<< ほどこすな。ほどこしをもらうよ... 今日から、ラマダン。 Le r... >>
正餐は、いつもより、ちょっとだけプラス。
或る日曜のお昼過ぎ、宿泊先の食堂に行くと
b0070127_0382188.jpg
ハムとチーズのサンドウヰッチと、黒オリーヴが入ったベトラヴのサラダ。
それをいただいているうちに目の前のテーブルには次々と。
b0070127_0385058.jpg


各自がそれぞれ自分の皿に好きなように盛り合わせれば主菜ができあがり。
b0070127_0391098.jpg
この豚肉のソテーは本当に美味でした。
焼きたてのホックホクなのに、肉汁がたっぷり。味も深い。
どこか日本の洋食を思い出すような味付けでご飯と一緒にいただきたいくらいでした。
ニンニクが丸ごとゴロゴロと入ったこのお料理は外国人修道女の手によるもの。
そして、いつものお食事ならばデセールは缶詰の果物なのに、
この日曜のお昼のデセールはチョコレートソースがたっぷりかかったアイスクリーム。

それは、日曜日というより主日の正餐だから。
日常のお昼や夕食よりちょっとだけ贅沢。
サンドイッチも主日の正餐だからこそのおまけでした。

この宿泊先、
b0070127_3175333.jpg
ルルド Lourdes のバジリカ聖堂の裏の路地のほぼ突き当たりにあります。
予定では他の観想修道会が経営する宿舎に泊まるつもりでしたが、コンタクトが上手く取れず、この観想修道会が紹介してくださったのがこの宿泊施設です。つい最近、この宿泊施設にかつてヘンリー・ナウエン Henri J.M. Nouwen が泊まったことを知りました。何たる光栄。

ココんちからルルドまで安全運転で五時間強。
土曜日のお昼前にココんちを出た私たちがルルドについてすぐお夕食。
b0070127_0581562.jpg
深さのあるお皿に野菜スープが注がれてそれを食べている間に、カリフラワー
b0070127_0583764.jpg
単純な料理のようで、これがまた美味い。
サラダに塩・胡椒・お酢と油を適当にかけていただき、
カリフラワーと一緒にお肉のお惣菜、
それを食べたらピレネー産のチーズ。そして、缶詰の果物でおしまい。

この宿泊施設では夕食時、巡礼客がチーズを食べ始めるとほぼ同時に院長様が必ず厨房から現れ、巡礼客と雑談を始めます。この宿泊施設は観想修道院ではないから、顔見知りでないがゆえに少し距離を置いて席につく私たちに、院長様は「どうして一緒に召し上がらない?もっと楽しくおしゃべりしましょうよ」とおっしゃる。院長さまのおっしゃるとおりに誰もが互いに席を詰めると、挨拶に始まって誰からともなくこれまで経験した巡礼旅行の話を始め、情報交換が始まります。これがまた、英文学の古典とも言えるチョーサーの「カンタベリー物語」を思い起こさせ、チョーサーの時代から700年経とうが、巡礼客が集う食卓は似たようなものなのだと今更感慨に耽ってみたり。
到着してすぐシスターから教えていただくのは玄関のオートロックの暗証番号です。
私が泊まった時は、1、3、0、9 の四桁。
その数字をおっしゃった後、シスターが私たちの目を見てニヤリ、そして「おわかり?」と。
はて?・・・一秒、二秒、三秒・・・

・・・あああああ、ブノワ・セーズ =教皇B16 がルルドにいらした日ですぅ!

こちらの答えを確認したシスターの笑顔がいっそう晴れやかに。
そのいたずらっ子のような表情は映画「サウンド・オブ・ミュウヂック」の院長さまを思い出します。

楽しいです、修道院の宿泊施設。
今年は春にローマでも経験することができました。

このルルドの小さな修道院には近いうちに伺うつもりでいます。

le 23 août 2009, Rose de Lima

こちら ↓ はローマでお世話になった修道院の食堂です。
b0070127_1652180.jpg
ローマ滞在中、一番美味しいお食事は修道院で出されたものだったかも。
[PR]
by ma_cocotte | 2009-08-23 00:55 | 『巡礼』 Rien de special | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< ほどこすな。ほどこしをもらうよ... 今日から、ラマダン。 Le r... >>