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良心についての尊重、無知についての尊重
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フランソワ・オランド大統領とエロ内閣において、同性同士の市民婚姻を「まりああぢゅ・ぷる・とぅうす Mariage pour tous」と名付けており、これをわかりやすく和訳すると「共和国民すべてのための婚姻」となります。同性愛者であれ、異性愛者であれ、両性愛者であれ、すべての共和国民に婚姻の権利が「等しく与えられる」ようにするのです。そのように共和国が全ての共和国民に平らに等しく門を開き、共和国内の市役所の長上が愛するふたりを祝福し、共和国で定められている婚姻した成人に与えられる権利と義務も同性婚者にも課せられることになります。

まっ、ココまでは成人の二人が自分の意志で決めて婚姻の形を選ぶのですから、二人の自由意志が何よりも尊重されても不思議はないでしょう。が、そこから先が問題で、同性婚の夫婦が子供を欲したら、その家庭に子供を迎えるあらゆる手段も共和国の法律で許そうと現政権は動いているのです。ココ数か月、仏蘭西国内で問題になっているのは成人二人の婚姻より、彼らの願望によって造られる「未成年の共和国民」についてなんです。仏蘭西共和国の現政権が認可しようとしている諸条件の中には人権に触れることも含まれています。

上のポスタアは同性婚支持者が掲げているものです。上段左は同性婚反対者側のスロオガンのひとつで「各自の良心の自由を認めよ」というもの、上段右は同性婚支持者側が作ったパロディスロオガンで「我々の無知の自由を認めよ」というものです。キリスト教生活文化において無知は罪になりません。つまり、同性を愛するようになったのは自らが無知であり、自ら欲した(発した?)「汚れ無き欲求」ということ。彼らが子供を欲することも「純粋な欲求」であり、子供の性別を彼らが選択するのも「純粋な欲求」で、彼らが選ぶ胎や精子も「純粋な欲求」ですし、同性婚であっても子供を養子に迎え共和国の国籍者にするのだから、共和国のための未来の納税者を養うことで、仏蘭西共和国の未来は人口減少することもない。貢献しているのは同性婚の成人たちらしいです。これが「無知」ゆえに出された純粋な答え。良心に汚された発想で彼らの考えを熟考したところでなんら答えは見つからないし、良心ある者と名乗る人間は彼らの欲望を阻む悪者なんです。

以上、いくら成人とは言え、無知による純粋な発想を言の葉にしたのだから、世間は兎も角、宗教者が彼らの考えを裁けないのです。(この点、日本という国では曖昧にされてしまう欠点がある)。

・・・と、そういう反論の余地無の「無知による純粋な主張」のシナリオを作る頭の良いヒトは今の世の中、いくらでもいるだろうなあ・・・・と感服していたら、今回の同性婚法案実現を社会党政権に強く推している裏の団体のひとつが
フリーメイソン Francs Maçonnerie
だという情報をいただきました。ワタクシ、納得でした。はっはっは。
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兎にも角にも、仏蘭西の同性婚法案を反対したり、彼ら同性婚者の養子縁組認可を阻む「知恵のついたヒト」は「無知、無垢で純粋なヒト」にとっては悪魔というこってす。フランソワ・オランド大統領とエロ首相は物心つく前からカトリックとして育てられたけれど、二人とも20歳前後の時、自らの意志でカトリックを捨て、現在は無神論者で生きていますから、自らの意志でカトリックを捨てた時に良心も自分の力で捨てたのでしょう。今の彼らが悪魔である同性婚反対者の意見に目も耳も向けない・・・これもまたロジックなのかもしれません。


ところで、先日3月24日、花の都はお巴里での同性婚法案反対集会時、私の右斜め上空の窓辺から写真を撮り続けていた方。印象的だったけれど、性別不明だわさ。
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「都会の洗練された無神論者やフリーメーソン会員」の狡猾な論の進め方にさめざめと泣く「田舎のキリスト教徒」はゴマンといるわけでw


le 29 mars 2013, Gladys



昨晩20時から、仏国営放送France 2で1時間強、フランソワ・オランド大統領を迎えてのナマ番組が放映されたけれど、なんとまあ、仏国営放送本局前に同性婚法案反対者が多数つめかけたとのこと。以下、証拠のビデオ。ご笑覧ください。悪魔がいっぱいw 6500もの悪魔が集まったそうだww



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by ma_cocotte | 2013-03-29 18:18 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
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