<< 国父オランド王はなぜ国民の求め... 静寂な朝を迎えた。 >>
ボ ボ の 島
二週間ほど前、大西洋に浮かぶ「ボボの島」に行きました。
ボボってなーに?となりますが、「ブルジョワ ボボ」で検索すると、
ボボとは、ブルジョワ・ボヘミアンの略。
クラシックな左岸を避け、右岸の新しいエリアで、
ヌーヴォーシックなファミリーライフを楽しむひとびと
なんて説明を日本語で拾えたりしますが、仏蘭西共和国の超ウルトラスーパーど田舎に住むま・ここっつぁんが近所のおばあちゃまから教えられた「ボボ bobo」はまったく違いました。マダムの説明によりますと、
ボボとは、中道左派の社会党支持者なのに
ブルジョワの優雅な生活を止められないひとびと
だそう。例えば誰かと言うとロラン・ファビウス Laurent Fabius らしい。仏蘭西社会党員であり、現在は外務大臣だったりします。ロラン・ファビウスは確かにハゲなのに格好いいというか、どこかスマートなおじ(い)さんであります。社会党員だけれど成育歴を眺めると巴里16区生まれのユダヤん家庭育ちだし、学歴もキラキラで、アグレガシオン合格者でありながら、シアンス・ポやら巴里政治学院やら・・・と、ま、どーでもいいです。
社会党員やら社会党支持者なのにブルヂョワの優雅な生活を止められないひとびとや家庭を「ボボ Bobo」と呼ぶと前提し、そのあたくしが先日行った大西洋の島のあだ名は「ボボの島」、正式の名前はレ島 l'île de Ré です。日本國では良質の塩が採れる島で知られていますよね。

さて、ボボの島に入るには有料の橋を通るしかありません。マイナーシーズンならば往復8ユーロ、6月20日から9月半ばまでは一挙に二倍の通行料になります。
b0070127_22334014.jpg
遠くに見える大地がレ島


なぜこの島が「ボボの島」なんてあだ名が付いてしまったのかというと、ひとつには社会党のリオネル・ヂョスパン Lionel Jospin 元首相(一度は共和国大統領候補にも選ばれたことがある)が政界引退後、この島の奥地の小村に移住してしまったこともあるし、前出のロラン・ファビウスも休暇のたびに滞在する島であること。それだけでなく、巴里旧市街のボボたちが7、8月のヴァカンスに押し寄せ、島全体で尋常でない世界が見れることにあるそうです。既婚女性は美しい帽子をかぶっているのは当たり前なのだとか(エルメスカップぢゃあるまーに・・・)。

と、こんなボボねたについて実は島を訪問後にココんち地元のおばあちゃまから教えられたのではありますが、そういえばボボの島の、サン・マルタン・ド・レ Saint Martin de Ré という名の村を訪問したら、五つ星のホテルがあり、驚いてしまった私でした。
b0070127_22452996.jpg

ココ ↑ 写真でホテル内を覗き込んでいるお子たちがいるけれど、一緒に私も覗いてみたかったですよ。このホテルのすぐそばのカフェで巻き毛の男児を連れたロン毛のムッシュウがどう見ても30代半ばに行くか行かない外見なのに葉巻をくゆらせていたので、おいらはこれにもヴぃっくり。葉巻を優雅にくわえるヒトなんて大昔、エクサンプロヴァンスのカフェで見た老マダムしか思い出せませんよ。(どんだけ田舎に住んでいるのだ自分)
b0070127_22535158.jpg

兎にも角にも、5月というのに真冬のような寒さの中、見切り発車でボボの島に参りましたが、もう少し花咲き乱れる時季に再訪したいです。ええ、もちろん、巴里からボボがこの島に集う前の、帽子いらずで散策できる時に。

le 24 mai 2013, Donatien

[PR]
by ma_cocotte | 2013-05-24 22:54 | Promenons-nous! | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 国父オランド王はなぜ国民の求め... 静寂な朝を迎えた。 >>