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妻子はいずこに?
きょう、10月14日のお昼のニュウス。トップニュウスは先の日曜日の仏蘭西社会党内の大統領候補予備選挙で想定外の第三位となったアルノ・モントブゥ Arnaud Montebourg 氏が、同選挙で第一位となったフランソワ・オランド François Hollande 氏を支持すると発表したことについてでした。おとといの夜、国営放送France2で同選挙で第一位、二位となったフランソワ・オランド氏とマルティヌ・オブリ Martine Aubrey 女史のナマ討論が長時間にわたって放映されたので、当日の感想もあってのアルノ・モントブゥ氏の決断なのかもしれません。

で、このアルノ・モントブゥ氏。今月30日に48歳となられる。
彼には1997年5月31日に結婚した子爵令嬢オルタンス・ドゥ・ラブリフ Hortense de Labriffe 姫(1968年生)という名の妻がおり、二人の間に一男(2000年生)一女(2002年)がいます。オルタンス姫は現在も花の都はお巴里でバリッバリに活躍されるご婦人でもあります。

ところが、です。
2011年、仏蘭西共和国大統領選挙を控えた今、アルノ・モントブゥ氏のそばにいつもいるのは奥様ではなく、仏蘭西に長く在住している方ならご存知の元は国営放送France3のニュウスキャスター、オドレ・ピュルヴァ Audrey Pulvar 嬢なのです。(アルノ氏を熱く見つめる左のお嬢さんね)
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La journaliste Audrey Pulvar aux côtés de son compagnon Arnaud Montebourg (PS), au moment de son discours le soir du premier tour de la primaire socialiste, le dimanche 9 octobre 2011. DUPUY FLORENT/SIPA

「Arnauld Montebourg Audrey Pulvar」の鍵語で検索すると、 compagnon という単語が散見できますが、compagnon という語を仏和辞書で引くと「連れ合い、伴侶」なんてある。

どうやらアルノ・モントブゥ氏は妻子を置いて家出し、現在はオドレちゃんと同棲しているのであります。

┐(-д-`;)┌ Bof, bof, bof

なんちうか、前回の共和国大統領選挙でも候補者の家族の形が話題にのぼり、仏蘭西社会党から選出されたセゴ姐が、同党のフランソワ・オランド氏と学生時代からの友人で市民婚さえ挙げないマリタルという同棲の形で二男二女の母親であったことが、当時は円満家庭を披露していたサルコぢに対して、グッドポイントでもマイナスポイントでもありました。結果、サルコぢが当選し、落選したセゴ姐とフランソワ・オランド氏の関係は2007年6月17日に公に終わったことが表明されました。

まあ、ご存知のように共和国大統領になっちゃったサルコぢが離婚してすぐ再婚するというスッキャンダアルな事実があったので、未婚でもセゴ姐とフランソワ・オランド氏の関係の方がサルコぢなんかのライフスタイルより真面目に見えたこともウソではありません。でもね、あれから5年。今回の仏蘭西社会党予備選挙候補者の家族の形はセゴ姐とフランソワ・オランド氏だけでなく、アルノ・モントブゥ氏もこんな ↑ 現実ですし、第二位となったマルティヌ・オブリ女史はどういうわけか1973年に結婚し、その後離婚した最初の夫の姓を現在も名乗りながら、2004年に再婚しています。フランソワ・オランド氏もセゴ姐と別れた後、新しい伴侶がおり、15kgも痩せられたのも彼女のおかげという噂まで流れています。

で、昨日の午後。おらが地元で私がお世話になる神父様と雑談となり、当然、先の日曜日の仏蘭西社会党大統領候補予備選挙の話題について10月3日に仏蘭西司教団から発表された Déclaration à l'occasion des Présidentielles 2012 (2012年大統領選挙についての声明)を踏まえて触れるに至りました。毎度、仏蘭西のカトリックは共和国大統領選挙前になると共同祈願で繰り返し「仏蘭西とカトリックのためになるリーダーが選ばれますように」と祈るし、政治の難しい話以前に国父たる共和国大統領が我らの生活の見本であることが昔は当たり前だったのに、仏蘭西社会党候補だけを見るなら候補者選択以前に「選べない」というトホホな方ばかりと失笑してしまいました。余談だけれど、マルティヌ・オブリ女史の父上は仏蘭西語で言うところのCatholique pratiquant (生活宗旨を守るカトリック信者)で、欧州議会でも地元でもカトリックとして活躍された方だそうだ。マルティヌという名を娘に与えたのも妙に納得。だけれど、娘マルティヌは社会党で大活躍、どこかのセゴ姐と同じくマルティヌ・オブリ女史は実家からアバヨされちゃった方なのです。しっかも、マルティヌ・オブリ女史の今の夫さんヂャン・ルイ・ブロシェン Jean-Louis Brochen 氏はイスラーム教徒という実しやかな噂が流れております。(エイメリカでは次期大統領がモーモンになりそうだと昨晩の国営放送ニュウスで取り上げられたばかりぢゃ)

現実においては今や仏蘭西でマイノリティなカトリックの表なんか!と中道よりヒダリのお仏蘭西びとは口にされるでしょうけれど、一円をバカにする奴ぁ一円で泣く以上に魂ある人間ひとりを軽んじる奴ぁ一票で泣くんだよっっ!と頭の中にこんな台詞が走りまくるココ二日なのでありました。
こんな私の家族の形について疑問を持つなんてことは仏蘭西びとだけでなく、仏蘭西にここちよく住む日本びとからも「あんた、古いわよ」とカラカラ笑われるだけなのもわかってます。ま、私は棺おけに片足の膝くらいまで突っ込んでますしね。古くて何が悪い。


しっかし、どーなっちゃうんだろうね、仏蘭西の次期大統領ちゃん。(なんだか閣下とか国父・国母なんて当てる気もさらさらないわい)


le 14 octobre 2011, Calixte

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by ma_cocotte | 2011-10-14 22:01 | よっ、大統領!2012 | Comments(2)
Commented by muumi at 2011-10-15 16:39 x
初めまして。
カトリック関係の調べものをしていましたら、こちらのブログに出会いました。

フランスで現在の職業(美容師)に就きましたので、大好きな国のひとつです。

時々お邪魔させていただきます。

宮崎県在住muumi

Commented by ma_cocotte at 2011-10-15 20:40
+ muumi さま
はじめまして。ようこそ。
こちらこそよろしくお願いいたします。
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