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主は昇り、聖霊くだりて、我らが祭日のほぼ復活。
仏蘭西のこんにち、日曜日は聖霊降臨 Pentecôte、明日はらんでぃ・ど・ぱんとこっと Le lundi de Pentecôte、聖霊降臨翌日の月曜日という移動祝祭日であります。
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↑ ルルドの大聖堂のモザイク画 「聖霊降臨」 ↑

それはそれは長いこと、仏蘭西におかれましては復活祭から40日目の木曜日が昇天祭、更に10日後の日曜日が聖霊降臨の祝日なので翌月曜日が「Le lundi de Pentecôte、聖霊降臨翌日の月曜日」という国定移動祭日とされていましたが、2004年からこの移動祝祭日の名前が « Journée de solidarité »、つまり「連帯の一日」と当時のラファラン首相の御名のもとに代わり、前年夏の異常気象で亡くなった15000人の高齢者や障害者の慰霊のため、毎年この「聖霊降臨翌日の連帯の一日」に健常な共和国民は労働奉仕することになりました。ところが、この日の労働報酬は pas payé 無給で、世間を見回すと学校は休校日なのに親は仕事に出、商店は開業しても、トラックの運行は日祭日同様禁止という矛盾のままの新制度実施で、毎年「聖霊降臨翌日の月曜日」の国定祭日だった日が近づくたびにテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、井戸端でこの日が祝日なのか否なのか活発に討論されることも共和国内周知の事実でありましたが、結局、この新しい連帯の一日に労働奉仕する共和国民は年々減り、施行から6年目にあたる今年、灰色だった祝祭日は再び「ほぼ以前のような国定移動祝祭日」に戻ったのだそうです。

ううむぅ。
まっこと珍妙な経緯であったココ数年の「聖霊降臨翌日の月曜日」騒動です。
カトリック的には聖霊が我々に下ったありがたい日の翌日に「奉仕」というのは何とも心くすぐるし、中道より左の「なんクリ」や思いっきり非カトの方々にしても前年の異常気象で亡くなった方々を思って働くという意向は労働意欲をモリモリできますが、こうして奉仕活動が先細りし、2003年までの伝統に戻った真の理由は何なんざんしょ?

この日、労働奉仕する環境が潤滑ではない?
うぅううむ、確かにそうではあるのだが。

le 31 mai 2009, Pentecôte
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by ma_cocotte | 2009-05-31 04:21 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
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