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移動祝祭日 Pâques の準備 「ショコラだ,わっしょい!」
かのE. ヘミングウェイの遺作は「移動祝祭日」です。1921年から1926年にかけて彼が過ごしたパリでの思い出が下地となった小説。彼が言う「移動祝祭日」は春の訪れを告げる復活祭を指しています。復活祭だけでなく月の満ち欠けで算定されるため毎年日付が変わるキリスト教の祝祭日を「移動祝祭日」と呼びます。

今年のPâques(パック,復活祭)は3月26日の日没後に始まります。カトリックではまず土曜日から日曜日にかけての深夜,復活徹夜祭と呼ばれる特別のミサを行います。幼児洗礼を受けなかった成人が受洗するのは復活徹夜ミサであることが多いです。
家庭では復活祭を迎えるために今年は2月9日から精神的にも肉体的にもさまざまな準備をしていますが,復活祭当日は午前中に教会のミサに参列した後,家長の家に家族全員が集まって正午餐会を開くのが慣わしです。この日,大人は子供達のために庭の茂みの中にたまご型のチョコレートを隠して子供達に探させるというちょっとした喜びを準備します。

そんなわけで今年も復活祭まで約2週間となり,どこのスーパーもショコラティエ(チョコレート専門店)も復活祭に向けてたまご型のチョコレートが並び始めました。

マルセイユ8区,日本國領事館そばのカルフールのショッピングモールで見つけました。
隅から隅までずずずいーっとショコラたまごだらけ。
このChocolatier ショコラティエはLeonidas レオニダスというお店で,フランスではたいていどこの町にも一軒はあるベルギーチョコレートのお店です。なんとオラが町の市役所前にもかわいらしい店構えのレオニダスがございます。おそらくフランス人に最も親しまれているベルギー風プラリネチョコレートのお店と言えばこのレオニダスでしょう。

ウィンドウには夫婦鶏ショコラ。「チョコはカスガイ」
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「持ってけ,泥棒!」と叫ばれたら私は泥棒になっても良いぞ・・・。キミも私と一緒に泥棒になってみんかね?

復活祭は欧米人にとっては何百年も大切に守ってきたお祝い事なので,各国で独自のお祝い菓子や料理があるのでしょう。おいしいことはいいことだ。
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by ma_cocotte | 2005-03-12 06:42 | 『春』 Rien de special | Comments(8)
Commented by くろねこ・ママ at 2005-03-12 13:13 x
子供じゃなくても卵型のショコラを探したい私です♪
テーマカラーもあって、街にこんなディスプレイが並んでいたら、絶対に家にも飾りたくなっちゃうんだろうな~
>今年は2月9日から精神的にも肉体的にもさまざまな準備をしていますが
どんな準備をするの?
Commented by unya_suke at 2005-03-12 14:38
レオニダス大好きです。庶民の味方的なやさしい味。きどってないし。東京にもあるんですよ。よく買います。ショコラ狂のわたくしです。うふ。それにしても・・・「チョコはかすがい」・・・・おもろい。
Commented by ma_cocotte at 2005-03-12 16:09
◎くろねこ・ママさまんちには動くショコラがあるというのは摩訶不思議です(爆笑)。名古屋にはフランス系のお菓子屋さんがありませんか?ダロワイヨやル・ノートル(これは西武百貨店系に必ず入っていると思います)で春になると卵チョコが出るはずです。
中には魚や卵の形をした小さいチョコが入っていたりします。

復活祭の準備ですが,教会で夕方からロザリオを使った祈祷会や自分の人生を考える黙想会に参加したり,家庭では肉を食べない,お酒を飲まないなど節制します。そして四旬節の間は教会では結婚式が行われないことになっています。
Commented by ma_cocotte at 2005-03-12 16:13
◎Unya_sukeさまも?レオニダスは地域密着型のお店展開なのかしら?私が住む小さな町にもかわいいお店が一軒あります,Mutuelのカードを持っていくと割引もしてくれるのだ!どのプラリネとブラック・ミルク・ホワイトチョコの組み合わせが絶妙だと私も思います。ほわんと幸せ!

「チョコはカスガイ」っちゅうか上の写真だとつなぎ目をチョコでつないでいるのよね?がははは。
Commented by Marcellin at 2005-03-12 23:07
もうすぐ復活祭だなと思ってました。
ココさんのブログを見はじめて、フランスのお祭りのことを
気にするように。

レオニダス、食べたことあります。
unya_sukeさんおっしゃるように東京でもお店増えました。
と見ていたら神楽坂にも。。。おう。
チョコタマ、私も拾いたいです。

ココさんもツキノワさんもお花されてたんですね。
なんだかいつにもまして、とりとめなくすみません。。。
Commented by ma_cocotte at 2005-03-12 23:57
◎Marcellinさま,フランスの暦は定期的にお祭りがあるメリハリが。だから一年があっと言う間ですね。それだけ原始的生活が残っているのだと思います。
神楽坂にレオニダスが?うわーおぉ。・・・というか神楽坂はフランス租界だもんね。しかもフランス庶民の。(広尾はフランスブルヂョワ租界と言われてます)。なんかわかるなあ,うん。

わたす,自分の結婚式のブケーも作ったのよん。ひゃっひゃっひゃ。
Commented by Marcellin at 2005-03-13 18:07
お祭りがあると季節も感じられますよね。
メリハリってわかります。

神楽坂がフランス庶民の租界ってちょっと納得です。
もしかして、熱望されてレオニダスが開店したのかも
と思いました。

ブーケご自分で作られたんですか?
すごい、すごーい!!
Commented by ma_cocotte at 2005-03-13 18:15
◎Marcellinさま,私が住む町は来月カルナヴァルがあります。田舎のお祭りなんだけどそれなりに楽しめるのよ。何十台もの耕運機をおめかしして光のパレードなんてしちゃうのだ。子供はもちろんおぢいちゃんおばあちゃんまで仮装して大騒ぎします。エントリーできるといいんだけどな。

神楽坂はフランス庶民租界なのよ。大使館のまわりがブルヂョワ租界。フランス人でも大使館あたりのヒトは口もきいてくれないという辛酸を舐めているのよ。あれは聞いていて気の毒だった。

ブーケも,ブトニアも,ヘッドドレスも自分で作ったのよ。結婚式前夜から朝にかけて!うっほっほ。
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