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キミが、ウソを、ついた。だから、
この結果なのだ@仏蘭西地方選挙2010
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21 régions métropolitaines sur 22 à gauche

仏蘭西共和国内の22地方のうち、仏蘭西共和国大統領なんかに御身を窶している神聖賢愚帝サルコぢ一世が院政を若く政党UMPがトップ当選したのは独逸と国境を接すかのアルザス地方だけです。他の薄い桃色はPS(仏蘭西社会党)で、右下の濃い桃色は仏蘭西社会党の重鎮ロラン・ファビウス Laurent Fabius 氏をユダヤん絡みで批判し仏蘭西社会党からおん出されたヂョルヂュ・フレシュ George Frêche 氏が第一、第二投票ともUMP、PSを抑えてトップ当選したラングドック・ルシヨン地方です。驚きですよ、この結果は党派を超えたフレシュ氏への人望の表れでしょう?

そもそも 2007年の仏蘭西共和国大統領選挙 で「私は善良なUMP党員どぇーす」と愛国心と弱者救済を掲げて庶民気取りで現れた真の神聖賢愚帝サルコぢ一世に清い一票を投じたところで、その翌日から清い一票が汚泥に絡められていくことを実感し、数か月後にはマスゴミが「サルコぢはいつから仏蘭西の良心(良心=天主というカトリック的思考が抜本にあると思われる)になったのだ!」と騒ぎ、続いて其処此処彼処で共和国民が「サルのウソに騙された」とぼやき始めたのをこんな仏蘭西の超ウルトラスーパーど田舎に住むガイジンである私でさえ3年もの間目の当たりにしているし、この三年間でサルコぢの公私混同と共和国民のサルコぢへの失望がどんどん鮮明になってもいるのだから、今回の選挙結果はわかりきったようなものでしょう。

つまり、共和国内の有権者各自の支持政党以前の問題で、仏蘭西共和国民は各自の良心の声に従った結果がこれです。サルコぢが2007年共和国大統領選挙で社会党支持者や極右政党FN贔屓を釣る公約を掲げ、彼を信じて票を投じたヒトを裏切ったのだから、彼らが元の巣に戻るのも自然でありんしょ。大統領を志す者が有権者数を利用して釣堀なんぞ楽しんで自己快楽に変えていること自体がどーかしています。何が「仏蘭西に第二のケネディ家が誕生した」だ。忘れないぞ、TF1!一族で児童劇団とは片腹痛いわ。その後、お金の流れはサルコぢ家とそのおとりまきで澱んでヘドロとなっていることも誰もが知るところ。

ガイジンの私には仏蘭西国内政治は他人事ながら、今回のUMP惨敗という結果を喜んだところで私は社会党支持者でもFN支持者でもありませんが、例えばポワトゥ・シャラント Poitou-Charentes 地方でセゴ姐に票が集まるのも彼女の母性ある言動や市井での貢献を見ていれば民の気持ちがわかる気がします。一方、サルコぢ院政が続くUMPでサルコぢ人脈がブイブイ言わせて風切ってふんぞり返って歩いている限り、いくらシャルル・ド・ゴール将軍 général de Gaulle に通ずる政党であろうとUMPに票を投じるなんて良心の声を軽んじた盲目行為だと思います。カトリックの洗礼を受けていようがいまいがヒトひとりがカトリック精神に生きるなら政治思想においては柳の存在であり、政党を第一に盲目支持するなんてありえないわけで。どの政党であろうと良心が喜び躍る案件には「いいンぢゃなーい?」とつぶやくものではないでしょうか。仏蘭西共和国も元々は千数百年もの間カトリックが国教だった国だから、信仰生活を多くの共和国民が忘れたり軽んじても、良心の声を聞く耳を今も丁寧に扱っているのだと思います。サルコぢ一世も今回の結果をきっかけに目を覚まし、少しは良心の声を聞く耳をご自分で掃除することです。皇帝が掃除なんてサルコぢの辞書には一アルファベットもないでしょーけど。

さて、次期大統領選はどうなりますでしょう。
このでもなお神聖賢愚帝サルコぢが出馬、いえ、出猿しますか。

le 22 mars 2010, Léo
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by ma_cocotte | 2010-03-22 17:51 | actualité 現時点の現場から | Comments(2)
Commented by まるくす at 2010-03-23 14:51 x
アルザス(エルザス)人はどうせドイツ人だけど、日本人のま様はいつまでガイジンなのですか。また、フランスでは帰化人も大統領になれましすか。

亜米利加は帰化人は大統領になれません。しかし、制限されているのは大統領職だけで、上院議員以下なんにでもなれます。

ま様はなんとなく政治家が似合いそうなので余計なことを聞いてしまいました。無視してくださって結構です。
Commented by ma_cocotte at 2010-03-23 16:10
+ まるくす先生、

私はずっと日本国籍者のままです。
現大統領サルコぢさんの父上はハンガリー貴族で、仏蘭西外人部隊に
入隊し制定期間の任務を終えたことで仏蘭西国籍を手に入れた
方です。

先生がおっしゃるエイメリカでのお話は確かシュワルツェネガー
の選挙戦前後に話題になりましたね。

アルザスというかシュトラスブゥルがEU拠点であることも
近年は忘れちゃいけないかもしれません。
どうも独逸と仏蘭西という二つの鍵語が提示されるとこの頃は
赤毛のダニーを思い出します。最近、やけにテレビ画面登場率が高い。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Daniel_Cohn-Bendit
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