さが
妙でした。
レーズンケーキはパリッと割れるもののあの微妙なしっとり感が不思議でした。
森永の元祖ビスケットシリーズ、むしょうに食べたくなることがありました。
チョコはバッカス、ラミー。箱が奇麗で好きでした。(チョコは明治の
デラックス<黄色と金色のパッケージ>が私の一番です)。
Commented by きなこもち at 2009-02-22 09:20 x
次々と懐かしいお菓子の名前を目の当たりにして、小中坊当時の記憶が思い起こされています。
>東鳩ではレーズンケーキもおいしい・・・

これは東鳩の「オールレーズン」のことでしょうか?生地は甘くなくてふんだんに入ったレーズンの甘味がたまらない逸品ですね。今も時々買うお気に入りです。
お菓子ではありませんが、ヴィックスのコフドロップだけは学校に持っていってもお咎め無しだったので、クラスメート間でしょっちゅう交換して食べていたのをついでに思い出しました。(ちなみにオレンジ、レモン、チェリー味が人気でした)
Commented by ma_cocotte at 2009-02-22 21:02
★ きなこもちさま、
私の母校も浅田飴とヴィックスはたいちょぷでした。
私はチェリーとレモンが好きでした。

東鳩オールレーズン!CMに流れていた歌を今も唄えます。
あの生地が独特だったと思いませんか。私は焦げにこだわって選んで
いました。私は干しぶどうや干した果物が大、大、大好きですが、これらを苦手と
する人は人生において惜しいと思います(例:ココんちの仏人♂、笑!
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