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Nous sommes en guerre.
この日曜日は真冬のような寒さとなりました。ココんちあたりはお昼を過ぎても濃い霧の中にいます。

昨日からマニュエル・ヴァルス首相の口からも、サルコぢ前大統領の口からも Nous sommes en guerre. というフレーズが何度もこぼれています。このフレーズの和訳、ぴんとくるものが見つかりませんが、直訳するならば「われわれは戦闘状態にある」でしょうかしら。

そう言われても、空を戦闘機が飛び交っているわけではないので、今の時点で「La guerre 戦争」という語を用いるのはいかがなものかと正直先ず思いましたが、敵であるイスラム原理教条主義の過激派グループは国際におけるプロトコルや常識の外に存在するので、いつ彼らが攻撃するのかまったくわからないと仮定するならば「戦闘状態にある」なのかもしれないな、とお昼を過ぎて考え始めているところです。

日曜も午前10時を過ぎたあたりからテレビ画面からも新しい情報やら識者を招いての討論、意見交換が聞こえてくるようになりましたが、夜明け前(と言っても午前9時過ぎまで)は事件があった13日夜から14日の世の中のレジュメを紹介しているのか、繰り返し、繰り返し、仏蘭西共和国国歌の「ラ・マルセイイェーズ」とどこぞの事件現場でピアノ独奏されたヂョン・レノンの「イマジン」が交互に流されてきて、どうにも歌詞を知っている立場がこの2曲の繰り返しを聞いているとアタマがおかしくなってくるし、何かに対して嫌悪感を覚えなくもありませんでした。なぜなら、この二曲の歌詞の内容は「好戦」と「非戦」の両極端だから。長時間にわたってこの二曲を交互に聴かされるのはたまったもんぢゃありません。なんなんですかね、仏蘭西のおマスコミは。ようやくこの二曲の繰り返しが収まり、ちょっとほっとしています。頭痛よ、飛んでいけ~。

昨日14日は一日の間に在仏日本大使館から「パリ銃撃事件」というタイトルで四通もメールが届きました。同時に日本語世界でもこの事件に関する新聞記事が飛び交っていたので、私も目を通しましたが、今更ながらパリ市内に在住の日本人が約一万人と知り、それは一桁間違っているのではありませんか?と思いましたけれど、もし本当にパリ市内だけで日本人が一万人在住しているとなると中国人の居住者は果たしてどれほどの数なのだろう?と疑問を持った次第です。

そして、昨日のお昼過ぎくらいまでFacebookでは輸血要請の記事が何本か私のヲールにも届いていたので心配していましたが、これは流石にあっという間に献血で希望量が満たされたとのこと。もうひとつは先週末から開業医がストライキに入っており、もし自分の登録主治医がストライキ中ならば期間中、公立病院にダイレクトに受診してもよいという報道がテロ事件前から流れていたので、こうしてパリ市内の病院に次々とテロの犠牲となった方々が運び込まれているのだからダブルパニックではないかと心配になりましたが、これは流石に開業医さんたちがストライキを中止したと聞き、仏蘭西では今も我より良心や連帯が優先されることに安心感を得ました。

以上、日曜日の午後一時手前、このようなことを思い描きつつ、背後のテレビから聞こえてくる報道特別番組の声に耳を立てているところです。

今夜放映予定だった007は放映中止なのかなあ・・・

しっかし、今朝は急に寒くなり、身体が追いつきません。


le 15 novembre 2015, Albert le Grand



あ、書き忘れました。
昨日14日の18時からココんちの地元の旧市街の役所前でテロ犠牲者慰霊のための沈黙の追悼行進&集会が開催され、約2000人もの老若男女が集ったそうです。私は行きませんでしたけれどね。どうも興奮したひとびとの中に身を置くのが苦手なもので。そして、一夜明けて、電脳域の日本語世界を眺めてみるとこの連続テロ事件について仏蘭西びとより興奮&ヒステリー状態に見える方々が散見され、これにもまた私はドン引き(←死語?)。お祭り騒ぎのように見えなくもありませんし、慰霊、追悼の行い方はヒトそれぞれなのだな、とあらためてわかりました。
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by ma_cocotte | 2015-11-15 20:44 | 『?』な、お!?仏蘭西 | Comments(0)
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