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国父オランド王はなぜ国民の求めに応じることが「できない」のだろう?
昨日、2013年5月26日、仏蘭西共和国は花の都巴里で、既に成立しちゃっている同性婚合法化法に抗議する大規模な抗議集会が開催されました。参加者は警察発表では150000人、主催者側発表では1.000,000人・・・この差はいったい? 以下の写真は昨日午後5時半頃のニュウス専門チャンネルで生中継された映像です。
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前回 3月24日の集会 に超ウルトラスーパーど田舎からバスに乗って参加したココんちの♂♀は今回不参加。ながら、連日ラジオやテレビ、インターネット画面で見聞する関連報道が気になってはいました。今回について、開催一週間ほど前から仏蘭西共和国の現政権、つまり仏社会党政権がこの件でかなり神経質になっていることがわかってきました。
ヒジョーにムカついたのは政権を掌握していることを悪用して、マスコミを使い、この運動がイコール極右であるという喧伝が始まった点です。ココんちの二人は「あたしたち、極右だったっけ?」と苦笑い。一応共和国民であるココんちの仏人♂は前回の大統領選挙で予選も決戦もフランソワ・オランドに投票しているのですよ。

ソレとコレは別でしょう。

政治思想で同性婚支持、反対につながるというのは愚かな発想としか言えません。現に仏社会党の中に同性婚反対者もいれば、サルコぢ前大統領が院政のUMPにだって同性婚支持者がいます。宗教の水域においても、支持者、反対者両方おり、しばらく前になりますが、仏国営放送の前会長がテレビ番組で自分はカトリック・プラティカント(=生活宗旨を守る信者)だが同性婚法案には賛成だ、とはっきりおっしゃった。

兎にも角にも、テレビだろうがラジオだろうが新聞だろうが現政権の意向を受け入れる媒体はこの一週間、繰り返しこの「同性婚合法化法についての抗議集会」が極右であると繰り返し、現政権の主だった大臣があらゆる番組に出て、同じ主張を繰り返しました。もちろん昨日から一夜明けたきょう27日朝から繰り返し流れるニュウスのトップ項目は昨晩、巴里で繰り広げられた極右と警察の戦いの様子です。

がね、しかし、一度だけとは言え、この集会に参加した田舎者、しかもカトリック・ゾンビと都会人に失笑されるひとりとして書きますが、正式の集会は午後6時で終了。この時間に前後して巴里旧市街外環道に駐車されているバスに地方からの参加者は乗り込んで帰路につきます。そのバス停まで動く人の波と逆行して、なぜか集会が終了したのに都心に向かう人の波があります。つまり、ヒトが入れ替わるのです。
地方から参加したひとびとが去った巴里で、日没後に極右と警官隊が闘っても、それと田舎のカトリックゾンビを一絡げにしてしまうのはあまりに悪意があります。
ついでに、前回3月24日の集会中、演台にイスラム系のご夫妻や移民がのぼると明らかに妨害する連中が人並みの端っこにいたけれど、主催者側は彼らに交わること、関わることをしてはならないと参加者に繰り返していました。ま、そんな勧めがなくても、演台にのぼる方々の意見を拝聴したい者は妨害する彼らに冷たい視線を投げるのは当たり前です。

そういうことを横において、反対集会に参加しているひとびとがフランソワ・オランドという名の国父とエロ首相に希望しているのはただひたすら「国民投票」です。
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報道ではまるで同性愛者の100%、同性愛者は全員、この同性婚法案に賛成しているような話にしていますが、同性愛者の中には反対しているヒトもいます。(もちろん逆も存在するのは当たり前)

結果がどうであっても、この反対運動の勢いからして国民投票を行うのが民主共和の国のあり方ではないでしょうか。この調子だと、近未来の巴里でプラハの春やらアラブの春、天安門のような愚行が起こりえるかもしれず、どうしたことか、先週半ばに仏国内でこの件でナニが起ころうと「○×の春」は使用するべからず、とエラい大臣さんがおっしゃったことも報道され、いったい仏蘭西の今の政権、社会党のどこが民主共和なのかとひとしきり。

国民投票をあくまでも拒否し、あらゆる手段を使って印象操作をして、党意の実現・・・一党独裁にさえ見える。今回もまたフランソワ・オランドに投票して後悔しているココんちなのでありました。だからといって、次々届くサルコぢ2017年復帰には応じませんから。ふん。

le 27 mai 2013, Augustin de Cantorbéry

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by ma_cocotte | 2013-05-27 17:10 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
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