<< たかが二年、されど二年 こんがらがってきた。 >>
振り向かないの。
久しぶりにおヴァチカンねたざます。



ひとつ前のエントリーで話したカトリックの典礼暦につながりますが、今年(正確には昨年11月末の待降節入り以降)の典礼暦では1月10日が「主の洗礼」を記念する主日(日曜日)です。この日をもってクリスマスにもひと段落ですので、おうちのクリスマス飾りも片付けることになります。

そんな「主の洗礼」というお祝い日。
ヴァチカンでは毎年、幼児洗礼式がシスティナ礼拝堂で行われます。
2016年、今年は26人のベイビーがフランシスコ教皇様から洗礼の恵みをいただくことになりました。
その記録ビデオが上に添付したものです。きょうびYouTubeがございますので本当に便利でおますな。

さて、ココからはちょっこしカトねたです。
このビデオをご覧になると、かのシスティナ礼拝堂の祭壇は昔の祭壇なのであります。つまり、壁にくっついたように見える祭壇です。となりますと、慣れ親しんでいるカトリックのごミサのように司祭と会衆が対面できないではありませんか。

このビデオの1時間20分過ぎからご覧になるとわかりますが、教皇様は会衆に背中を向けてブツブツブツと典礼文を唱えられたり、更には聖変化なる所作を背中を向けたままなさっています。

これを見て、興奮気味に「おっ、これは昔の典礼ではあるまいか!?」と想像してしまうかもしれませんが、よーく見聞すると、教皇様が唱えている言葉はラテン語ではなくイタリア語ですし、聖変化のあたりを見れば、複数の司祭による共同司式であることがわかります。(昔の、特別形式の、ヨハネ23世の、ピオVの典礼においては司式司祭はひとりで、共同司式しません)

祭服が今のものであるのは、これは特別形式のミサでもパウロ6世典礼の背面だろうが対面だろうが問題ではありません(つまり、特別形式のミサでも、現在のいつもの祭服でささげています)。

もひとつ、ついでに、ビデオをご覧になると、祭壇の真ん中の磔十字架の左右に三本ずつの蝋燭、そして、これまたよーく見ると真ん中の十字架の上に蝋燭が一本点っています。計7本。これは司教司式だからです。ローマ教皇は司教職の頂点でありますからして。
ビデオ1時間40分あたりから聖体拝領。縦に並んで順番を待っての起立の拝領です。(特別形式ではないっちゅうことですね)。

ヴァチカンのサン・ピエトロでは夕ミサがラテン語のパウロ6世典礼で、これは司式司祭と参列者が対面でささげられる多くの方にとってお馴染みのスタイルですが、典礼文がラテン語(聖書朗読はイタリア語)どす。

それにしても、赤ちゃんや子供たちの声が絶え間なく聞こえ、視聴している者までしあわせになれる記録ですね。でお・ぐらあしあす。

le 12 janvier 2016, Marguerite

[PR]
by ma_cocotte | 2016-01-12 02:18 | 『?』なKTOりっくん | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< たかが二年、されど二年 こんがらがってきた。 >>