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+11月11日+ Armistice 1918, Saint Martin
仏蘭西の十一月と言えば悪天候と決まっているけれど、なぜか11月11日前後に太陽が顔を出すので仏蘭西びとは11月11日に祝う聖人トゥールのマルタン Martin de Tours にちなんで11日前後の晴天日を「聖マルタンの夏」と呼ぶのだそうです。が、こんにち、2009年11月11日、聖マルタンの祝日のココんちあたりは雨が降り、あまりに寒くて冬の訪れを実感した日になりました。

きょう11月11日は仏蘭西共和国の国定祝祭日で、Armistice 1918、第一次世界大戦休戦記念日になります。この日の聖人であるマルタン Martin はハンガリー出身の軍人という過去を持つ方で、仏蘭西共和国軍の守護聖人 のひとりでもあります。彼のお祝い日に第一次世界大戦が休戦したというのも私たちにとっては偶然と思えても、天の主におかれましては予定の内だったのでありましょう。

さて、仏蘭西共和国の11月11日は共和国内の全市町村で記念式典が開かれます。
もちろん中央、花の都はお巴里におかれましては凱旋門の真下で神聖賢愚帝がお出ましあそばしての威厳あるおセレモニィが行われるので、毎年この日は朝っぱらからどのチャンネルに合わせても式典生中継なんですな。
ココんちも午前九時過ぎに夜が明けたものの窓の外は雨ですし、だらだらと午前十時を迎えてテレビに映る美しい巴里で崇高な神聖賢愚帝サルコぢ一世と、独逸から招かれたステキなアンヂェラ・メルケル Angela Merkel 女王がお出ましの荘厳な儀式をお見上げ申し上げておりましたけれど、なんつーか、式典の間ずーっと落ち着きがない神聖賢愚帝の様子を拝見していたらこめかみから血がスプラッシュしそうになったので、小雨の中、ココんち地元のド田舎で催される同様の式典を拝みに行ってしまいました。

おおお、既に始まっておりました。
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第一次大戦に出兵しお国のために命を捧げられ帰天された全市民の名を読みあげます。
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その間、軍人さんは敬礼で拝聴。
仏蘭西の敬礼は掌を外にかえす形で、日本國の敬礼の形とは異なります。
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筒の構えもサマになっております。
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7月14日にはシャンゼリゼの行進に選ばれる方々でござーますね。

そして、国歌 斉唱。
もつろん軍人さんや警官、消防官は敬礼。県知事など制服着用組は直立。
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国歌斉唱されるマダムの背後の男子と女子 ↑ 。そこはかとなくお若いでしょ?
それもそのはずで、彼らは共和国軍付属高校の高校生です。
仏蘭西には現在も共和国軍付属の高校が存在します。
中学卒業前に入学試験(いわゆるコンクール)に合格すれば、近未来の共和国軍人としての人生が始まります。

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式典後、上官の号令を待つ士官のみんなたち。この直後、左胸に勲章がヂャラヂャラな上官が独特の発声と共に、彼らは仏蘭西びとらしからぬ乱れのまったく無い美しい行進で会場を去りました。
やればできるぢゃん。

こちら ↓ は式典にお出ましのエラい方。ハイソックスがステキ。
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ですけんども、スコットランド人ではなく、おそらくブルターニュの方でしょうね。
え?やはりスコットランド人?
エディンバラにはこの装束の専門店がありますね。買い占めたいです。

式典後の田舎町は死の町のように静かとなりました。
営業許可がおりたのは朝市と数軒のパン屋さんだけだったようです。

le 11 novembre 2009, Martin de Tours
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by ma_cocotte | 2009-11-11 23:24 | 『秋』 Rien de special | Comments(0)
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