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だから止められない、
演芸、いえ、園芸は。
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7月もまもなく終わると言うのに、ザンギリの切り株の周りから新芽を見つけました。
ザンギリの切り株は昨年夏にはこのような花を次々と咲かせました。
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今年も6月となり、この花が咲く季節になりましたが、昨年は次々と新しい枝を飛ばしては蕾をつけて咲き乱れたこの木なのに今年は葉も出さなければ、蕾も持たず、よそんちの同じ木が葉を茂らせ花をたくさん付けたというのに、ココんちのこの木は何の変化もないまま夏を迎えてしまいました。枝を切ったり、根元を見て「枯れた」と判断し、芝刈りの時に芝刈り機で枯れたと思われる部分を刈ってしまったので、このようなザンギリの切り口になってしまったのでした。

この花はおそらくウスベニタチアオイと呼ばれる花で、学名はAlthaea officinalis、仏蘭西ではこの学名かギィモォヴ Guimauve という名前で出ていたりします。ギィモォヴ Guimauve を和訳するとマシュマロというお菓子になります。

はて?マシュマロ?
そう、あのお菓子のマシュマロは元々はこの木の根からとれる粘りのある汁に卵白やお砂糖を加えて味を付け、攪拌して作られた薬用食品だったのです。そう言えば、この木が枯れたかどうか確かめるために根元の泥を避けて確かめた時、根元の皮をはぐと格子状の網目になっており、ガーゼのようでもあり、ねばりがありました。とは言え、枝を途中で切っても表皮の内側に生きている気配がなかったので、私はこの木が枯れた、死んだと諦め、近所の園芸店で新たに同じ苗木を買い、このザンギリの切り株の隣に植えたのでした。

ところが、なんとザンギリの切り株の周りからこうして小さくてかわいい芽をいくつも吹き始めました。生きていたのですね。このちょんちょんと飛び出た若緑色の新芽を見つけて、私は素人園芸の域にいるに過ぎないこと、諦めの早い自分が恥ずかしくなりました。既に七月の終わり、こんな小さな芽がぐーんと伸びて、蕾をつけ、花を咲かせることはないかと思いますが、どうか厳しい冬を生き抜いて来年の夏に美しい花を咲かせて欲しいと祈るばかりです。
この夏もまた、草木から「生きる」を教えられました。
さて、ココんちあたりはこのギィモォヴの木がそこここ生えており、それは野生であったり、民家の垣根代わりだったりと、よく見る花、この花を見れば夏が来た知らせにもなります。それだけ馴染みある花木だからか、ココんちあたりではマシュマロ菓子をよく見かけます。
こちら ↓ はココんちの旧市街のチョコレート屋さんに並ぶマシュマロ棒です。
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20cmほどの四角棒状になったマシュマロはミントやカフェ、フランボワーズ、いちご、チョコなどなどに味付けされ、それぞれに合ったチョコレートがコーティングされ、かわいらしくおめかしされています。

とーっても美味しそうですが、私はマシュマロが苦手なので未だ味見をしておりません。
今朝も、この棒をかぢりながら歩いているマドモワゼルを旧市街で見ました。
マシュマロ好きにはたまらないお菓子だと思います。
勇気を出して食べてみようかな?・・・ううううん。

le 25 juillet 2009, Jacques
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by ma_cocotte | 2009-07-25 23:28 | 『?』なたわ言 | Comments(6)
Commented by anbai at 2009-07-26 20:00 x
ウスベニタチアオイ>
背が高くなりますから、すごく見栄えしますよね。
在住地では何故か田んぼや畑の片隅だとか、用水路の脇とか田んぼの真ん中にある神社の敷地とかに咲いてます。この花を見ると、父方の実家(農家)に遊びに行った子供のころを思い出します。関東在住時はお茶畑ばかりのところで、あまり見かけなかったのもあって。

それが、マシュマロというハイカラなお菓子のもとだったとは初めて知りました。マシュマロは私もあんまり口にしませんが、初めて口にしたのは「ゴーストバスターズ」という映画のゴーストが一番最後にマシュマロのお化けになったシーンを見て…だったような気がします。最近、母がヨーグルトに漬けて食べてましたが、流行ってるとかで試食しましたがいまいちでした。↑のは美味しそう。
Commented by ma_cocotte at 2009-07-27 02:21
◎ anbai さま、
マシュマロマンですね!
彼が溶けるシーンはもう泣き笑いが止まらなくなってしまって大変でした。
私はどうも子供の頃からマシュマロが苦手です。ゼリーやういろう、
羊羹、お餅など好きなのに。ココアにマシュマロを溶かして飲む方も
いますね。ううううん。
実は上の棒のお菓子も最初はチョコだと思い、買うつもりだったのです。
が、マシュマロとわかり、別のお菓子を買って帰りました。とほほ。

ココんちあたりはこの花やムクゲの花が盛夏を彩る花です。
夏の空に映える華やかな花ですね。ああ、夏だ!と実感できます。
Commented by ヴぇろにか at 2009-07-28 19:34 x
 先日パリ詣でに出かけた友人が、お菓子屋さんのショーケースの
写真を電脳日記で披露しておりました。これは極彩色の石鹸か?
それとも豆腐か?というような巨大な四角い塊、辞書を引いてようや
くマシュマロだとわかったと言っておりました。日本では一口サイズの
丸いものがポピュラーですものね。私もびっくりしました。

 むかし教わった、マシュマロの食べ方。
 マシュマロを(長い棒に突き刺して)直火であぶって、チョコレートの
かけらと一緒にグラハムクラッカーにはさんで、とろりととけたところを
いただきます。アメリカ式のバーベキューやキャンプの時の、子供たちの
お楽しみのようです。とんでもないカロリーの危険な食べ物ですが、
私はおいしくいただきましたよ。
Commented by ペネロペ at 2009-07-28 23:25 x
ま・ココットさん お久しぶりです

この生きる力強さにとても感動しました。丁度私も先週フウセンカズラに
ジャベル水を散布して枯らしてしまい(いや殺してしまい)諦めていたのですが、3日前に芽吹き始めたのです←何でそげなこと?うどんこ病だと思って(;_;).. 今までうちには造花しかなかったけどやっぱり「生」ある暮らしが良いですね。アホな初心世話係ですが、色々育ててみたいです(これが楽しい♪)
凛と 涼しそうなお花ですね。 「マシュマロ」とは知りませんでした。


Commented by ma_cocotte at 2009-07-29 16:13
◎ ヴぇろにかさま、わたしは昨日、三つ網(ユダヤ風の四つ網だったかも
しれませんが)、色違いのマシュマロをきれいに編んだお菓子を見ました。
私がマシュマロっぽいお菓子で食べられるものはエンゼル・パイです。
上のマシュマロのチョコレートがけも店内に入って品名をぢっくり見るまで
気付かず、本当に買う寸前でマシュマロとわかって「止めた」ヽ(`Д´)ノ

こちらではメレンゲやムースと呼ばれるマシュマロとムニムニ感がなんと
なく違うお菓子類がありますが、庶民のパン屋さんに入るとムースに
チョコレートをかけただけのお菓子があります。これは食べやすいかも、です。

そのグラハムクラッカーにチョコ&マシュマロはいけそう!
Commented by ma_cocotte at 2009-07-29 16:20
◎ ペネロペさま、
植物育てとのお付き合いは難しいですね。過保護にすると枯れたり、
成長が遅れる植物も結構あるし、ほっぽらかしで雑草を放置してしまうと
栄養も水も雑草に吸われてしまうこともあります。
が、諦めた植物から芽が出てくると本当にうれしいですね。
ココんちは上のマシュマーロウの切り株からの新芽と、枯れそうだった
夾竹桃を南に植え替えたところ葉を茂り始めたという喜びをこの夏に
もらいました。一方であまり元気のない草木も数本あります(中に椿の苗が
2本ほど元気なく、鉢に植え替えて様子見中です)。
でも、エイメリカには昔から園芸療法というものがあり、植物を育てるだけで
心を穏やかに豊かにできるらしいです。ハーブに水遣りするだけでも、
水が葉に当たると良い香りが漂い、気分が良くなります。鉢植えでも
薫りますよ。ぜひぜひ。
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