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今の、この時季に、こんなことで
2012年3月20日付、全国紙リベラシオン Libération http://www.liberation.fr/ の第一面。
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ガブリエル・サンドラ 4歳
アリエ・サンドラ 5歳
ヂョナタン・サンドラ 30歳
ミリアム・モンソネゴ 7歳
-2012年3月19日 トゥールーズ-

アベル・シェヌゥフ 25歳
モハメド・ルグゥア 24歳
-2012年3月15日 モントバン-

イマド・イブン・ヂアタン 30歳
-2012年3月11日 トゥールーズ-


と、昨日の朝8時の悲劇から遡ること8日の間に以上の方々が何者かに銃殺され、一夜明けた今、少なくとも昨日の朝と15日の事件は同一犯によるものではないかと報道が流れ始めています。今日は午前11時丁度に、共和国内の全ての学校で黙祷することになりました。(ユダヤ教の決まりで故人を48時間以内に埋葬せねばならないので葬儀の調整など難しいことが多いようであります)

昨日の事件はユダヤ教学校での惨事で、ヂョナタン・サンドラ氏は宗教科の教員で Rabbi でもあり、ミリアム・モンソネゴ嬢は学校長のお嬢さん。サンドラ家では奥様と一番下のお子様が残されてしまった。
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Photo: http://ambisrael.fr/


そして、3月15日。トゥールーズの真北48kmの町モントバンでの事件の犠牲者はアルヂェリア系のモハメド・ルグゥア氏とカリブ海上にある仏蘭西海外県グアドルゥペ出身のアベル・シェヌフ氏。日本語の報道ではアラブ系と説明されていますが、アラブ系「のみ」ではありません。

昨日の午後になってこれらの事件はネオ・ナチ、極右の犯罪だと急速に流れ続けています。

仏蘭西では 共和国大統領選挙 の第一回投票日がきょうから32日後に控えており、今回の大統領戦で極右勢力の公認候補は勝てる見込みがまったくないわけではありません。にも関わらず、投票日33日前にこんな事件を起こす極右支持者がいるのだとしたら、かなりのパッパラパーですよね。
一方で、選挙権のないひとりのガイジンが事件を眺める限り、犯人が極右であるとすぐさま断定を流すことで得をするのは誰かしら?とひとしきり。しかも、昨日からの行動があまりにスマアト過ぎて、「らしくない」。

・・・・以下自粛。

兎にも角にも今年に入ってから物騒な仏蘭西共和国の中です。


le 20 mars 2012, Herbert

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by ma_cocotte | 2012-03-20 17:24 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
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