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ああ、秋休み。それは、墓参り休み
昨日から仏蘭西は冬時間となり、日本國との時差は日本時間から引くことの八時間となりました。そんなヒトが決めたルールなどおかまいなしの無原罪の猫に一時間早く起こされ、目も覚め切らぬままテレビに火を入れたところ、いつもの朝の情報番組の司会者がいつものウヰリアムではなくチエリである・・・・¢( ・_・) ハテ?
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Σ( ̄△ ̄; ...あ、やふやくこの時点で昨日のごミサの最後に神父さまが子供達にとって良い休暇になりますように、と送り出された言葉の意味がわかりました。手帳で確認したら、
VACANCES SCOLAIRES
TOUSSAINT
du Samedi 24/10 après la classe au Jeudi 5/11 au matin
日本語で説明すると、
万聖節休暇 :
10月24日土曜日放課後から
11月 5 日木曜日朝(=校門が開く時間)前まで
ですね。万聖節となぜか日本語では「節」を用いているとは言え、万聖節 Toussaint の祭日は11月1日で暦に名前が掲載されない全ての聖人のために祈り、その翌日2日は暦を見るとデファン Défunts と書かれており、これは全ての死者のために祈る日に当てられています。このように私たちより先に天に帰った諸聖人やらご先祖さまを思い起こし感謝する日は仏蘭西の習慣だと年に一度ですから、日本びとならばお盆とお彼岸にする務めを仏蘭西びとはこの祭日の前後に行うことになります。お墓参りには鉢植えの菊 を携えます。
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私個人は母の他界を境に大きく死生観が変わったように 思います
ココ新天地にココんちの♂♀が引越してきたのが、2006年7月28日ですから、最早「新天地」とは呼べなくもありますが、まだまだ地元の生活文化を知り尽くしたわけではありません。主要道路から脇道に入り、農道の先の草原に点在する教会群など、立ち寄るたびに歴史の重みを感じます。

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中世時代の教会でしょうか。あの太陽王の使者が太陽王のお妾さんを迎えにくる途中、ちょっくらちょいと寄られたかもしれません。ああ、もしかしたら更に遡ってヂャンヌ・ダルクも、ひと祈りと寄られたかもしれません。いえいえ、シャルル・マーニュが戦の道すがら、「ココに教会を寄進しよう」とおっさったかも。

ヒトの仕業か、はたまた酸性雨のせいか、全知全能の神の思し召しか、こうして教会聖堂の外装の鋭さが丸味を帯び、やがては元の姿がどのようなものだったのか想像することが難しい教会が共和国内各地に点在していることになります。
こちら ↓ は上の写真の教会とは別の教会です。
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生物の肉体は朽ちる、塵に戻りますが、その生物の中でも神から知を与えられたヒトのタレントによって造られた建物もやがては朽ちる運命にあるのでしょうか?

古い教会であればあるほど最初の礎から建て増しを繰り返して現在の姿があります。
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この教会も主祭壇の下のアーチ様の入口 ↑↓ に歩を進めますと、
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「ツワモノどもがユメの址」があり、この方がルイ・ド・モンフォールのご像そばにいらっしゃいました。
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T'es qui? あなた、だーれ?


誰だっていいぢゃない。
既に天にいらっしゃるのだから。

le 26 octobre 2009, Dimitri

主祭壇右奥にはご聖櫃。手前に ヂャンヌ・ダルク 。真のお務めに感謝。
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余談ですけれど、聖櫃を仏蘭西語では タベルナクル Le tabernacle と言います。妙に覚えやすい単語でした。
食べるな!

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by ma_cocotte | 2009-10-26 17:19 | 『秋』 Rien de special | Comments(0)
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