<< 日出づる國、南の果ての市場にて ま・ここっとのここっとのなかに... >>
シモーヌ・ヴェイユ女史、「不朽の存在」となる。 Simone Veil chez les Immortels
いや、正確にはもちろん違います。
シモーヌ・ヴェイユ Simone Veil 女史におかれましてはかのアカデミィ・フォンセーズ l'Académie française の会員、すなわち Les Immortels のひとり Une immortelle に選ばれたのです。1635年にリシュリュウ枢機卿により創立されて以降の歴史において全会員中、第六番目の女性会員となられたそうな。(第一番は1980年に会員となったマルグリット・ユルスナ Marguerite Yourcenar 女史)
b0070127_23334776.jpg
© REUTERS/ Charles Platiau

今(仏蘭西時間15時半)、神聖賢愚帝サルコぢ一世の御前で演説なう。
Simone Veil entre à l'Académie française
http://culture.france3.fr/livres/actu/simone-veil-entre-a-l-academie-francaise-61885166.html?onglet=videos
仏蘭西に寄留しているパーでガイジンのミーには別世界の話題でありますが、こうしてシモーヌ・ヴェイユ女史の演説に耳を傾けておりますと、なんですな、女史の声の周波数が妙に耳に心地よく私には感じられます。清流とでも表現すると良いのでしょうか。

そして、員数外のペーペペーな私が、今日のシモーヌ・ヴェイユ女史のご慶事について調べてみたところ、こんにちのシモーヌ・ヴェイユ女史がお召しのアカデミィ・フォンセーズ会員制服(=アナビヴェル un habit vert、緑の礼服と呼ばれる)はカアル・ラガアフェルド Karl Lagerfeld 氏の手によるものなんですと。ええなあ。
b0070127_23392456.jpg
AFP PHOTO / POOL / PHILIPPE WOJAZER

さて、シモーヌ・ヴェイユ女史。1927年7月13日生まれ。旧姓はヂャコブ Jacob。ニースで育ちましたが、第二次大戦時にアウシュヴィツ・ビルケナウでの生活を経験したユダヤ系仏蘭西びとであります。彼女がつとに有名なのは1974年、女性ながらにして保険相 ministre de la Santé だった当時、妊娠中絶を仏蘭西共和国において合法化したことでしょう。そんなわけで先日の国際女性デーになると毎年、ニュウスで年間の中絶数が発表になるという今があるのですな。女性の権利と堕胎中絶の問題が一緒くたに語られることに大きな疑問を感じるのは私だけかもしれませんけれどね。Bof

上の写真でわかるとおり、シモーヌ・ヴェイユ女史とヂャック・シラク前大統領は公私共に親しく、現在もアカデミィ・フォンセーズのヴェイユ女史の演説をシラク前大統領も現場で拝聴してるなうなんですけれど、シモーヌ・ヴェイユ女史の子息のひとりがヂャック・シラク氏の顧問弁護士なんですな。

だから、何?なんですけれど。Bof、ぼふ、ボフ

le 18 mars 2010, Cyrille


員数外の私は immortelle という鍵語で久しぶりにララ・ファビアンのインモテルだ。




あ、午後4時3分前にシモーヌ・ヴェイユ女史の演説が終了いたしました。
[PR]
by ma_cocotte | 2010-03-18 23:52 | actualité 現時点の現場から | Comments(2)
Commented by まるくす at 2010-03-20 00:20 x
>妊娠中絶を仏蘭西共和国において合法化

ええ、当時からアウシュヴィッツの大量虐殺から生還した人間が大量虐殺を合法化した鬼の女と言われとります。

Bof, i dunno.
Commented by ma_cocotte at 2010-03-20 01:37
+ まるくす先生、

  >アウシュヴィッツの大量虐殺から生還した人間が
  >大量虐殺を合法化

ほんとロジックがぶっ壊れてます。ヽ(`Д´)ノ
妊娠中絶合法で欧州の先進国なんて恥だと思うのは私だけでしょうか。
未だに合法化でもめている国の方が良心が残っているとしか思えません。

毎年、国際女性デーのたびに年間の中絶数をニュウスで発表する
のも女性の権利と妊娠中絶が同列ぅ?と納得行かないままです。

彼女とシラク大統領がとてもとても親しく、シラク大統領夫人が
毎日ロザリオを欠かさないマルタ騎士団女性騎士という人間関係も
私にはみょうちくりんどす。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 日出づる國、南の果ての市場にて ま・ここっとのここっとのなかに... >>