<< いずれ誰もが塵になる。 お好きなように、どちらでも..... >>
ウヰリアムソン君は北北東に進路を取った。
おはようございます。
昨晩、国営放送France 3 の夜のニュウス Le soir 3 で、「出て来い!ウヰリアムソン君」が大英帝國航空機に乗ってブエノスアイレスからロンドンに向かったことが報告されました。
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Mgr Williamson interrogé par la télévion argentine TN, avant de prendre l'avion pour Londres, le 24 février. © TODO NOTICIAS NETWORK CHANNEL HO / EPA


ウヰリアムソン師は大英帝國びとですので祖国に戻ることも、この日は仏蘭西語だとMardi Gras マルディグラ、=脂の火曜日と呼ばれる日で翌日から始まる四旬節(復活祭前でカトリックは節制に努める)の前日に出国することにしたことも多くの方の想定内だったと思われます。どうやらウヰリアムソン君は母国で節制月を過ごされることになりましょうか。
ウヰリアムソン師ですが、写真からも威圧感が伝わって来るような気がしないでもありませんが、昨晩のニュウス(Edition du Mardi 24 Février 2009)で流れた動くウヰリアムソン君は何を思ってか、突然、下方からグーに握った手をグイィイイインと腕に乗せて持ち上げる仕草をなさいまして、テレビ画面前のココんちの♂♀が思わず、
ひぃいいいいいいっっ
その後、天使が通った(=突然訪れる束の間の沈黙)後、ローマンカラーを隠すとこんな仕草ができるのか?いや、あのベースボールキャップをかぶったからこんなガッツポーズの応用みたいな動作をなさったのでわないきゃ?など妄想を語り合いましたけれど、破門解除された司教職の方が他人様に怒ったところでこのような感情表現はよろしくありませんね。世間を知らない無垢な羊はそんなことを目にしたら、「エラい人が権威を力で表現している」と勘違いしますから。

この場を借りて、ちょっと余談。
今回、アルゼンチン政府がウヰリアムソン師に国外退去命令を出したのはここ一ヶ月騒がれているガス室の存在を否定する発言だけでなく、ウヰリアムソン師が2003年にアルゼンチンに入国して以降、一切の公的手続きを無視しての不法滞在だったことで国外退去命令を出したと移民担当省側からは発表されています。アルゼンチン政府には宗教省も存在しますので、いずれにせよ、政府内会議での総意が「国外退去」だったのです。アルゼンチンも南米の一国ですから、おそらく宣教師ビザも段取りを踏めば取得できたでしょうに。なぜウヰリアムソン師も、FSSPX も不法滞在を選ばれたのでしょう。教会という組織内でも、市井においても順法意識に欠けるならナンピトにも同じ判断が世間から下される。それがきょうび21世紀、民主共和の政教分離の形の表れぢゃないでしょうか。

きょうはこれから、ロンドンに到着したウヰリアムソン君がテレビ画面で紹介される確率が高そうです。

以上、ご報告まで。

【追記】 国営放送France 2 の13時からのニュウスでウヰリアムソンさまが無事ロンドンに到着あそばされましたことが報告されました。  http://jt.france2.fr/13h/

le 25 février 2009, Cendres  きょうは塵に戻りましょう。


【参考資料】
* Le Figaro : L'évêque Williamson quitte l'Argentine
* Libération : L'évêque négationniste Williamson quitte l'Argentine
* Le Point : Sommé de partir, Mr Williamson a quitté l'Argentine par avion


【速 報】 今、仏蘭西時間で26日20時過ぎですが、ニュウスで繰り返しウヰリアムソン師がローマ宛に謝罪文をロンドンから送ったと流れています。けんども、謝罪のみで自持論であるガス室の存在の否定の撤回についてまったく触れない内容だとのことです。
En bref, il regrette "la douleur" engendrée par ses propos... mais pas leur teneur même.Reste à savoir comment réagira l'église.
France 2 : L'évêque Williamson "demande pardon"
AFP : L'évêque négationniste Williamson "demande pardon"
ZENIT : Mgr Williamson demande pardon à l’Eglise et aux victimes de l’holocauste
La Croix : Mgr Williamson demande pardon pour ses déclarations négationnistes
TF1 : Vatican - L'évêque négationniste "demande pardon"


以下、黒山羊さんから白い教皇さまに送られた手紙です。Zenit に掲載されたもの。
Bishop Richard Williamson Apology
"I Regret Having Made Such Remarks"
LONDON, FEB. 26, 2009 (Zenit.org).- Here is a declaration released today from Lefebvrite Bishop Richard Williamson, regarding his comments on the Holocaust in an interview aired in January by Swiss television.
* * *

The Holy Father and my Superior, Bishop Bernard Fellay, have requested that I reconsider the remarks I made on Swedish television four months ago, because their consequences have been so heavy.
Observing these consequences I can truthfully say that I regret having made such remarks, and that if I had known beforehand the full harm and hurt to which they would give rise, especially to the Church, but also to survivors and relatives of victims of injustice under the Third Reich, I would not have made them.

On Swedish television I gave only the opinion (..."I believe"..."I believe"...) of a non-historian, an opinion formed 20 years ago on the basis of evidence then available, and rarely expressed in public since.

However, the events of recent weeks and the advice of senior members of the Society of St. Pius X have persuaded me of my responsibility for much distress caused. To all souls that took honest scandal from what I said, before God I apologize.

As the Holy Father has said, every act of injust violence against one man hurts all mankind.

+Richard Williamson,
London, 26 February, 2009
ところぐゎっっ、

27日金曜日、日没前(←ココ、さりげに重要) ヴァチカン側は

ウヰリアムソン師からのこの謝罪文では不十分であると発表っっ!

ざますよ。    きびしーっっ!
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by ma_cocotte | 2009-02-25 16:29 | 破門→波紋→和解→破壊 | Comments(8)
Commented by tama at 2009-02-25 23:15 x
別件です。今はいつたニュウース。井上師は不起訴になまりました。「かるくさわつただけで、証拠不十分」とのことです。このあと、やれやれ・・ですむんでしょうか・心配にもなりますね。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-25 23:39
★ tama さま、そうですか。
チュウやら抱きついたのではなくて「軽く触っただけ」だったんですね。
だとするなら、なぜチュウや抱きついたという話が広まり、新聞記事に
までなったのでしょう。なんだか狐につままれたような話ですね。
Commented at 2009-02-26 23:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-27 01:14
★ 鍵23H46@26022009さま

そうですね。
I 神父さまの件はちらほら耳に入っておりましたが、どっからどう見て
よいものか難しかったです。比較すべきことではないけれど、重さも
計れないけれど、この手の話はしばしば耳にすることであり、当事者の
思いや償いもそれぞれで、善悪判断も正誤判断もできません。
ネット散歩していてそれができる素人さんがいるから凄いと思った。
以下、仏国内の1962ミサ実施教会一覧です。
http://www.amdg.asso.fr/lieux_messes_spv.htm
中には観想修道会も含まれていました。
今やマルセイユやエクスでも簡単にあずかれるようになっており驚いたけ
れど、各教区長の判断と認可の動きに感謝ですよね。
上の一覧、認可が出るたびに更新されているようなのでぜひご利用ください。

お祈りの件は日本語環境ならではの問題だと憂えています。
ただ、私が子供の頃は In the name, of the father, and of the
Son, and of the Holy Ghost だったけれど、近年はThe Holy Spirit
で唱えるらしいですね。まあ、Spirit の方が正しいんだけれど、なぜ
あの頃は Ghost だったんだろう?それもまた不思議(笑。
Commented at 2009-02-27 08:26 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by at 2009-02-27 10:59 x
ドイツ語では im Namen des Vaters und des Sohnes und des Heiligen Geistes, Geist は精神とも訳しますが、霊ですね。綴りをごろうじあれ、Ghost とお近うございましょ。ノルマン・フランス人が来る前からの古い英語の名残が昔の文にはあったのですね。Spirit はラテン語からフランス語経由の言葉ですから、イギリスの方にはなんとなくよそよそしい響きがあるのかもしれません。
Commented by ma_cocotte at 2009-02-27 15:01
★ 鍵08H26@270209 さま、
エイメリカは元々新教中心国なので(カトリックを州教にしたら移民が
集まらなくて州長夫妻がアングリカンに改宗した州まである(爆笑)、
現在もカトリック色が保守かつクラシック(パウロ6世時代あたりの
雰囲気を醸し出している?)だそうです。
いずれエントリーしようと考えているンですが、第二ヴァチカン以降の
共同体スキャンダルがフランス国内でかなり前から静かに流れています。
既にヴァチカンからの改善命令やら査察が入ってもいるらしいですが。
いろいろあるものです。

中学生会はいつの時代も大変ですよ。ミサそのものも彼らなりの要領で
み言葉の祭儀後に聖堂に入り、聖体をもらってそのまま出るなーんて
繰り返していました。ブラザーやら神父さまが叱って、ペナルティ付きで
ちょっと改善したかのようには見えたけれど・・・。
男の子だったらサレジアンの野尻湖合宿、いかがですか?
Commented by ma_cocotte at 2009-02-27 15:04
★ 鰤さま、なるほど。
もしかしたら米語ではなく英語の祈祷文だった可能性もあります。
なにせ私は君が代より先に英國国歌を習ったので、もしかしたらあの
英語の先生は英語だったのかも。
カトリックの祈祷文ではThy thou thee が今も残っていて、これは
学生になってからのセイクスピアで役立ちました。私ってて良かった~。
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