<< ところで、おらが大将は今いずこ... 世の光、地の塩となるために、 >>
上弦の月になる日の前夜に、
ヴァチカンでこんなことがござったねー。



2009年12月25日、お仏蘭西のニュウスのトップはこの話題でさぁね。
France 2 : 8H (午前八時のニュウス)
http://jt.france2.fr/player/8h/index-fr.php?jt=20091225
France 2 : 13H (午後一時のニュウス)
http://jt.france2.fr/player/13h/index-fr.php?jt=20091225&timeStamp=0
先ほど13時から始まった国営放送France 2 の全国ニュウスによりますと、この25歳イタロ・スヰス(Une italo-suisse、=イタリアとスイスのハーフ)、ゴールデンハーフではなくレッドハーフ、いえ、単にマッカッカ装束のおねぃさん、何と昨年も同じ服装で同じ事を我らがベネさまに挑み、やらかしていたようです。13時のニュウス番組ではまたもOR紙編集長であるイエズス会のフエデリコ・ロンバルディ le père Federico Lombardi, s.j. 師のインタビュウが流れましたけれど、いやはやなんとも。赤イタコねぃさんに悪意はないと羊飼いが判断したとしても、こんな暴挙は私たちが見習うべき行動ではなく、それも初犯ではなく再犯だとするならカトリック世界の「無知で放免」はこの赤イタロ・スヰスなおねぃさんには罷り通りませんぞぃ。そりゃ、ベネさまに抱きつきたい気持はわからなくもありませんけれども、私たちは獣ぢゃないンだから。確か、私達は魚のよう、神様の愛の中で生きる・・・あれ?「泳ぐ」でしたっけ?まっ、ケモノだろうがサカナだろうが、私たちヒトには理やら知が天主さまから賜物として与えられているのだからして、その才を軽んじて 信者が獣のような言動 を取ったら羊飼いに叱られても当然でありんしょ。

====== 十 ======

で、ここで昨晩、まもなく12月25日になる時間でしたが、私が住むド田舎の教会のミサでヴァチカンほどではないかもしれませんが、ちょっとした事件がありました。聖体拝領の時、スピーカーから突然、「アレ!アレ!! アレ!!! Allez, allez, allez!」と神父さまの声が聞こえてきたのです。典礼において聖体拝領の間は司祭と世俗の間で決まった台詞があるのに、この言葉は明らかに典礼文にはない台詞になります。神父さまが首元にマイクロホンをつけたままだったのでスピーカーに漏れた声になりますが、閉祭の前にいきなり神父さまが「ちょっと一言言わせてください」と。そして、「私は初聖体の準備もしていない、要理も受けていないヒトにご聖体は授けません」と。その直後、聖堂の最後列から女性の怒声が聞こえてきました。この時点で、神父さまのお説教中だか信仰宣言あたりで背後から何かヒトの声が聞こえたことを思い出しました。私は女性の怒声を聴いてついうっかり後ろを振り返ってしまいましたが、仏蘭西びとは流石に後ろを振り向くこともないままでしたが、私は声の主である女性を見止めることはできませんでした。おそらく神父様は私たちと対面だったのでその女性がミサの最初から聖堂内にいたのか、それとも途中で(声を発しつつ)聖堂内に入ってきたのかもご存知だったので、聖体拝領の際にその女性の口だか手に聖体を置くことを拒まれ、「アレ!アレ!! アレ!!!」つまり「行きなさい!行きなさい!! 行きなさい!!!」とおっしゃったのでしょう。彼女と聖体を挟んで対面した際お酒臭かったのかもしれませんが、いずれにせよ、ミサ前に飲酒というのも、お酒に酔ったままの聖体拝領というのも、普通ならば酔った信者本人が聖体拝領をしません。既に要理で学んだはずだからです。こんなことでさえ、人一人が言動に移すまでのロジックを読み取れてしまうのがカトリック的理屈でもあるので、教導者の身分でもある司祭がロジックが壊れている故に、要理を受けた経験がないと判断し、彼女に聖体を授けることを拒んだことになるようです。

クリスマスという祝着至極のご慶事だからお酒臭いヒトにも聖体を授けることが善行なのでしょうか?このように聖体を羊に授けることを拒んだ羊飼いを批判する方もいらっしゃいますか?祝日くらい甘やかせよ、と。逆に、信者という事実だけでご自分がどんな容態だろうが疚しい心だろうが聖体拝領が「義務と権利」であると拝領の列に並ぶ世俗もいるとして、これは善?無知?それとも???


昨晩、聖体拝領を拒んだ神父様はアフリカはトーゴから仏蘭西に長期出張(今秋10周年を迎えられた)中の神父さまでしたが、すばやく状況を判断し実行されたこと・・・ワタクシ個人の見解は、アッパレのぶらヴぉ。天は晴れたのです。

神父さまの勇気ある決断を喜ばれたのは生まれたばかりの幼子イエズスさまでしょうね。
え?イエズスさまは悲しんだ?

が、お仏蘭西の現実問題で、いくらエヴァンヂェリゼ国で、ヴァチカンの長女国という異名を持った仏蘭西であっても、幼児洗礼を受けたところで両親の離婚により子供までが巻き込まれて教会を離れ、要理を受けないまま成人した場合、無知による聖体拝領をする成人数の上昇は止められないと思いますけれどね、まる。この百万歩譲っての「無知による幼児洗礼だけの成人による聖体拝領」問題も昨年9月に教皇さまが来仏された時に、離婚、召命の減少の原因は要理教育を疎かにしているせいだ!我が兄弟よ、要理教育を徹底せいっ!という当たり前田なクラッカーのご指摘に含まれているからこそ、昨夜のようなことを目の当たりにしたわけで。初聖体式にもあずかっていなけりゃ、堅信までの要理も受けていないオトナに聖体拝領しちゃ。

====== 十 ======

こんなことをド田舎の教会で見てしまった直後に帰宅し、ヴァチカンでのマッカッカ装束の姐さんによる女子プロレスラーまがいな飛び掛りショウをテレビ画面で見てしまいますと、お月さんの満ち欠けを知りたくなってしまいました。調べたところ、2009年12月24日は上弦の月になる日の一日前の月でした。
25日早朝、ご近所から婦女子の遠吠えが聞こえた方、いらっしゃいます?

le 25 décembre 2009, noël

さて、報道によりますと、昨晩のヴァチカンでのごミサのために配布された券は7000枚。一方、ヴァチカン側の配備した警備人は350人だったとか。警備ひとりにつき20人担当ってこってすね。うううむ。そして、教皇さまはご無事だったものの、赤装束のイタロスヰス姐さんの女子プロレスラー・ダイビングに巻き込まれてしまったバスクびと、ロヂェ・エチェガライ Roger Etchegaray 枢機卿さまですけれど、
b0070127_23281652.jpg
Image © AFP

前の教皇ヨハネ・パウロ二世、そしてベネさまにお仕えすることでローマ在住25年、御年87歳にして対ユダヤ、対イスラームの宗教枠を超えた諸問題のスペシャリストだそうでございます。上のニュウスビデオでもわかりますとおり、事件直後、車椅子で退席され、ローマ市内のヂェメッリ病院 l'hôpital Gemelli, à Rome に入院されました。
[PR]
by ma_cocotte | 2009-12-25 22:20 | actualite 現時点の現場から | Comments(2)
Commented by Lucia at 2009-12-26 09:25 x
主のご降誕のお慶びを申し上げます。
この出来事は、今朝日本で放映されたドイツからのニュースで、その一瞬だけが映されたことから知りました。ごミサの始まる前のことだったのですね。パパ様がばったりと倒れられたので、この夏に骨折された腕のことも心配になりました。パパ様は、25日の正午、広場に集う信徒にご挨拶と祝福もなさったようなので、お怪我はなかったものと安堵いたしました。
深夜ミサの瞬間から始まる新年が、過ぎ去った年よりも神様の御心が実現される年になりますように!
Commented by ma_cocotte at 2009-12-26 16:52
+ Lucia さま、

以下を毎日ご覧になったらいかがですか?

http://www.youtube.com/vaticanit

イタリア語で流れますよ。
ヴァチカン市国の公式YouTubeですからご安心ください。
教皇さまのご無事は何よりですが、エチェガライ枢機卿さまがお気の毒です。
この25歳の女性は昨日、精神科に入院となったとこちらではニュウスで
公言されています。警備の問題点など世論の批判がだんだん声高になって
いるので注目しています。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< ところで、おらが大将は今いずこ... 世の光、地の塩となるために、 >>