<< Nous sommes en ... 13日の金曜日に、 >>
寝ぼけ眼のまま、ぼちぼちとわかりつつ、妄想中のことよ。
昨晩は本当に遅らヴぁせながら「火花」を読了し、最後のエピソオドに納得行かないまま就寝。意外にもいつもより熟睡したような感覚で目覚め、リビングで朝一番の雑用をしつつ、こんにちは土曜日だから午前7時からテレマタン Télématin (註:仏国営放送で日曜日以外毎日放映されている朝の情報番組)だとテレビに火ぃ入れたところ、なんだか画面からかもし出される何かがおかしい。ふと、画面の右下に目をやると ATTENTATS A PARIS、=パリでテロ、とある。しかも、毎晩平日の夜8時のニュウスのキャスターであるダヴィド・ピュジャダス David Pujadas が司会しているので、こりゃ、早朝だし何かの再放送だろう?と先ず思いきや、なんかヤな予感がしたので民放の雄TF1と24時間報道専門チャンネルのiTeleを次々と見たら、仏国営放送同様にAttentats à Paris の文字が画面の方々に飛び交いつつ、それぞれの司会者や現地レポーターが興奮気味に仏蘭西語をまくしたてており、ココいらあたりで私もようやく昨晩、13日の金曜日の夜にパリでテロ事件があったことがわかってきました。←激しく遅すぎますが、今現在もこのスローテンポで状況を徐々に把握ちう。
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http://tempsreel.nouvelobs.com/en-direct/a-chaud/12011-attaquesparis-fusillade-voici-carte-sites-produites.html

自分、高血圧でも低血圧でもありませんが、日ごろ、午前中のモードが停滞傾向にあるので、今(仏蘭西時間で午前十時になるところ)もどこか瞼は重いし、頭ン中もどよ~ん、もや~んとしておりますが、そんな状態でも妄想だけは活発なのかもしれないとこんな悲しい事件をきっかけに気付いているところでもあります。

今朝、最初にこの事件をこうして知り、先ず私のツルツル脳内で働いたことは、昨日が13日の金曜日で、ユダヤんにとってはシャバット入りの金曜であることでした。が、事件は日没後に発生しているので、バチあたりでないユダヤんのほとんどは自宅にいることになるので、テロリストたちの今回のターゲットは明らかにユダヤん以外のひとびとになります。

次に脳を横切ったのはおとといくらいから、仏蘭西共和国の国境で一昔前のように検問を開始したことです。まあ、第一に移民問題、第二に密輸問題あっての検問なのだろうなあ、と捉えてはいましたが、こうして昨日の夜、パリでテロを実行したことで、テロリストたちから仏蘭西政府に向けて「オレさまたちは既に仏蘭西入国済みなんだよ」とアピールされたのではないか、と、田舎住まいの異邦人おば(あ)さんはちょっこし妄想したのでした。

次はおとといのレバノンでのテロ。あれはイスラム国がレバノンまで南下したことになり、エルサレム奪還までもう少しなんだよ、という表れだったのではないかと思うのですね。もちろん、それ以前のシナイ半島でのロシア航空機墜落も合わせれば、イスラム国がエジプトから北上し、シナイ山(ココはイスラム教にとっても聖地なのね。イスラム教でモーセは預言者のひとりであり、十戒も啓典のひとつです)まで迫っているのだぞ、と。つまり、聖地エルサレムが北と南からイスラム国にはさまれた状態になったわけですよ。

そして、今朝の報道を「~ながら視聴」しつつ、サッカーの試合中にテロがあったことで競技場を離れる観客たちが仏蘭西の国歌「ラ・マルセイイェーズ」を唄いながら去っていく、その背中、背中が映し出された映像を目の当たりにして、正直、仏蘭西でガイジンの私はヤな気分になったこと。今回のテロで、極右政党FNが勢いを増すことが容易に想像つくし・・・だって、今朝、オランド大統領が発表した非常事態宣言による国境閉鎖なんてFNが日ごろから提唱していることぢゃんね?子供脳なら「オランドのおぢちゃんはFNのマリィヌおばちゃんのゆーこときーてる」になりかねまへん。それに、一か月ほど前でしたっけ?サルコぢチルドレンのひとりであるナディヌ・モラノ Nadine Morano が自分だってイタリア移民のくせにフランスは白人至上国家だとかなんとかおっさったのは。あたしゃ、この女性がサルコぢの後押しで表舞台に立った時から血反吐吐くほど大っ嫌いなんですが、今頃、このおばさんが(いつものように)いぢ悪い表情でほくそ笑んでいるのではないかと想像すると、嘔吐をもよおしてきます。こんなことでも反政府という目的がひとつならば、テロリストも極右も極左も大して根っこは変わらないんだなとわかってくるのも不思議です。



あ、ハナシを戻しますけれど、なぜ私が「ラ・マルセイイェーズ」の斉唱を聞いてヤな気分になったのかというと、このおフランスの国歌「ラ・マルセイイェーズ」の歌詞は好ましからざるものだからです。「首をかっさばく」ンですよ。一番の歌詞だけ紹介しておこう。
Allons enfants de la Patrie,
Le jour de gloire est arrivé !
Contre nous de la tyrannie,
L'étendard sanglant est levé,
L'étendard sanglant est levé,
Entendez-vous dans les campagnes
Mugir ces féroces soldats ?
Ils viennent jusque dans nos bras
Égorger nos fils, nos compagnes !
Aux armes, citoyens,
Formez vos bataillons,
Marchons, marchons !
Qu'un sang impur
Abreuve nos sillons !

行こう 祖国の子らよ
栄光の日が来た!
我らに向かって 暴君の
血まみれの旗が 掲げられた
血まみれの旗が 掲げられた
聞こえるか 戦場の
残忍な敵兵の咆哮を?
奴らは我らの元に来て
我らの子と妻の 喉を掻き切る!
武器を取れ 市民らよ
隊列を組め
進もう 進もう!
汚れた血が
我らの畑の畝を満たすまで!
曲想だけで「ラ・マルセイイェ~ズって好きぃ」なんて言ったら、天罰くだりそうな歌詞なンですけれどね。こういうテロ事件の直後、進行中にこの国家を唄って現場を去っていく市民ってかなり恐ろしい何かをかもし出している気がしないでもないのですが・・・映画の観すぎかな。映画レッズ Reds の「インタアナシオナル」斉唱の場面とか思い出すよね。



こんなことでもミギ巻き切れもヒダリ巻き切れも同じではないかとあらためて。

こうしてタイプを打ちながら、背後のテレビから聞こえてくる情報で8個目のテロがあったとか、8人のテロリストの死亡が確認されたものの、他の実行犯は逃亡中であるということとか、今回の非常事態宣言はアルジェリア戦争開戦時以来の厳しい内容であるということとかわかってはきているのですが、相変わらず私はどこか寝ぼけ眼のままだし、脳もいつもにもましてよく動いていないという現実。

ココんちあたりは共和国で最も安全な町として知られているので非常事態宣言も他人事の域なのだろうと思ったり、いやいや、その逆で共和国で最も安全な町だからテロリストが逃げてくるのではないかと思ったり。こうしていろいろ書き散らかしているけれど、脳内で思い描いたことの何かしら書き忘れているのだろうけれど、ま、いっか、と思ったり。
・・・あたしゃ、今ココ
です、はい。

今ンところの私の結びとしては
憎しみの連鎖だけは発生してほしくありません。
なぜなら、憎しみや恨みがあるところに平和なんぞ存在しないからです。


le 14 novembre 2015, Laurent

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by ma_cocotte | 2015-11-14 18:32 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
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