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王の浮気のひとつやふたつ、みっつやよっつ
先週から今週にかけてのフランソワ・オランド François Hollande 王についてのもろもろのネタについて。

先週木曜日9日だったか、フランソワ・オランド王が今月24日にヴァチカン詣と公に発表されました。ヴァチカン詣と申しましても、オランド王が聖ピエトロ大聖堂やらシスティナ聖堂に詣でるのではなく、建物続きのヴァチカン宮殿というところに、ヴァチカン市国の国家元首であるフランチエスコ教皇に謁見するそうで、なんでもオランド王は欧州内の貧困救済の援助を教皇に貢物として提案するというウワサもくっついておりました。その時点で、寵妃ヴァレリ Valérie Trierweiler 姐さんはヴァチカンにはくっついて行かんだろ、と笑い話にしておりましたら、翌日金曜日の夜明け前に、フランソワ・オランダ王がヂュリ・ガイエ Julie Gayet という名の女優さんと逢瀬を重ねているというゴシップが三次元やら四次元を駆け巡ったのでございます。

金曜日の夜が明けたあたりで、フランソワ・オランド王がスキャンダルをすっぱ抜いた雑誌を告訴するという話題が流れましたが、仏蘭西という国は日本國のようなワイドショー文化が放送業界にそれほど発展してもいなければ、根も張ってもおりませんし、先帝サルコぢの時代にTF1も仏国営放送も掌握されていたこともあるし、週末を迎えたことでこのネタが音声になって聞こえてくることはありませんでした。

が、日曜の午後でしたか。
電脳域の報道各社がオランド王の寵妃であるヴァレリ姐さんがどうも金曜夜にどこぞの病院に入院してしまったらしいぞ、と記事を流し始めました。あらまあ、ヴァレリ姐さんって日本の芸能人みたいなことをなさるのね、とついうっかり思っちゃいました。

そして、月曜朝になり、仏国営放送のニュウスの最後あたりでそこはかとなくオランド王の名前が出、火曜日に報道各社を招いての定例会見がエリゼ宮であるので、おそらくヂュリ・ガイエとの浮気の話題に触れるのではないかということに触れていました。

浮気ぃ?

ええええと、今回のこの話題、浮気なんですかあ?と、ひとしきり。
そもそもフランソワ・オランド王って結婚したことが一度もない。かのセゴ姐、はい、セゴレエヌ・ロワイヤル Ségolène Royal 姫との共同生活が最も長く、二人の間には四人の子供もおりましたけれど、セゴ姐との離別を公表する以前にフランソワ・オランド王はヴァレリ姐と「そーゆー関係」に既になっていたっちゅう話は仏蘭西共和国内の誰もが知るところです。っま、それでも、繰り返しますがオランド王とセゴ姐は婚姻関係ではないから、重婚でもなければ浮気でもないと世間は生ぬるくオランド王の私生活を眺めていたのです。

で、今回。
久しぶりにオランド王の「新しい恋愛」ネタが出た。それも、ヴァチカン詣で公式発表の翌日に、です。これ、カトリックの慣習を知るヒトにはムフムフ笑ってしまうタイミングであります。なぜ冒頭でヴァレリ姐がヴァチカンに同行するわけねーよ、と推測できるのも、オランド王とヴァレリ姐がカトリックにおいてはよろしくない同棲関係にあるからでして、ヴァレリ姐が非神論者であることも仏共和国内では知られていることで、同性婚認可法の後押しをオランド王に働きかけたのもヴァレリ姐だといわれているくらいです。

略奪だったのかもしれませんが、ヴァレリ姐はオランド王とセゴ姐の生活にピリオドを打たせるきっかけを作ったくらいですから、今回のスキャンダルにもヴァレリ姐はそりゃ、格好良く、クールに向き合い、スマアトに宮殿を去るだろうなんて妄想をしたら、あーた、入院って・・・・なに、このダサさ・・・・。

私ゃ、最初からヴァレリ姐を好きませんでしたが、今回の話の流れでいっそう「苦手なタイプ」だとわかりました。

今後オランド王とヴァレリ姐の関係がどうなるのかわかりませんけれど、当初、結婚を拒んでいたヴァレリ姐が受け付けたのがPACS関係で、いちおうお二人の関係は裁判所に登録はされているわけです。が、PACS関係は簡単に解消できるさふなので、ヴァレリ姐は今後どうなさるのか、ですわね。
今回の浮気ネタをきっかけに野党側が夫人でもないヴァレリ姐がエリゼ宮に住み、税金で日常の営みを支えているのはよろしくないという意見も飛び出し始めています。

いずれにせよ、フランソワ・オランド王という方はかのミッテラン大統領の生き様の何から何まで仰ぎ、倣って実行しているつもりらしいけれど、単純に彼、フランソワ・オランドは戦争好き、オンナ好きのオトコに過ぎないのではないでしょうかね。かつてのミッテランの魅力にも運にも神話にもなんらつながっておらんぜよ。余談、例えば仏大統領のヴァチカンでの教皇謁見について、ミッテラン大統領は慣習でヴァチカンが仏大統領に与える勲章を拒んでおります。だから、フランソワ・オランド王も勲章をもらおうなんて(もらいたくても)もらわない。なぜなら、ミッテランがもらわなかったんだから、となります。どこぞの神聖賢愚帝サルコぢはしっかりもらえる勲章はもらった(離婚直後で、既に現寵妃のカルラ・ブルニとの関係が始まっていたにも拘らず)。ミッテラン大統領は愛人と娘をエリゼ宮内の離れた場所に住まわせたけれど、そんなことまでフランソワ・オランド王は真似なくていい・・・と第三者は思いますが、心底惚れた先輩が行なったことは脳内で「善」に化けてしまうのでしょうか。ふ、し、ぎ。こればかりはミッテランと関連付けせずに、男オランドのサガ(性)、個体で眺めるのが筋なのだろうなあ・・・ぶつぶつぶつ。

それにしても、今回の浮気密会ネタはヴァレリ姐さんにとって病院に緊急入院するほどの話だったのだろうか?ヴァレリ姐、どういう感情が原因かわからんけれどお腹壊しちゃったのかなあ・・・ (あまりにも乏しく貧しい想像力のミー)
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Valérie Trierweiler, le 21 novembre 2013. (NICOLAS GOUHIER/POOL/SIPA)

それとも週末の短期入院でプチ美容整形でもしたのかしら。だって、40代でこの皺、すご・・・・


・・・・・・・・ヴァレリ姐さん、退院を止め、入院延長となったさふです。(仏時間で13日夜の時点)



le 13 janvier 2014, Hilaire

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by ma_cocotte | 2014-01-13 23:01 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
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