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ミギに傾き過ぎた仏蘭西
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http://vidberg.blog.lemonde.fr/2014/05/25/la-vague-noire/

昨日の日曜日は欧州議会議員選挙投票日だったので夕方から深夜まで選挙結果の特番をボケーと「~ながら視聴」していたわたくしですが、仏蘭西の極右政党で知られるFN(Front National)が月曜午前の段階で24.96%ものの票率を獲得してしまいました。

まぢ、驚いた。

FNに続いた政党はUMP。サルコぢ前大統領院政の政党ざます。UMPの後ろに控えしは、ようやくここで仏社会党。フリーメーソンなオランド王とバルスくんが所属する政党です。サルコぢでなけりゃ誰でもいいとやけっぱちになった共和国民に選ばれたオランド王の御世になってから、オランド王が「好戦、好色の政治下手」だし、背後にフリーメーソンがいることもバレたので、UMPが仏社会党を押さえ込むだろうという予想は誰もがしていたと思うし、欧州議会選挙目前になって、やたらサルコぢこそが次期EU大統領である!という報道が届いていたのもUMPが欧州議会選挙勝利のための作戦だったのでしょう。

ところが、UMPを押さえ込んでしまった政党がFNです。
なんでも青年層の支持が多いのだとか。そんな危ないことってあるんかいな?と首を傾げてしまいますが、学校で勉強しか教えない仏蘭西共和国と言う国でありながら、高校生にもなれば支持政党活動するこの国では政党による中高校生向けの活動次第で若年支持者を魅了することができなくもないとガイジンの私の印象です。

いや、それにしても、なぜFNがトップなのだ???

正直、理解に苦しみます。
毎度、大きな選挙の翌日は午後にもなれば各全国紙が諷刺画を掲載するのも部外者、員数外である私の楽しみでありますが、今のところ、この二枚に惚れましたかなあ。上はおルモンドさまのブログから。下は愛するシャルリ・エブドさまから届いた諷刺画です。今年は空と海の悲しい事故があったこともありつらいところでもありますが、今回の現実を目の当たりにした現社会党政権、FNに踏まれたUMPの思いはまさに大きく傾き、沈み行く船に例えられるのでしょう。

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Les Échappés

そして、この諷刺画 ↑ はニヤけてしまう一枚ですね。政党FNのトレードマークがこの画にあるとおり、仏蘭西国旗を炎の型に抜いたものなのです。「火の勢いが強すぎて消防団員の数が足りず消火できない」ことを表したもの。たいしたもんだとおもいます。

FNが勝利したことで、神聖賢愚帝サルコぢが果たしてEU大統領の座に着座できるでしょうか?

あたしゃ、どこの政党がトップになってもこやつが政界に戻ってくることは血反吐、吐きます。

le 26 mai 2014, Bérenger


【追 記】 ご参考までに~。
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francetvinfo

左が2004年の政党勢力図、右がおとといの欧州議会選挙後の政党勢力図ですわい。
濃紺がFN。水色がUMP、薔薇色が仏社会党。橙色がUDI(UMPを去ったヂャン・ルイ・ボルロが先日まで党首だった党)、緑青色は中道右派の小グループです。

しっかし、はぁ、ひと目でわかるこの違い。
大地震に例えられてもしかたあるまい。まぢ、信じられませんよ、これ。
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by ma_cocotte | 2014-05-26 22:56 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
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