<< 通りゃんせ、ココはロカマドゥル... 少しだけ、どきっとしました。 >>
そして、コチラにはヴぃっくりさせられました。
右のムッシュウね。
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私たちがロカマドゥル Rocamadour の聖域に下りたのが午後3時頃。聖域内の小さな広場についた途端、このムッシュウが「どこから来たの~?」と私たちの輪の中に入り、話し始めました。既に添乗員から聖域で案内人と共に見学すると聞いていたので、このムッシュウが案内人だと私は思いました。が、写真でもわかるとおり、底が磨り減ったサンダルに、ヨレヨレのシャツという装いで、側に寄ると「スイた臭い」が鼻に入ってくるし、ムッシュウの手にはなぜか古くて大きな革袋が握られており、その革袋も手垢やナニやらで黒光りし、そこはかとなく臭ってくるのです。ムッシュウのしゃべり方は仏蘭西びとでしょうに、とても藤山寛美なので、ムッシュウの弁の途中から「もしやこの方、もにょにょにょ?」と内心思ってしまったワタクシなのでした。
ところが、午後三時半になっていかにも文化ヲタクな雰囲気を携えたマダムが現れ、その方が私達のための案内人とわかり、そんぢゃ、あのムッシュウはナニモノよ?と目で彼を追うと、彼はマダムの登場と同時にふららららあと聖域のヨロズ案内カウンターに。それが上の写真ですわい。
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私の妄想と偏見のせいで、ヴぇりぃ藤山寛美なムッシュウと語り合うカウンターの学生さんも、修道者方も「憐みと慈愛に満ち溢れた方々」にしか見えませんでした。

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仏蘭西びと向けの見学というのはサラっと「掴みはオッケー」ということはなく、これでもか、これでもかの薀蓄を案内人から聞かされることが常ですが、今回もロカマドゥル聖域の6つの聖堂に囲まれた小さな広場で説明を聞くこと30分以上、午後四時半近くにバジリカ聖堂に移動した時、白い祭服に紫色のストラを首にかけた司祭が足早に背後を去りましたが、「あれ・・・?」と引っかかったことがあったものの、そこからさらに聖母小聖堂と大天使ミカエルの聖堂に移動せねばならず、バジリカ聖堂を出る際、奥の右隅で先ほどの白祭服に紫ストラの司祭による告解が行われているのをちらっと認めはしたのでした。



で、結局のところ、聖ミカエル聖堂まで移動できたものの案内人のご婦人が説明しきれずに時間切れ。午後5時からの聖母聖堂での夕ミサにあずかるっちゅうんで、聖母聖堂に戻ったら、どうよ?
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ヽ(`Д´)ノ さっきのオッサンやないかぁああいっっ!ヽ(`Д´)ノ


二時間ほど前、聖域の広場でそこはかとなくスイた臭いを漂わせつつ藤山寛美風に仏蘭西語をしゃべくってたオッサンはロカマドゥル聖域の主任司祭だったのでした、まる
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にこっ



ヒトは見かけに寄らぬもの・・・・・_| ̄|○ ゆるしてください、神父さま



...おっしゃってよ、早く、もん・ぺーる。


le 14 septembre 2010, La sainte croix
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by ma_cocotte | 2010-09-14 16:59 | 『巡礼』 Rien de special | Comments(8)
Commented by Bruno at 2010-09-15 07:09 x
ここは何ていうパラダイスですか(笑)。
ベネディクタンやカルメリットがふらふらしているとは!

それにしても楽しげな神父様ですね。
Commented by al_lamia at 2010-09-15 16:40
とっても人間的な神父様ですね
私がいにしえに イタリア語をご指導いただいた神父様も
なかなか 洒脱で辛辣、でもとっても暖かで面白い方でした
不甲斐ない私は・・・・・・・イタリア語に挫折してますが
Commented by ma_cocotte at 2010-09-15 19:36
+ Brunoさま、
ぜひ再訪なさいませ。
本当にここはまさに「生きた巡礼地」です。
聖職者や修道者だけでなく学生さんたちが聖務日課にも司牧にも
大活躍しています。「私にできることって何だろう?」と
考えさせられたりもします。

以下、ロカマドゥルでの黙想情報です。

http://www.spiritualite2000.com/France.php?ids=1&idm=461

漏れ聞いた話ではモンサンミシェルやヴェズレに続いて
ヂェルザレム会 http://jerusalem.cef.fr/ が
ロカマドゥル参入するらしく、青装束のベネディクト会司祭は
前準備のためロカマドゥル長期滞在とか。

神父さまは翌朝の聖務日課、ごミサでもご一緒でしたが
面白おかしく楽しく易しく「生き方」を話してくださる方です。
良い出会いでした。感謝
Commented by ma_cocotte at 2010-09-15 19:39
+ al_lamiaさま

神父さまは教区司祭ですが清貧に生きてらっしゃる方ですね。
共に過ごす時間で、学ぶこと多々ありです。

イタリア語、続けましょうよ。
私はイタリア語を話せませんが、耳にすると脳内活性して
昔学んだイタリア語を思い出し、意味だけはなんとなく
把握でき、それがまた楽しいです。
Commented by siojake at 2010-09-15 21:17 x
まことに失礼ではございますが…
装束を纏った司祭様のお写真みた瞬間、「ウソー!」と大爆笑してしまった八百万のワタクシ。
ごめんなさい、でもその展開のギャップがツボに来ました。

最後のお写真のお顔、あたたかくていいなあ。

旅行ブログでロカマドールを見かけた事がありますが、見所が全く違う。
巡礼の視点での描写を読むにつけ、世の中ほんとに知らない事が
沢山あるんだなぁと思います。
Commented by Leonie at 2010-09-15 22:41 x
ご無沙汰してます。
最後のお写真、プリントアウトして定期券にしのばせていつでも、どこでもみていたい、そんなステキな笑顔ですね!

〇〇年ぶりにヨーロッパにいってカトリック温泉にどっぷり浸かりたいなぁ。
Commented by ma_cocotte at 2010-09-15 23:50
+ siojakeさま、

写真で大爆笑でしょ?これが実際、五感で悟った時の私の
混乱ぶりなんてどれほど滑稽だったことか。驚き、苦笑い、
恥ずかしさなど一度に感情がわきあがりました。

ロカマドゥルは観光で行っても聖域をさらっと見学して麓の
商店街の一本道を往復ひやかすくらいではないでしょうか。
巡礼で訪ねると想像以上に奥深い充実のプログラムです。
先週火曜日も商店街から聖域までの階段での(苦行)行列が
行われていました。
土着信仰の一拠点ですね、ロカマドゥルは。実感
Commented by ma_cocotte at 2010-09-15 23:55
+ Leonie さま

ロカマドゥルはお勧めです。
教区や修道会の枠を超えて入れ替わり立ち代わり神父さま方が
黙想にいらっしゃるそうです。
観想修道院での黙想とは違う、素朴な土着信仰に基づいて
聖務日課に参加できます。

http://www.notre-dame-de-rocamadour.com/3-1.html

今や仏蘭西では珍しいごミサ直前やミサ中の告解も可能です。
驚いたわ~。
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