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復活祭も過ぎて、新緑の季節になると
冬の終わりから四十日間の節制を続け、復活祭を境に美しい春を迎えた仏蘭西の田舎ではこれから夏至の日まで次々と村祭りが行われます。

村祭りの直前には車道際の電信柱やガードレールにショボい広告が出るのが恒例ですが、その広告に気づけるかどうかも信号の少ない仏蘭西では稀だから、たいていは口コミでお祭りの開催を知れますでしょうか。近年、神聖賢愚帝サルコぢの御世になってから安息日は尊重されても主日が軽んじられて日曜日が仏蘭西の日曜日らしからぬことになってはいても、まだヨソの国に比べれば「何をしたくてもできない日曜日」の仏蘭西ということもあり、日曜興行に役所から認可が下りているイヴェント情報の伝達は早い(それでも日本國に比べりゃ遅いけれど)のかもしれません。

さて、ココんちあたり。
ココんちから遠くない沼地の小村で収穫できるハーブのお祭りが開催されるらしいという情報を聞き、行って見ました。日曜の午後だから、仏蘭西の田舎道では大型車も走っていないし、自家用車もそんなに走っていません。実際、その村に行ったところで渋滞があるわけでもなく、ヒトも歩いていないから、まず情報を間違えたかと不安になるのも今回ばかりではありません。
村に入ってから通りすがりに路傍で出会ったムッシュウにお祭りが本当にあるのかどうか質問したら、この道をもうしばらくまっすぐ行ったら、三本の橋がかかった向こうの森の中で祭りをやっているとおっしゃるので、信じて、車を更に前進させてみました。すると、数十台の車が路上駐車されている場所にぶつかったので、ココんちの車も路上駐車し、背の高い木々が見える方向に歩いてみました。

数分歩いたら、こんな光景にぶつかりました。
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運河の向こうが大賑わいです。この写真の右にヒトひとりが通れる幅の弧を描いた橋があり、その橋を渡ると、

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移動遊園地があり、遊園地の手前を左に曲がり、露天の間を進むと

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民謡が流れていて、

それはそれは、拝見しているこちらがドンびきするくらい楽しそうに
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踊ってた。(・_・)
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こういう光景に出っくわすと、自分が幼い頃、祖母に連れられていった盆踊りを思い出しますが、きょうび二千と十一年であっても祭りの基本は昔と同じで、しかも豊作豊穣を願う思いなどはヒトが決めた国境なんか取っ払って世界共通なのだと実感します。


le 23 mai 2011, Didier

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by ma_cocotte | 2011-05-23 18:59 | Promenons-nous! | Comments(2)
Commented by al_lamia at 2011-05-24 17:31
なにか、とっても可愛くて 映画の一シーンみたいですね
そうそう、先日 フランス映画「君を思って海を行く」見ました
現代はWELL COME  だったと思いますが フランス・イギリスの難民問題
日本では理解するのが難しいですね・・・でも、切なかった

SUBWAY・・・静岡の町中にもあります
向かいがファミレス・すぐ近くのは スタバ、ドトール
マックがあって、よく頑張ってると思います
Commented by ma_cocotte at 2011-05-24 22:32
+ al_lamia さま

かわいらしいでしょ?
踊られている方の中には靴もしっかり木靴の方もいて、驚きました。
昔は女性の帽子で、住んでいる町村がわかる仕組みになっていたらしいです。

仏蘭西の難民や移民の生活条件は日本にあまり伝わっていないと
思います。彼らの生活は保障されても、共和国民でもない、旅行者でもない
務めが発生します。この務めに応じないからしばらく前のロマの問題が
起こるのです。

al_lamiaさんはSUBWAY、お好きですか?
作りたてのサンドイッチはヘルシーでなかなかよろしゅござんすよ。ぜひ。
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