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暑い。熱い。...厚い?
ココんちあたりはココ数日、夏らしい青空が広がり、気温も35度近くまで上がっています。
今朝はどんよりと曇り空で始まりましたが、そのせいか蒸し暑く感じます。
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午後2時過ぎ、旧市街のアイスクリーム屋台も繁盛です。

ココ数日暑いとはわかっていても、それは夏だから、と自分に言い聞かせていた自分ですが、庭の水撒きをしていて芝が枯れ始めたことでこの暑さが深刻であることにようやく気付けました。フランス語で夏の高温になり過ぎる異常気象をカニキュル Canicule と言いますが、この火曜日にこの異常気象が木曜日まで続くことと、注意報が出た県と、対処法を共和国民に発表しました。
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共和国においてこの手の注意報 Alerte は四段階に分かれており、緑→黄→橙→赤の順で深刻度が増して行きます。ですから、赤は日本語で言うところの警報にあたり、オレンジは警報に限りなく近い注意報に当たるかと思います。今回の予報では最高気温が36~39度、瞬時においては40度になる可能性があり、夜間も20~22度の域であると予想されています。

熱暑についての対応ですが、▼十二分な水分補給 ▼日中最も気温が上昇する時間帯の外出を避けること ▼定期的に肌に湿気を与えること ▼一日に少なくとも2~3時間、冷房がある施設で過ごすこと、等が挙げられています。子供を含めた詳細事項は以下のとおり ↓
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▼自動車や乳母車に長時間滞在しないこと 
▼一日に最低2リットルの水を飲むこと。酒類、油脂、甘味の摂取を控え、軽食を心がけること。
▼天然素材の軽い服と帽子を着用すること
▼涼しく、影のある場所を探すこと
日中は雨戸と窓を閉め、夜間は空気の入れ替えのためそれらを開けること
▼定期的に霧吹きまたはシャワーを浴びること
▼親、隣人、医師に助けを求めることを躊躇わないこと
できれば、日に2~3時間、涼しい場所(スゥパァマルシェなど)に滞在すること

です。日本國のひとびとが「おや?」と思うであろう点を赤色にしてみました。
そうなんですよね、これだけ、35度にもなるほど暑いのにココんちには冷房はおろか扇風機もありません。でも、日本の都内で感じるような高温による不快ほどの不快を感じないでいられます。おそらく北海道とほぼ同緯度のせいかもしれませんし、夜明けあたりは気温が13度くらいであるからかもしれません。つまりお天道様の動きと共に気温が20度近く急上昇なのです。振り返ってみると2003年に死者を出すほどの異常気象に見舞われたことを境に日曜大工店や電気量産店で扇風機や冷房が数種類、売られるようになりました。家庭用の冷房装置は床に置くタイプで日本のような壁に据え付ける型とは異なります。扇風機は「あ~」と声を出しても日本の扇風機ほどビブラートが起きません。(どこで試したのか、まここっつぁんよ)大規模店舗やカフェの冷房化が進んだのも近年5年、つまり2003年の異常気象後だと思います。そんな庶民生活ですので、フランスでは今もこのように「できれば si possible 」という前置きをつけて冷房がある施設におみ足運んでくださいね、と書かれているのです。仏蘭西の現状は日本の昭和50年代にあたるでしょうか?穿った見方をすれば、スーパーや映画館など涼しい場所に少なくとも一日につき2~3時間滞在せよ、というアドヴァイスは神聖賢愚帝サルコぢ一世から裏指令があったように思えたりもします。暑さゆえ決して外に出るな、と臣民に命じてしまったらサルコぢ帝のお友達の多くが減益になりますのでね。

2006年7月末にココ新天地に越してから4度目の夏を迎えますが、この暑さのせいかリビングが南に面しているお宅のほとんどが日中雨戸を閉めています。今世紀に入ってからの住居建築なので雨戸がシャッター式のため、ゆるく閉めると隙間から風が入ります。勧めには窓も閉めるようにとありますが、窓まで閉めている家庭はどれほどか。上の地図でオレンジの注意報域の場合、南より西からの陽光が熱波をもたらすので、要注意です(私も経験者のひとり)。もうひとつ暑さから身を守れる場所があります。それはガレーヂですね。石(ブロック)作りの家屋のガレーヂは夏の間、ひんやり涼しいものです。

兎にも角にも、暑い、熱い。
2003年ほど深刻な暑さに至らないと聞いても、あぢぃいいいい。
この暑さでは近所のおたくのプールがうらめしく思えたりするほどです。
それほど暑い夏なのに、ハリネズミのハリィったら、手に取るなり
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ころーん。


ほんと、かわいいです。
くるまってしまったら暑そうだけれど、皮膚呼吸だから暑くはない???

le 19 août 2009, Jean Eudes
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by ma_cocotte | 2009-08-19 21:35 | 『夏』 Rien de special | Comments(9)
Commented by siojake at 2009-08-19 23:08 x
緑地帯ではありますが、今日も暑いです。
まここっとさんの仰るように、北海道と緯度も気候も似ているからか?日陰に入ると全然違いますよね。ウチの建物西側の中庭は、日が落ちても暫くはアスファルトに熱気が残るため、頃合いを見計らわないと窓を開けられません。

そういえば2003年って果物類が美味しくって、ワインもグッドだった気が。
今年はメロンも桃も当たりが多い=カニキュルなのでしょうか??

あの年以来、冷房付きのレストランや車が増えたように思います。レンタカーもエアコン付きがデフォになりつつあるし。数年前迄とエラく変わりました…。
Commented by ma_cocotte at 2009-08-20 04:48
◎ siojakeさま、こちらも暑いです。なんぢゃこりゃあ!?
ウソかマコトかFrance3の地方ニュウスで庭の水撒きを控えるようにと
流れたとか・・・それは、困る。
果物が美味しいとなると、今年はそうですよ。ほれ、ミュール。ふっくら
膨らむほど熟れて、適度に柔らかく、適度にプチっとしていながら、甘い!
昨年と一昨年はハズレでしたもん。メロンも今年は美味ですね。甘い!
桃も現在、白のネクタリンがありますが、あっまーい。桃好きにはたまらんです。
冷房については普及しましたよね。以前は南仏でも大規模店舗以外で
ひんやりできるお店はなかったですもん。
車の冷房もそう。
冷房を使うとガソリンを25%upで消費する・・・試験問題のひとつです(笑

なんて会話している私達は日本國から眺めると原始人かも・・・。
Commented by siojake at 2009-08-20 20:41 x
>なんて会話している私達は日本國から眺めると原始人かも・・・。

ウン、きっとそうだ w
暑くても冷房ではなく、日陰や扇風機付きオープンテラスを好む人が
生息していること自体が「嘘だー」と言われてしまったりして。

元々湿気がないから、冷房が無いなら無いですごせちゃうんですよね。
エコロジーからすると×だけど、炎天下の高速走行の際は
やっぱりエアコンないと辛いよなぁ、車の場合。
今日あたりでホントに暑さが落ち着いてくれるのでしょうか?

桃、平たく潰れた形のがまるで日本の水蜜桃!今年は全くハズレなしで
味わいまくってます。コレ出回る時期が短いので、お見逃し無く。
そうそう、夕べミラベル酒をジンで仕込みましたよ~。
Commented by ma_cocotte at 2009-08-20 21:31
◎ siojakeさま、
昨日からニュウスで巴里など大都市のカフェで上空からミスト噴射している
映像が流れていますけれど、なんだかおしゃれですね。
先日、このミストシャワーをピュイ・デュ・フゥで見ましたよ。浴びてみればよかった。ちぇ。
しおじゃけさん、私の分まで浴びてみてくださいね。
冷やすよりミストシャワーが流行する仏蘭西。湿度の違いでしょうね。

車は窓全開が好きだったりしますが、高速ではエアコンに頼らないと
130km/h走行は危険かも・・・って、仏蘭西人はやってるわけだ(怖い。

平らにつぶれた桃ですね。___φ( ̄^ ̄ ) 御意。
Commented by Lucia at 2009-08-21 11:03 x
フランスよりずっと南のイタリアでも、夏は朝日が昇って来る前に冷気を室内に取り込んで、昼間は雨戸もガラス戸も閉じて薄暗い中で暮らしていました。湿度が低いから、それで十分耐えられるわけですし、古い家だと壁が60cmくらいの厚さがあり、二重構造の場合も多いので、外気温の影響が室内にまでは及ばないようでした。
日本では、夏でも湿度が高い(今日などは74%)上に、外気温が上がると、室内の壁まで熱くなるので、夜外気温が27度くらいに下がっても、室温は30度よりは下がらない、という具合です。
高湿度の夏はインフルエンザは流行しないと誰もが信じていたようですが、日本では8月に入ってからの一週間の間に、60万人もの患者が出たとか、最近になって再び大騒ぎが始まりました。10月には6千万人の患者数を予想する人もいるとか…。健康な若者は、早く罹って、免疫をつけてしまった方が良いような状況だそうです。
Commented by ma_cocotte at 2009-08-21 18:11
◎ Lucia さま、近年の異常気象がこうも続くと家屋の造りそのものを改良
する時期に入っているのかもしれませんね。
フランスで、私は19世紀のアパルトマン、1975年のアパルトマンと新築の
現家屋と主に3タイプの建造物での生活経験がありますが、冷暖房を使わず
とも、どの造りであっても冬は暖かく、夏は涼しいという基本は同じです。
今住んでいる新築の家は天井に断熱材が敷かれています。壁と床は19世紀
とさして変わらぬブロック塀ですね。
日本だと夏の湿気の強い時期に壁に水滴が垂れたり・・・こういう面で冷暖房
装置を頼らずに改善できないものでしょうか。以前、別のコメント欄でお話
し合ったとおり、電力を自国に頼れないのに冷暖房という機械に頼り過ぎる
のもどうも矛盾を感じます。
そういえば、フランスでは窓の設置も建築において念頭にあるようで、窓から
窓に風が抜けることで室内を快適にする(クランデール(通気?)方法を
誰もが普通に利用しています。お金がまったくかからない、生きるための
知恵ですよね(笑。
Commented by Lucia at 2009-08-25 10:00 x
神戸は昨日から急に秋に入ったかのようです。日中は30度を超えていますが、空気が乾燥してきたので、今は日の当らない一回の書斎では25.4度で湿度52%です。汗もかかず、風もないので、全く不快ではありません。一昨日までは、真夜中でも家の中の温度は29度を超えてしまうので、一夜の間にパジャマを1~2回着替えるほどの汗をかいて、目覚める度に、28度に合わせてエアコンを点けたり消したりしていました。
猫たちも漸く気持ちよく眠れるようになった神戸です。
Commented by Lucia at 2009-08-25 10:03 x
またまた変換間違いです。「一回の書斎」が「一階の書斎」だということは訂正しなくても解っていただけるのでしょうが、どうも気分が落ちつかないので、訂正します。
Commented by ma_cocotte at 2009-08-25 17:22
◎ Lucia さま、
こちらも少し落ち着いた・・・かな?かな?です。
庭の芝が徐々に緑を取り戻しているので回復傾向だと見ています。
きょうはにわか雨が断続的に振っており、ちょっと湿気が高いかも。

恵みの雨です。感謝。
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