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ココしばらく脳味噌に引っかかっていること。
2011年も第四の月を迎え、早や十日。
先月は20日、27日と二週に渡って統一県議会選挙も行われたこともあり、選挙直前からこの県議会選挙の更に向こうにある次期大統領選挙まで視点を据えて、各党党首や有名党員がテレビ画面やらラジオスピーカーを通して大舌戦を繰り広げました。

私は仏蘭西の地図を半分に縦切りすると左側、つまり大西洋側寄りの超ウルトラスーパーど田舎に今住んでいますが、今年2月に私が里帰りから戻ってから、旧市街から放射状に伸びる街道沿いの個人店舗が軒並み閉店した現実を目の当たりにしました。街道の一本はリモーヂュ Limoge という日本國でも陶器産業で知られる都市につながる大通りで、この通りにあったパン屋さんとお総菜屋さんが2月に閉店しました。きょうび、神聖賢愚帝サルコぢ一世の御世になってから、本来、値上がりしないはずのパンをはじめとする食品が異常な値上がりをし、サルコぢ一世は小麦の高騰などを理由にしていますが、こんな嘘は畑のない花の都お巴里で通じても、酪農と穀倉広がる地方で通じるわけありません。ココんちの500mほど先には酪農家があるけれど、乳製品を作る大会社が以前のまま廉価で農家から牛乳を買い取り、なぜか値段を吊り上げて全国チェーン規模の店舗で販売しているという矛盾。

今年三月末の報道で、食料品の価格がこの数年で3割値上がりしたと発表されました。3割も値上がりしているのに、サルコぢ一世はあいも変わらず私たちに購買意欲をそそのかすことで懸命です。食料品の高騰、原料の高騰すれば、全国チェーン店のように大量生産、量販店が優位になり、市井の個人商店の品は値上がりし続けます。物価が30%高騰しても、庶民の懐具合は近年さして変わらないまま、日常の食生活の我慢を強いられるから、庶民はどうしても全国チェーンの店舗で、個人商店に比べて廉価なパンや食料品を買うようになってしまいます。何せ、サルコぢ一世が大統領の座に着いてから私たちに勧めるLe pouvoir d'achat ル・プヴォワアル・ダシャ と呼ばれる購買運動のおかげだかせいで、大規模食料品店では、例えば二つ買えばひとつおまけで3つの商品が手に入るなどの抱き合わせ売りを行ってもいるから、このマジックにだまされて赤字になる庶民もかなりいたりします。

で、今の現実。
市井の個人経営の小売店舗は軒並みつぶれ、廃業。サルコぢ一世のお友達たちが創業者や社長の大企業の懐は膨らんでいるのです。

このカラクリ、私には超ウルトラスーパーに薄気味悪いです。

でもね、昔なら小腹が空いたら考えずにまずパン屋さんに飛び込んでバゲットを一本買い、次にパン屋さんの店先から見えるお惣菜屋さんに寄ってハムを切ってもらい、お惣菜屋さんの玄関先からすぐのカフェやバアの椅子に座って生ビールやコーヒーと一杯の水を頼みつつ、その場で自分でサンドイッチを作って食べる・・・なーんてことが今の、仏蘭西の田舎の庶民には勇気ある行動なのですよ。以前なら誰もが気軽にできたこういうことが、今や親から仕送りをもらえる身分の学生ならできるかなあ?ってうらやむ。こんな現実をサルコぢ一世は仏蘭西の生活も亜米利加に追いついただの喜んでいるみたいですが、こんなことでアメリカニゼを共和国庶民に押し付けるくらいなら、仏蘭西びとは亜米利加に距離を置いて以前と同じ食生活を楽しみたいですよ。
あー、だんだんムカついてきた。 ヽ(`Д´)ノ
ココんちあたりは仏蘭西社会党帝国でもあるので、サルコぢ一世については既に「嘘つき」と誰もが言っているし、もし有権者である共和国民に良心あるならば誰が「嘘つき」を再び大統領の座に座らせます?
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Extrait du site Scorbut.be

サルコぢに再び大統領座に座ってもらいたいと願っている人々はサルの一族と、サルの世界にひろがるお友達でしょ。ああ、戦争大好きな人間も。だって、私たちがサルコぢに勧められて投げるお金はどっからどう見ても外貨と化して外に流れているようにしか見えないもの。2011年4月、サルコぢ一世の御世の残り日数を指折り数える共和国民はひとりやふたりではありません。
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これ↑ は3月に配布されたから、引くことの一か月でサルの任期は残り13か月だよーん。長いわね。


le 10 avril 2011, Fulbert

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by ma_cocotte | 2011-04-10 19:14 | 『?』なサルコぢ屋 | Comments(0)
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