<< 妙にこだわる貴兄貴女に、 迷惑に慣れても、それは迷惑。 >>
ヂャウ・ハランバン夫妻は羅馬に詣で戻って参りました。
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6泊7日、うち自由時間は4時間のみでございました。
この間に撮った写真はデぢイチとおもちゃデバカメあわせ、ピンボケ含めて416枚。

天候は一日だけ突然のまとまった雨に遭いました。気温は低く、北部のトリノよりローマの方が寒いという、もしかしたら異常気象だったのでしょうか。

この旅、朝食後に宿舎の修道院を出て動き始めたら昼食時間を除き、夕食までただただ石畳の古い町並みを歩き、教会や修道院、神学院に寄っては祈り、聖域に住まう方々にお目にかかっては貴重なお話を伺うという繰り返しでした。
今回、はじめてのローマへの旅でヂャウ・ハランバン夫人が市内を歩きつつ萌えましたのが、車道を疾走する自転車通勤やら通学のローマンカラー諸兄でした。格好良すぎで眼福、眼福。あまりの速さで駆け抜けて行くので写真を一枚も撮れなかったことが残念でなりません。が、観光バスの車窓からこんな写真 ↓ を撮ることができました。
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ヴァチカンの西、ローマ下町のバス停で、バスを待つ人々です。
目撃するなり、耶蘇女学校時代の自分の黒白の制服をどこにしまったっけ?となぜか考え始めてしまいました。膝が隠れた裾丈のヂャンスカ、今思えば我ら女学生の邪心を包み隠すほど清楚な制服でした。そして、もし自分が今、このバス停でバスを待つとしたらどこで待ちましょう?この方々のど真ん中で口を開いたままガムを噛むなんてことはあっしにはできませんぜ。ローマ市内で否が応でも目に入る商業広告は大胆な表現のものが多く、このような聖職者や修道者が醸し出す雰囲気とのギャップが大きすぎます。それは現代ローマだからこそでありましょうが、どこかルルドの聖域外に漂う妙な空気に通ずるものがあるように思えました。

兎にも角にも、このような装束の方々を拝めるような日常、きょうび、お仏蘭西ではまずお目にかかれません。仏蘭西では聖職者も修道者も私服がまだマジョリティです。ただし、仏蘭西でも近年、若い神学生や聖職者がローマンカラーをはめる率が年々高まっているのも事実ですけれど。花の都お巴里で増殖中と漏れ聞いておる。
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絵葉書にない写真やらガイドブックにはないローマをこれから不定期にぼちぼちします。

le 29 mars 2009, Gwladys
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by ma_cocotte | 2009-03-29 00:28 | 『巡礼』 Rien de special | Comments(10)
Commented by tama at 2009-03-29 08:32 x
お帰りなさい。楽しい巡礼旅だつたことと存じます。これからの写真、文章とても楽しみにお待ち申し上げております。私たち夫婦がローマにいつたのは1998年でした。11年前はどこもかも工事中で、がつかりしたのを覚えています。その後3年たつて夫は脳こうそくで倒れましたので、二人旅は最後のものとなりました。だから、できればもう一度ゆきたいものですが、年をとりすぎました。写真を追いながら楽しませていただこうとおもつております。
シスターの白、クロの修道服、美しいですね!ま・ここつとさんと同様、ミツションで学んだ日々のメール方の美しさを思い出しております。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-29 14:09
★ tama さま、楽しい旅ではありましたが、想像を絶するハードな
スケジュールで、足は豆だらけ、腰痛と筋肉痛、疲労でヨレヨレに
なりました。
今回の旅の間も修復中の教会が多く、ヴァチカンのラファエロによる壁画の
一部や聖ルイ教会の有名な絵画を拝見することができませんでした。

上の写真ですが、交通標識の向こうにベールの色も黒の修道女が
いらっしゃり、他にもおふたりほど黒のベールの方が。この白のベールの
方々はノヴィス(修練女)のようです。あまりにクラシックな装いなので
観想修道女会かと想像してしまいましたが、もしそうだったらバスには
乗りませんよね(おそらく)。
Commented by ヴぇろにか at 2009-03-29 19:45 x
 おかえりなさい、ma cocotteさま。羅馬の道行、お疲れさまでした。
21世紀とは思えない写真にびっくりです。

 これからの「ぼちぼち」も楽しみにお待ちしておりまする。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-29 20:16
☆ ヴぇろにかさま、ただいま帰りました。
本当なら暖かさを感じる季節でしょうに、なぜか冬のような寒さの中での
巡礼になりました。ご一緒した永久助祭さんはずっと革の修道院サンダルで
通されており、ド根性に驚きました。

上の写真、ヴぃっくりでしょう?
スータン姿だけでも今の私には「お宝」ですのに、このシスターやノヴィス方の
装束にはお目目がきよっさん@@になってしまいました。一方で、最後の
写真のようにシスターの制服なのにデイパックという姿も「格好いい!」と
思いました。
Commented by Lucia at 2009-03-30 08:46 x
お久しぶりです。お帰りなさい!歩き過ぎで、まさに四旬節の苦行のようなご旅行だったようですが、416回もシャッターを切ったとのこと。それだけ魅力的な光景をご覧になったということでしょうね。

今度は一度ゆっくりご一緒しませんか?私は今週から約一カ月間は病院にお籠りし、「半サイボーグ」脚は4月8日に部品交換されるので、今年の秋頃には旅行もできるかも知れません。帰宅してから沢山の写真を拝見出来るのを楽しみにしています。

午前中ヴァティカン博物館を巡り、ちょっと遅めの昼食を地元の方や神父様が行かれるトラットリアで摂ってから聖ピエトロ大聖堂に行き、聖体降福式(今はそうは言わないのかしら?)とラテン語のごミサに与ってから宿に帰るといったゆっくりプランだと疲れませんね。やはりサン・ルイージ・デイ・フランチェージ聖堂のカラヴァッジョも是非ご覧いただきたいです。
Commented by ma_cocotte at 2009-03-30 16:23
★ Lucia さま、ただいま帰って参りました。Lucia さんから頂戴した
御著書やお知らせで十二分にローマを楽しむことができました。
サン・ルイージのカラヴァッジョですが、完全に幕に覆われており、何ら
拝むことができませんでした。ヴァチカンのラファエロ壁画のひとつも
同様でした(号泣。なにより教皇さまをお見上げもうしあげることができず。
水曜日の夜から執務される階の雨戸も開けられておりましたが(超ウルトラ号泣。
ローマに向かう直前、母校のシスターからメールがあり、ローマ巡礼に
おいては各教会で3つの射祷ができると教えていただきました。Luciaさんの
祈りもいち早く聞き届けられますように、ささやかですけれどお祈りして
参りました。どうぞ入院中も、手術の際もお心強く。
Commented by Lucia at 2009-03-31 07:42 x
ありがとうございます。入院や手術の日取りは病院と執刀医のご予定で決まったのですが、その日程が告げられた時には教会のカレンダーは私の頭の中に入っていませんでした。
以前の時(術後数週間の絶対安静)とは違って、今度の病院では、具合が良ければ数日後には身体を起こすこともできるそうです。でもご復活は、いくら焦ってもベッドの中です。
既に天に召された多くの方々や両親も見守っていてくださると信じています。ma_cocotteさんのお祈りもありがとうございます!!!
Commented by ma_cocotte at 2009-03-31 14:50
★ Lucia さま、お身体だけでなく、お心のうちにおいてもいろいろ
深く思われることが多いかと拝察しております。もしマイナス方向へ
思いが向かいそうになった時にはカルワリオを思い起こして乗り切られて
ください。目には見えずともシモンやヴェロニカの思いやりがLucia さん
に何らかの形で表れると確信しています。
Commented by Lucia at 2009-04-01 07:45 x
そうですね。昔の言葉だと「諸聖人の通功」に信頼して、すべてを神様に委ねましょう。
Commented by ma_cocotte at 2009-04-01 17:11
★ Lucia さま、
「通功」という表現があったのですね。存じませんでした。知る喜びに感謝。
私が耶蘇学校に通っていた頃はもっぱら「お取次ぎ」という言葉を聖母や
諸聖人に使い、それがどういう形で自分に戻ってくるのかまで触れること
がありませんでした。
でも、不安も痛みもイエズスさまを思えば耐え忍べますし、奉献に値する
のでは、と思います。復活祭に復活、その後のLucia さんの回復への
道も典礼暦になぞらえると希望で一杯です。
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