<< 「国家統一の象徴」を掌で転がす男  600回目のお誕生日 >>
L'Épiphanie 三賢王礼拝の祝日
仏蘭西の暦において毎年1月6日はレピファニ L'Épiphanie と呼ばれ、クリスマスに誕生した幼子イエズスがいる厩に東方から三人の賢者が祝賀に立ち寄られたことを思い起こす日です。この日の仏蘭西ではガレット・デ・ロワ Galette des rois というお菓子をいただくことが習慣ですので、どこのケーキ屋さんにもパン屋さんにもガレット・デ・ロワが店頭に並びます。
b0070127_2215138.jpg



旧市街の古いケーキ屋さんでは量り売り。イエズスさまに関わるお祝い日ですから良心を生かしています。
私も一枚、買ってみました。5.5ユーロ。
b0070127_2213370.jpg

まあるいガレット・デ・ロワのどこかに小さなお人形さんが入っており、いただいた時にお人形に当たった人は1月6日一日中、王様になれます。だから、紙でできた王冠が添えられているのです。


ガレット・デ・ロワを買った帰り道、王冠をかぶった少年に出会いました。
b0070127_2244034.jpg
学校の帰り道なので、もしかしたら学校でガレット・デ・ロワをいただいてお人形が当たったのかもしれません。かわいらしいこと。


ココんちについて紐を外し、
b0070127_2272557.jpg

古いお店に行くと、独特のお菓子の包み方があり、これがまたよろし。
包みを開いたら、

b0070127_2283214.jpg

お店の方が軽く温めていただくよう勧めてくださったので、そのとおりにしました。
今年は私が王様。お菓子の中から出てきたお人形さんはホルスタイン牛でした。

le 6 janvier 2012, Balthazar, Gaspard et Melchior

[PR]
by ma_cocotte | 2012-01-07 02:31 | 『冬』 Rien de special | Comments(6)
Commented by marie at 2012-01-07 08:27 x
とても良い習慣ですね。
坊やの可愛いこと!

今日から3日間宝塚のご受難女子修道院に宿泊します。
毎年恒例の坐禅の接心です。
今年は17名の申し込み中、病気その他で3名が減り14名で坐禅をします。
院長さまの心遣いのこまやかなこと・・。本当にいい修道会が2時間足らずの距離にあることは幸せです。
明日ご公現のミサはこの修道院であずかります。
こちらは厳冬ですが気温は少しやわらぐそうです。
Commented by ma_cocotte at 2012-01-07 16:19
+ marie さま

まあ、どうぞお気をつけて。充実の三日間となりますように。

道の途中で出会った坊や、本当にかわいかったです。
そばにママンとベビーカーに乗せられた赤ちゃんが一緒でしたが、
彼はパンオショコラを食べながらふーらふら。何考えているのでしょうね。
子供はまっこと不思議です。

クリスマス以降、四旬節までイエズスさまのお祝い事のたびに
その日にいただかねばならないお菓子があります。楽しみ~。
Commented by ぴよよん at 2012-01-09 07:57 x
たくさん並んだガレット、いいなあ〜。
ガレット以外に食べられるお祝いのお菓子って何があるんですか?
Commented by ma_cocotte at 2012-01-09 19:44
+ ぴよよんさま

クリスマスのビュッシュ・ド・ノエルや2月2日にいただくクレェプでしょうか。
ビュッシュ・ド・ノエルは既に店頭では見られません。技術が進化しても、
ビュッシュ・ド・ノエルだけは昔ながらの重いバタアクリィムを用いるのが
本物なんですって。んなわけで、私も今年は元祖をいただきました。

マルセイユだと船に見立てたナヴェットをいただきます。
こんなお菓子です。

http://malicieuse.exblog.jp/1604936/
Commented by ぴよよん at 2012-01-10 08:47 x
ビュッシュドノエルやクレープがそうなんですね!!!
クレープは畑仕事を始める日?に食べるとか聞いたような気がするのですが、キリスト教の暦に由来するお菓子なのですねー。
バタークリームのビュッシュドノエル、おいしそうです…。
日本では多分生クリームのしかないと思います。
でも保存の点から言ったらやはりバタークリームですね。
ナヴェットは初めて見ました。
一見グリッシーニみたいですが、甘く見てはいけないみたいですね…。
Commented by ma_cocotte at 2012-01-10 14:52
+ ぴよよんさま

逆に待降節や四旬節は節制する習慣がありました。だから、節制直後に
こってりバタアクリィムのビュッシュ・ド・ノエルをいただくことは
わからなくもありません。

クレープは2月2日、Chandeleur のお祭り日にいただくことが慣わしです。
新年明けるとスゥパァマルシェにクレープ用のフライパンやクレープ用の
粉、ジャムが並ぶのも2月2日のお祭りのためです。
日本で売られているようなふわふわカステラに生クリームのビュッシュ・ド・
ノエルは巴里では売っているかもしれないけれど私が住むような田舎では
まず見ません。カステラもぎゅっと引き締まったタイプが主流です。
「recette bûche de noël à la crème au beurre」で
Google検索するとかなりのレシピが出てきます。ぜひ。

ナヴェットはグリッシーニより固く、アニスとオレンジシュガーの味がします。
日本人にはちょと苦手な味と食感かもしれません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 「国家統一の象徴」を掌で転がす男  600回目のお誕生日 >>