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いつもの、ストライキとデモ行進-振り回される60歳
きょうのお昼手前に旧市街に行ったら、はるか遠方に
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ぞろぞろぞろ

彼らが歩く方向と逆の方向に参りましたら、

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仏蘭西社会党(PS)、仏蘭西共産党(PC)や緑の党他、中道より左の政党や労働組合旗がひらめいていました。

きょう23日はサルコぢ政権が進める法定退職年齢を60歳から62歳に引き上げることを柱とした年金制度改革に反対するストライキとデモ行進が共和国内で一斉に行われたので、こうしてココんち近くの旧市街でもそれなりに大規模な抗議運動が午前中から繰り広げられていたのでした。

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興味深いことはデモ参加者のために大きな屋台があり、珈琲やサンドウヰチがふるまわれており、サルコぢ政権が進める改革に不満持つ者が一致団結しての抗議行動だろうに、どこかお祭りのような雰囲気が屋台の周りでは漂っていたことです。午後一時頃だったか、デモ隊が解散し、帰路に着く参加者の顔も多々拝見しましたが、達成感が伝わるすがすがしい顔ばかりでした。

共和国ではデモは結果がどうであれ、こうして自分たちの意志を表現することに意義があるので、運動後にも関わらずすがすがしさが漂っているのだと思われます。

彼らが家路に着いた後、閑散とした集会場所には貼られたばかりの仏蘭西共産党の主張ポスター。
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で、今回の大規模ストライキの原因であるサルコぢ政権が進める法定退職年齢を現行の60歳から62歳に引き上げることについてですが、ココんちの仏蘭西びと♂の母親が1949年2月生まれの61歳で公務員なのであります。実は二年前には息子であるココんちの仏蘭西びとに2010年春に定年退職すると予告していた彼女、現在、それが取りやめになり62歳まで就労が延長の状態の中にあります。こちとら、一度決まった退職日が延長になったと聞いた日にゃあ、やっぱり仏蘭西っちゅう国は日本國とは異なることを感じ取りはしましたが、まさに今回の法改正問題で明日はどうなるかわからない身であるご本人は、なんと来週までスペインの孤島でおヴァカンス中という、これまた仏蘭西らしいというか、やっぱりあの方は無責任一代女なのだわ・・・と改めて判断すべきなのか。

それは兎も角、60歳退職が62歳に引き上げられると野党や労働組合は文句を言い、逆に定年が例えば65歳から60歳に引き下げられると野党や労働組合は文句を言うので、いったいキミがたは何歳まで働きたいのか?と質問したところで現制度に不満足なだけであること、これは世界共通かもしれません。先ほど、国営放送の夜のニュウスにはアナキストのArlette Laguiller アルレット・ラギイェ女史が久しぶりにナマで登場でしたが「死ぬまで働く」と繰り返しおっしゃってました。うむぅ、仏蘭西にも早期退職制度もあるだけに「死ぬまで働く」というのもどう捉えればよいのでしょうか。給与、年金などお金を考えないのがラギイェ女史が考える理想世界なのでしょうか。

労働組合側は10月上旬にまたこの法改正について抗議運動を起こす構えだそうで、一方、サルコぢ政権側は抗議運動参加者が減少傾向にあるとし、法改正支持者が増えていると宣伝(ま、サルちゃんのいつもの手だな)。

どうなることやら・・・って、おそらく間違いなく法改正可決でしょうけれど、ストライキでこちらの予定がうまくいかなくなるのは勘弁です。なぜか虚しくなるし、疲労困憊するのだな。

le 23 septembre 2010, Mauricette
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by ma_cocotte | 2010-09-23 23:38 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
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