<< けふに始まる改革 横から仰ぎ見ると、 >>
せっかくの連休なのに、
先週土曜日からパリやボルドーに住むお子たちは2週間の復活祭休暇に入ったというのに、お天気の方は全国的にあまりよろしくなく、ココんちあたりも土曜日から雨。日曜日も雨。
b0070127_1685167.jpg

そして、きょう。国定祭日 Jour Férié である復活祭翌日の月曜日 lundi de Pâques もお天道様が顔を見せないまま、黒歌鳥の夜明けを告げる軽やかな声のみで朝を迎えてしまいました。外は重たい雲と、湿気を多分に含んだ空気が流れ、寒い。本当なら復活祭が天気に恵まれれば、人間も冬眠から目覚めたように庭に繰り出しバーベQをしたり、お子たちは庭のほうぼうに隠されたチョコ卵を探す遊びを楽しみ、その歓声やらどよめきがここちよく互いの家庭に漏れてくるものなのですが。今年は静かであります。が、これから大きく葉や花を開かせる草や木にとっては本格的な春を迎える前の恵みの雨になるのでしょうか。

ココんちあたりも日を追うごとに新たに春を告げる花に巡りあうことができます。
昨日の日曜日はこんな花を町外れで見つけました。
b0070127_16214678.jpg
ライラック(リラ) Lilac でしょうか?

ライラックを見るたびに思い出すのはかつて庭園巡りを目的に大英帝國に行った時のことです。キュー Kew だったか、シッシングハースト Sissinghurst だったか、あまりに美しい白のライラックが咲いていたので、枝を引き寄せて香りを嗅いで「ああ、良いにおい」と思わず私がつぶやいた直後、すぐ私の背後にいた大英帝國コモンウェル内に住むだろう女性が私と同じ動作をして「変なニオい」と失笑したことです。ライラックの香りは変な臭いでしょうか?匂いの内にあり、鼻をそむけるほどの臭いではないと思うのですが。まあ、食器を洗剤を使って洗ってもすすがない国の人間とは臭覚が違うンだな。

さて、ココんちあたりはライラックだけでなく、
b0070127_16354582.jpg
glycine の花も咲き始めました。
藤の木ですが、春先になって固い木皮を破り、新芽を吹き、妙な若草色の蕾を持つまでの様子は神秘そのものです。しだれる花だけに蕾の姿はどこか不気味な雰囲気を漂わせていたりもしますが、青空を背景に美しく咲き誇る花々を拝みたいものです。

天に向かうライラックと、しだれる藤の花それぞれの花の形は円錐形であったりしますが、なぜかあてくし、そんな花々を見ていたら日本の家紋を思い起こしました。実家の家紋は「丸無しのタカノハぶっちがい」と念仏のように意味もわからず、問い返すこともなく子供の頃に習いましたが、正式には「違い鷹の羽」と実にシンプルな呼称のようで、娘に「丸無しの鷹の羽ぶっちがい」と教えた母の表現に今になって大笑いです。

le 13 avril 2009, Ida
[PR]
by ma_cocotte | 2009-04-13 16:45 | 『春』 Rien de special | Comments(2)
Commented by 伊望 at 2009-04-14 23:12 x
御復活おめでとうございます。

ご無沙汰しております。
2週間の復活祭休暇!羨ましい。
ああ、修道院で静寂の時を持ち自分を見つめなおすことが出来たら・・・
Commented by ma_cocotte at 2009-04-15 03:39
★ 伊望さま、おひさしぶりです。お元気ですか?
ブログの更新、楽しみに待っています。
そちらは今度の日曜日が復活大祭ですね。
良い準備ができますように。
アメリカでの毎日を思い返すと、日本では時間さえ思うようにならないことが
あるかもしれませんね。私も帰国するたびに追いつけないことばかりです。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< けふに始まる改革 横から仰ぎ見ると、 >>