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大らかな身体と細やかな心
教会の建物そのものがヒトの身体にたとえられることがありますが、ストラスブゥの大聖堂 LA CATHÉDRALE DE STRASBOURG の中に入るとあまりの大きさに驚きます。自分の目のピントをどこに合わせてよいかわからなくなるような感じ。

しかも、教会の建物がヒトの身体で正扉がヒトの口だとするならば、ストラスブゥの大聖堂の中に入った途端、薄暗さを感じます。これほどの観光名所なのに、電気は本当に真っ暗な場所にのみ生かされ、正扉から最も奥の祭壇まで自然光が生かされています。くじらに飲み込まれたピノキオのことを思い出しました。

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しかも、正扉から正面奥まで両脇腹を支えるステンドグラスは私が今までお目にかかったステンドグラスの中で最も細やかでした。まるでモザイク画を見ているかのよう。

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祭壇向かって左側、つまり北側は歴代の神聖ローマ帝国皇帝だそうです。
もしかして獨逸風のステンドグラスがこのような細やかな造りなのかしら。

以下、ボケた写真で申し訳ありませんが、ストラスブゥの主祭壇です。
仏蘭西共和国内の他の大聖堂同様、建て増しの繰り返しで現在の姿になっているので、この祭壇もストラスブゥの大聖堂全体で最も古い建造物のひとつになります。
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ですから、祭壇を囲むドームはローマ市内の古い聖堂と同じくモザイク画です。
写真 ↑ の最下部にヒトが数名。聖堂がどんだけデカいかわかります。

こんなにドでかい聖堂でのごミサにどれだけのヒトビトが集まるのでしょうね?


祭壇側から北のステンドグラスを仰いでみた。
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もちろん南側のステンドグラスも。
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そして、祭壇側から正扉の方向をパチリ。薔薇窓が美しいですこと。
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午前十時頃だったので南のステンドグラスに陽光が差し、聖堂内に色を落とし始めています。眼福。


てなわけで、ストラスブゥの大聖堂は巨大な身体に細やかな臓器を供えていると言えますでしょうか。
正扉入ってすぐ大聖堂全体の写真を撮りたくても天辺から地べたまでカメラの枠に収まらないのです。しかも自然光だし、細やかだからピントも合わない。
ストラスブゥの大聖堂内部、入ってすぐの印象を知っていただきたく、ググってみたけれど、ストラスブゥ大聖堂の公式HPの写真集でさえ、夕刻以降内部照明をつけた写真で数枚見ることができました。
cf. http://www.cathedrale-strasbourg.fr/popgallery.aspx?pic_id=278&cat_id=20

プロの写真でもこの角度というのは撮影が本当に難しいのかもしんない・・・と、腕に落ち込む自分を励ましてみる。
これほどの大聖堂、できれば足を運び、目で拝み、脳に焼き付けるのが最良なのかもしれません。


le 2 décembre 2011, Viviane




主祭壇の左奥の薄暗い場所には、ひっそりと、イエズスさま。
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by ma_cocotte | 2011-12-02 15:24 | 『巡礼』 Rien de spécial | Comments(0)
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