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がんばろう、勇気を持って。Le pape salue le "courage" des chrétiens du Moyen-Orient
2009年5月11日月曜日、夜が明けた。
テレビに火ぃを入れ、ニュウス。
トップニュウスはブノワ・セーズ Benoît XVI 、そう、教皇さまの聖地巡礼についてであります。共和国内が平和だから、トップニュウスは教皇さま。しかも、きょう午前にヨルダンからイスラエルに移動されるにあたり、この3日間のおさらいが丁寧に流されたことも、教皇さまが外交においても、エキュメニカル運動においても成功が マスゴミさまにも認められた からこそでござぁます。平和な週日の始まりに感謝。
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ココが、ネボぉ山ぁ 070.gif060.gif  AP Photo/Pier Paolo Cito@La Croix


ただ、この瞬間までの過去が平穏だったことに感謝しても、この瞬間から先の未来については祈りが必要だから、普通のニュウスでもこれから教皇さまが向かわれるイスラエルから生中継を流し、テルアビブやエルサレム市内における交通規制と少なくとも27,000人の私服警官が市井にいることを繰り返しています。これを見聞した瞬間に電話で地中海向こうの家族や親戚に電話するユダヤ人はフランス国内にゴマンとおりますからね。マスコミ側が作りたいストーリーのために事実が曲げられることもあるから私たちは気をつけましょう、という言葉を3月24日夜、ローマでお目にかかったヴァチカンで働く神父さまからいただいた言葉ではありますが、こんなことでウヰリアムソン師をどこに位置づけるのか、神と教皇の間にウヰリアムソン師がいらっしゃるのか、それとも羊の群れのうちの一匹が 羊飼いの求め にも未だ無回答のままだからなのか。

先週水曜日、2009年5月6日午前の一般謁見において、教皇さまが聖地に住まう人々に英語で語り掛けられました。訳文は カトリック中央協議会公式HP から拝借いたしました。以下の文を生々しく実感されたい皆さま方にはこちらをクリック → Audience Générale Diffusé le 06/05/2009 、5月6日の一般謁見の様子でございますよ。゚+。:.゚ヽ(=´▽`=)ノ゚.:。+゚
ご存知のとおり、わたしは明後日、聖地に向けて出発します。それゆえ、今、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの人々に特別なメッセージを申し上げます。(以上イタリア語、以下英語)
  親愛なる友人の皆様。今週の金曜日、わたしはローマを発ってヨルダン、イスラエル、パレスチナ自治区への使徒的訪問を行います。今朝のこの機会に、ラジオ・テレビ放送を通じてこれらの地域の皆様にごあいさつ申し上げたいと思います。
わたしは皆様のところに行き、皆様の望みと希望、また苦しみと苦闘を分かち合うことを心から待ち望んでいます。わたしは平和の巡礼者として皆様のところにまいります。わたしの第一の目的は、イエスの生涯によって聖なるものとされた場所を訪れ、そこで、皆様の家族と、聖地と中東を母国とするすべての人のために平和と一致のたまものを祈ることです。一週間の間に開催される多くの宗教的な集いと公的な会見の中で、イスラームとユダヤ教共同体の代表者との会見も行われます。これらの共同体との対話と文化交流は大きく進展してきました。特にわたしは現地のカトリック信者の皆様に心からごあいさつ申し上げるとともに、お願いします。どうか、今回の訪問が、聖地に住むすべての人の霊的生活と市民生活にとって多くの実りをもたらすようわたしとともに祈ってください。わたしたち皆が、神のいつくしみをたたえることができますように。わたしたち皆が、希望の民となることができますように。わたしたち皆が、堅固な心で平和を望み、平和のために努力することができますように」。
きょうになってこのメッセージを拝読し、昨日午前のヨルダンは首都アンマンの国際競技場での野外ミサを思い起こすと、目頭が熱くなってしまいます。
ごミサの中継はこちら↓
Messe au stade international d' Amman Messe et prière du Regina Caeli
Diffusé le 10/05/2009
このごミサに参列した人々全員がヨルダン国民だったのではなく近隣のイスラーム諸国(シリア、レバノン、イラン、イラクなど)からミサにあずかるためにやって来た人々が多く含まれているのだそうです。昨日、国営放送France 2 のニュウスで、イラク国内で聖職者誘拐が止まらないことを語るイラクからいらした男性が紹介されました。フランスでは教皇さまが訪問先でいつも「おそれるな « N'ayez pas peur »」という言葉を用いることで知られていますが、この3日間の教皇さまは地中海東海岸に住むキリスト教徒にこの言葉に加え、「がんばって。 Bon courage!」を繰り返されました。教皇さまが5月6日にサン・ピエトロ広場で約束されたことを示してくださってる。フランスなんかに住んでいると、日常でご先祖さまが地中海東海岸の人々が抱える諸問題を見聞することがあまりに多く、報道で流れた件については私もしばしばこの場でつぶやき、ぼやきもしています。
*彼らはこんなことをして、何を、直に、見たいのだろう。 http://malicieuse.exblog.jp/8590037
* 『?』なミュぢゅるマン (カテゴリー) http://malicieuse.exblog.jp/i7/
KTO でビデオを見ているとミノリテ minorité という音が多分に耳に入ってきますが、これは英語のマイノリティ minority です。日本國も人口比0.5%のカトリック人口だそうですが、カトリックを信仰していることでの生命や生活の危機については中近東よりも、もしかしたら欧米よりも安全だったりします。
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イラクから来た40人のお子たちに初聖体のお恵み。かわゆすぅ。
AP Photo/Mohammad Abu Ghosh@La Croix

このお子たちが親の心の不安や心配をどこまで察しているか、それは神のみぞ知ることですが、遠路はるばる国境を越えて、こうして教皇さまにお目にかかり、初聖体をいただくためにおやくそくして、たっくさんの喜びを携えておうちに戻る。これから先、カトリックであることで祖国で決して楽に生きられないことはこのミサに集っているオトナはみんなわかっていることなのです。が、未来はこの子供たちそのものです。このことを知った私たちに何ができるのでしょう。それは、祈ること。マイノリティとして生きる彼らの心の不安を神さまの愛で満たしてくださいますように。

le 11 mai 2009, Estelle

さて、今。
教皇さまがテルアヴィヴ空港に到着され、歓迎式典が生中継中。
ヨルダン国の旅客機のアラビア文字の隣に、教皇さまの紋章が添えられ、その飛行機がテルアヴィヴ空港に降りるという事実だけで、大感動してしまいました。シモン・ペレス Shimon Peres שמעון פרס , شمعون بيرس, 氏とベンヤミン・ヤタニエフ Benyamin Netanyahou בנימין נתניהו 氏の間に教皇さまという事実にクスっと笑い、両国国歌斉唱にまた感動。現在は、シモン・ペレス氏の祝辞。きょうは一日、シモン・ペレス氏が教皇さまと一緒に行動されるのだそうです。こうして、空港で政府要人が総出で平和のうちに出会いを喜びあっても、市井では必ずしも歓迎されていないことも事実です。「教皇はローマ、エルサレムはユダヤのもの」と。世界中どこでも右突き当たりの方々は厳しいであります。別に教皇庁をエルサレムに移すなんて誰も言っていないんだから、旅行くらいさせてちょーよ、とついうっかり思ってしまふ私。そして、報道各社も9年ぶりのローマ教皇の訪問にウヰリアムソン師発言を絡め、独逸人教皇だから、とまで言の葉に変えて騒いでいるのも事実。しばし。
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by ma_cocotte | 2009-05-11 17:18 | Vive le pape! | Comments(3)
Commented by sarah at 2009-05-12 00:12 x
ma_cocotteさま、シャローム
今、大統領官邸にいらしていて、これからヤド・バシェム(ホロコースト追悼館)を訪れられるご予定だそうです。ヘリコプターが旋回し、警備を張り巡らせてあります。スーツ姿での警備で目立ちませんが、各国政治要人の訪問よりも警備は厳重なようです。
大統領官邸では、ハマスに拉致されているシャリット兵士のご家族にも会われ、シェリット兵士釈放へ向けてご尽力いただけるようです。
平和に向けて協調して前進して行くための、重要な機会だと思います。
バルーフ・ハバア (Bienvenue)!


Commented by ma_cocotte at 2009-05-12 01:49
★ sarah さま、ヤド・バシェムの式典の様子を生中継で拝見しました。
ぢぃいいいんとしました。
イスラエルですが、60,000人の警官、27,000人の私服警官を配備
だそうです。対パレスチナにしても9年前のJPIIのイスラエル訪問時より
緊迫しているし、B16が独逸人であることや、ウヰリアムソン師のとんでも
発言で受け入れ難い思いを持たれるイスラエル人やユダヤ人も多い
かもしれませんが。良い方向を願って共に祈る。きっとできますよね。
Commented by sarah at 2009-05-12 14:35 x
ma_cocotteさま、シャローム
テルアビブ空港で、飛行機から降り立ってすぐにホロコーストに関することをおっしゃっていることで、市井の人々(ホロコーストを生き残られた方々を含め)評価・歓迎のムードです。 警備は、イスラム過激派の自爆テロが日常だったエルサレムならではだからだと思います。 極右の人たちやマスコミで極端な発言はありますが、その中でも、特にご訪問に関して反対の空気はありません。
ウヰリアムソン師の発言に関してよりも、ピウスXII世のホロコースト時の私書に関してバチカンの公文書館(archives)を開くことを要求する声は、依然あります。独逸人であるということに訴える声は余り聞きません。メルケル女史のような感情を伴った「独逸人として恥じている」という声を聞きたいホロコーストを生き残った方々はいらっしゃるかもしれません。

シャロームを願って、共に前進することを呼びかけていらっしゃる。政治ではシャリット兵士も解放できなさそうです。
(私個人だけでなくイスラエルの人々が、と言ってもよいと思います)ご尽力に感謝しています。
共に、良い方向を願って進みましょう!



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