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四分間に三百発
容疑者モハメド・メラ Mohamed Merah は死亡。
警官3人が負傷し、かなりの重症。

容疑者はお風呂場に立て篭もりつつも、警官隊への抵抗を緩めず、窓から逃げようとしたあたりで銃撃戦になったようです。(警官の証言で、バルコニーに逃げたところで落命とも)

こうして容疑者が死んだところで、彼の手によって瞬時に亡くなられた7人が戻ってくることがないという事実が、昨日7人全員が土中に埋葬されたばかりなので心苦しくなります。

電気もガスも水道も止められての立て篭もり第二夜が明けても、容疑者の抵抗というか戦闘心がなんら萎えていなかったということも驚きました。
昨晩8時、仏国営放送のニュウスで容疑者の今から1年半ほど前の21歳当時の容姿が映るビデオが紹介され、今朝からはそのビデオから撮った容疑者の笑顔の写真が繰り返しテレビ画面に現れましたが、こういう笑顔を作る青年がなぜに無差別乱射殺人を行えるのか・・・。



容疑者はトゥールーズの移民が多く集うカルチエで母一人、兄二人、姉二人の家庭で育ったそうで、熱心なイスラム家庭であり、兄のひとりはイスラム原理主義者として知られているとのこと。
お昼前、報道専門チャンネルでイスラームでは自殺が厳禁なので、原理主義者である容疑者は彼の敵を殺した後、最後まで抵抗を怠らず、このような形で死ぬことで「殉教者」と認めてもらうしかなかったのだろうという意見が専門家が述べていました。

政教完全分離の仏蘭西共和国なれど、イスラーム原理主義の容疑者がユダヤ教徒4人、カトリック1人、イスラーム2人を射殺したことは明らかです。だからと言って、宗教が毒と冷笑するひとびとが共和国内で最も安全というわけでもありません。

こんなことをした容疑者であっても、彼が神を信じるなら、彼の前で天国の門は扉を開くのです。

なんだかなー。


le 22 mars 2012, Léa

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by ma_cocotte | 2012-03-22 21:43 | actualité 現時点の現場から | Comments(0)
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