<< 少し距離を置いて客観的になって... 聖下は閣下の謝罪の中身を具体的... >>
...忘れるところだった。
おひなさん。
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ガラス戸棚の隅にほっぽらかしたままなのに、お人形さんのお腰あたりのリリアンがほつれ始めている。
そんなものなのかな。
実家に置いたままのお雛様はどうなってしまっているのだろう。
もう何年も陽の目を見ないのに毛氈は色褪せ、箱の中のお人形さんたちの召し物には虫が付いてしまっただろうか。
私の我侭でかわいそうなこと、気の毒なことをしてしまった。
木組みの壇飾りだったので飾るのも片付けるのも面倒で何年も出さなかったら、或る年になって晩婚の私を気にした母が突然飾ったことがあったっけ。昨年の今頃、母の葬儀をお願いした葬儀屋さんと何度か話す機会があったが、この頃は葬儀屋さんでお仏壇だけでなくお人形の供養を代理してくださることを知った。迷信だろうけれど、一度は愛でたお人形を供養しつつ塵に返すのも日本びとらしい情けあってのことなのかもしれない。
子供の頃、暦の上で春であってもまだどこか寒さを感じるような日に母と二人でお雛様を出したことを思い出す。決まって母が私に話したことは母のお雛様が「こんな壇飾りなんか」ではなく御所造りのお雛様だったこと。その母のお雛様も、母のすぐ下の叔父のための鯉幟も御柱も武者人形も戦争で供出してしまったことだった。戦争のために供出ってお人形がどんな武器に変わったのでしょうか。人形にさえそんな運命があるんだね。虫に食われるのも、戦争に出されるのもどちらもかわいそう。ごめんなさい。

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明日がお雛様だと気が付いて、こうして写真を撮り、久しぶりにおうさのお内裏さんとお雛さんの真っ白いお顔をまじまじと眺めていたら、なぜか虎ノ門の豆大福やら谷中のこごめ大福やら、九段の宝来屋さんに、嗚呼、松島屋、
松 島 屋 ぁ
ときたもんだ。

えええと、可能なひいさん方、わたくしの分までほおばってくださいまし。
しかと頼みましたぞ。

....なんのこっちゃ。

le 3 mars 2009, Guénolé
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by ma_cocotte | 2009-03-03 04:48 | 『春』 Rien de spécial | Comments(12)
Commented by tama at 2009-03-03 10:21 x
私もうつかり忘れるところで、なんと2・27に慌ててお雛様を飾りました。小さな紙細工のものを3つ、各部屋におきました。そして、今日は3・3.夕方には仕舞うという慣わしながら、しばらく出しておこうとおもつています。娘時代は飾りつけに一日かかつたほど、御所風の見事なお雛様と、お道具。あのように面倒なお道具の出し入れは現代では無理ですね。昔は時間がそれだけ、ゆつくりと流れていたのだな~と改めて思いました。
2・28-3・2まで東京にいつていました。ま・ここつとさんが歩いておられたんだな・・とおもつたり。都内は老人にはあまりにも大変で、表示をみあげるのと、奈落の底に落ちてゆくような深いエスカレーターにはなかなか、馴染めません。
お雛様からおのぼりさんの話になりました。すみません。
ま・ここつとさんのウサギ雛可愛いですね。私は大福ではないんですけど、吉祥寺「小ざさ」の最中を友人に頂き食べてみました。すごくおいしかつたです。今夜は散らし寿司にしましょう。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-03 16:20
★ tama さま、まあ、江戸にいらしたのですね。
表示を見上げると奈落の底に落ちそうなエスカレータ・・・新お茶の水ですか?
東京駅の千葉と神奈川をつなぐ線に向かうエスカレータも相当の長さだった
記憶があります。
吉祥寺の「小ざさ」は現役なんですねぇ。確か小倉羊羹が知られていて
開店まもなく売り切れになりますね。まだあのあたりの商店街は昭和の
雰囲気を残しているのでしょうか?懐かしいです。
tamaさんのためのお雛さんも御所造りだったのですね。私の母は商家
生まれでしたが、御所造りは当時の流行だったのでしょうか。
確か高松宮家の喜久君さまは両方(壇飾り、御所飾り)を興しいれで
お持ちあそばしたと記憶しております。
ほんと振り返ると母とひな壇を準備した時の流れ、空気まで思い出します。
歴史の中で良い時代に生まれたことに感謝ですね。
戦争を経験した親から生まれたことも私のような浅薄者には必要なこと
でした。
Commented by siojake at 2009-03-03 21:26 x
さっきネットに入るまで「雛祭りの日」というのを忘れておりました… orz

実家では高校生位まで、毎年祖母が飾ってましたねぇ。
今もたぶん家にあると思いますが、どうなっているのやら。
学校の近所だった九段の宝来屋さんへ、お節句になると必ずその日に
まつわるお菓子を求めに行ったのも懐かしい思い出です。
校則は下校時寄り道厳禁だったけど、そういう時って先生方も大目に見て
くれちゃいました。(担任とお店で遭遇した事もあるワタクシ)

ウチも今夜は手に入るもので、「なんちゃってちらし寿司」しようかな。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-03 21:42
★ Commented by 高見 三明大司教:心のともしび at 2009-03-03 20:46
★ Commented by 高見 三明大司教:心のともしび at 2009-03-03 20:47

を心のともしび運動本部に許可を求めることなく無断転用を続ける
カトリック世俗信者さんへ。

行動に移す前にひとつ前のエントリーに戻ってご自分宛のコメントを
熟読してください。
Commented by ヴぇろにか at 2009-03-03 21:43 x
 鄙びた田舎の当地では、雛祭りは月遅れ、今でも4月のお祝いです。いつまでも飾ったままでおさめるのを先延ばしにすると、婚期が遅れると言われます。
 
 砕いて乾かした菱餅を鉄鍋で炒った、母の手作りの昔風の雛あられを思い出しました。

 もうずいぶん長いこと飾られずにしまわれているお雛様、ごめんなさいね。(こんな具合では遅れるどころの騒ぎではないのですが!)

 冷たい雨が夜半には雪になるかもしれません。湯たんぽもう一度ひっぱりだす、今年の雛祭りになりました。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-03 21:53
★ siojake さま、
・・・となると、おぬし、みずまんのプリンとゼリーの味をご存知だな?
(超ローカルねたですね)
宝来屋さんのういろうちまきと牡丹餅、おはぎ・・・季節限定のお菓子が
美味しかったこと。

前回の帰国時に四谷麹町から番町を抜けて麹町郵便局に行きましたよ。
ココなら海外送金に慣れているだろう、と予想した私が甘かった(爆笑。
教皇庁大使館の隣がEU事務所で、どこかのEU国の軍人さんが護衛して
いました。ベレー帽がかわいかったにゃ。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-03 21:59
★ ヴぇろにかさま、
仕舞い忘れが遅れると婚期も遅れる伝説は全国的なのでしょうか(笑。
我が人生を振り返ると当たっているので爆笑だったりします。
菱餅で作った雛あられ・・・美味しそう。
このお話で思い出したのがお正月に余ったお餅を乾かして、とんかちで
割り、油で揚げたあられ。これは父との思い出になりますでしょうか。
お年寄りが揚げるとさっくり美味しく、母が揚げるとたまに中が固いままの
あられがあったりもしました。お塩、おしょうゆ、どちらも好きです。

3月の雪。春が来る前の雪ですね。
私の母が生まれた昭和9年3月12日は雪が降っていたそうです。
Commented by anbai at 2009-03-03 23:22 x
お人形はすっかり忘れておりましたが、久々に花を生けました。
店先で見た桃の枝は元気が無かったので、桜を買ってちょいちょいと。
こういう作業は下手で、しかも自己満足ですが、心和みます。

実際に桜の花が咲くのはこちらではGWくらいになりましょうか。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-04 01:24
★ anbai さま、
いいですね、生け花。
私はここのところ庭作業ばかり。日ごと膨らむつぼみの開花を心待ちです。
寒い地方で冬を耐え抜いた桜の花は本当に美しいですね。
anbaiさんも良い春を迎える準備ができますように。
うちの庭にもさくらんぼの苗を植えたので、私はそれで我慢です。
昨年は母のことがあって、我が母校で9年ぶりに咲き始めの桜を眺める
ことができました。母からのプレゼントですね、きっと。

Commented by ma_cocotte at 2009-03-04 13:58
★ 天下一品 at 2009-03-04 11:20 さんえ。

貴方が私に学ぶよう命じたカトリック要理における良心とは以下のとおり

 >全ての人々に同じように良心の声があり、それを無視することはできず、
 >このような良心の声があるという事実は人間が人間以上の法に服している

更に、

 >良心とは人間の行いの善悪を判断し、善を命じ、悪を禁じ、善をほめ、
 >悪を戒める神よりの心の声である。
 >それゆえ、ヒトは誰もが良心に従って生活し、ヒトは良心に対して忠実に
 >生きることで神のみ旨を全うし「他の人々とよく交わることができる」


貴方は他人に要理学習を命じながら、ご自分がまったく良心さえ
何たるか向き合っていないではありませんか。
貴方がここで楽しんでいることはカトリックで教える良心と異なっていませんか?
もし良心に従って貴方が生活しているなら

  他 の 人 々 と よ く 交 わ る こ と が で き る

のですよ。貴方がいくつIPアドレスを持っているか存じませんが、
こういう快楽を四旬節になってもコソコソ続けている貴方。
お大事くださいね。
Commented by らぴ at 2009-03-04 19:10 x
ma_cocotteさまのおひなさま、かわいいですね。
昨日は我が子の初節句でした・・・なのに両親ともども風邪をひき、お祝いどころではなく・・・雛人形の前で写真を撮って終わってしまいました。
私の雛人形はある程度大きくなってからは飾ってもらえずに今まで来ています。何でも10年位前に母が祖母にそのことで怒られたとか。・・・結果、婚期遅れるどころでは済まず、異国まで飛び出しちゃいました。
おひなさまが終わると今度は桜餅、花見団子の季節ですね~
Commented by ma_cocotte at 2009-03-04 20:05
★ らぴさま、
かわいいでしょう?銀座の裏道で見つけました。
和装の端切れで作られているみたいで、買ったばかりの頃は
香がためられていたのでしばらく良い薫りを楽しめました。

初節句、おめでとうございます。
健やかに育ちますように。幸せになりますように。

・・・と、どうしてもお節句ではこう願うので、お節句の日を迎えると
母の思いなどを思い起こしては内省してしまったりしますね。
ま、内省も生きていく上で大切なこと。ぽじてぃヴ~。

お餅や和菓子が恋しくなりますね。道明寺やら桜餅、かしわ餅。(号泣
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