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ああ、重い、重い。
重すぎますよ、アナタご自身も、アナタから聞かされる言の葉も。
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...と、旧約の預言者方、ダビデさんやらモーセさんからボヤキが聴こえて来そうです (^_^)
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まあまあ、ご先祖様よ、堪えてやっておくんなせぇ。
ぺとろ

旧約の預言者方の頭上に何が乗っかっているのかと申しますと、こんなの ↓
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先日お話した聖ルイ・ド・モンフォールが創立した修道女会の修道院聖堂 に設えられた壇ざます。この手の壇は仏蘭西国内聖堂でも今も残されていますがたいていは「登壇禁止」とロープが張られていることが多く、使用されていません。が、1962ミサを捧げる際には主任司祭に許しを頂戴し利用される修道会もござるようです。こちら ↓ が一例。お地味な壇ですけれど。
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↑ 今年7月15日、Port-Marly で行われた初聖体ミサでございます。↑
流石、ウワサのヴェルサイユ教区ぢゃ。

余談ですけれど、仏蘭西大革命当時、政府に没収されたカトリック聖堂が新教に譲られたことで、現在も新教ではこの美しい壇を有効に利用してくださっている場合もございます。

さて、修道女会聖堂の壇でございますけれど、階段手すりには
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左に鍵のペト朗、右には剣のパウ郎。 定番です。


そして、正面祭壇前に目を移してみませう。
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天使同伴で左にペト朗、右はカリスを持つ美聖人ヨハネくん。
真ん中はホスチアを持つイエズスさま。
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ペトロの左にはバルトロメオ、ユダ、アンドレ、フィリプ、シモンがそれぞれシンボルと一緒に並んでいます。DIVERSITE ディヴェルシテとは「多様性、相違」という意味ですな。
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一方、美ヨハネの右からマテオ、大ヤコブ、小ヤコブ、トマそしてイエズスさまに背を向けているユダ。途中切れてますけれど、LIBERTE リベルテは仏蘭西共和国の標語のひとつでもある「自由」、ENRACINEMENT アンラシヌマンは直訳すれば「根強さ」「定着」「根深い」です。

木のぬくもりが生かされている 男子修道会聖堂 に比べると女子修道会聖堂は木で造られた伝統的ベンチシートの他は石造りの備品が目立ちますが、女子のハツをつかむ雰囲気を携えているようにも思えます。この女子修道会聖堂にはもいっちょ興味深い部分があります。

それは次回に。

le 31 août 2009, Aristide
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by ma_cocotte | 2009-08-31 18:29 | 『巡礼』 Rien de special | Comments(2)
Commented by Lucia at 2009-09-02 09:55 x
昔はマイクロフォンだのスピーカーがなかったから、説教師は一段と高い説教壇から信徒たちに語りかけたのでしょうね。でも今でもその方が、説教師のお姿が誰からも見えるから良いかもしれません。姿が見えずにスピーカーから声だけ聞こえていると、人は注意散漫になる傾向があるようですから。
中世からルネサンス期に造られた説教壇には、とても芸術の薫り高い作がありますね。聖堂そのものにしても、信徒たちが心をこめて造ったから、皆が大切に保存を心掛けて、今日に至っているのでしょう。
民意が反映された建物や付属品がこれからも大切にされると良いですね。
Commented by ma_cocotte at 2009-09-02 15:07
◎ Lucia さま、
聖ルイ・ド・モンフォールが創立した修道会の聖堂比較ですが、女子修道院の
聖堂は市井の教会聖堂より華やかな造りです。学校や病院を併設していないのに
木製のベンチ椅子は10列以上ありましたから200名は着席できます。
これだけの聖堂が建築できたのも、ルイ・ド・モンフォールの精神を支援する
方や誓願者のご家族からの援助あってだからこそではないかと思いました。
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