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平成の「玉音放送」
昨日の午後になって今上天皇陛下の「お気持ち」なるビデオメッセージをオソレヲヲクモカシコクモ(ココで最敬礼)お見上げ申し上げました。http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

なんで名詞なのに「お気持ち」なのだろう? 「お気持」ではないの?と、ふと思ったンですが、半万年以上昔に三流校の現国(註:現代国語の略)で習ったことなんて今アテにしてはならんと自戒しつつ、拝聴。←コレについては、上に掲げた宮内庁HPを拝見すると正式には「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」であって「お気持ち」ではありません。ふぅううん、ま、アナウンサーの標準語のアクセントもアヤフヤになってしまっているきょうび日本ですから「おきもち」を漢字にかえても「ち」がくっついているなんてことは「見逃すのが優しさ」、それがきょうびの日本なのでありましょう。

そうしながら、どうにももしかしてこれは玉音放送ではないかしら?とふと我が頭に思い付きました。

そして、昭和二十年八月十五日の玉音放送からまもなく71年になりますが、平成の、平成28年の玉音放送はラジオから流れる音声ではなく、天皇陛下の「御尊影」が動くビデオメッセージであることも今更オソレヲヲクモカシコクモ(ココで最敬礼)気づいたのであります。

そして、フランスなんかに自分が長期滞在しているせいか、欧州内のいくつもの王国で近年、王様や女王様が生前退位されていることに慣れてしまっていたのか、それとも私が単純バカだから、日本國においても天皇陛下が生前退位のご意向をあらわされたら「御意」でなされるのかとばかり信じていたら、日本においては「それはあってはならない」ということが今回の件でわかり、またひとつ「知る喜び」でした。

大英帝國の法律のように「前例があり、前例に従う」なら歴史を遡るのが最優先になるのかもしれませんが、日本國のようにご維新を境に大日本帝國憲法制定やら天皇が現人神と神格化されたことで、それまでの過去の生前退位の事実が分断されちゃったわけで、しかも不思議なことに71年前に大日本帝國憲法から日本國憲法に遷り、天皇は現人神ではなく象徴天皇にキャラが変わったにも関わらず「生前退位」については「そのまんま」だったというのは、ツルツル頭の私でも「なんだかなあ」とオソレヲヲクモカシコクモ(ココで最敬礼)ついうっかり思ってしまいました。

昨日の夜になって日本国内で放映されたこの件についての番組を視聴していたら、これが天皇陛下としての「終活」のひとつではないのでしょうか、という話がありました。そういえば、しばらく前に天皇陛下が火葬を希望されている旨、報道がありましたっけ。墓所も天皇と皇后が隣とは言え、別の墳墓にするのではなく、天皇皇后両陛下が「ひとつのお墓に入る」ことを希望されたとも拝聴した記憶があります。

そして、昨日のビデオメッセージでも天皇家の葬儀と服喪の習慣にも触れられていたので、もしかすると「終活」準備のクライマックスが今回の「お気持ち」を公にすることだったのかもしれないと三角形の底辺に生きる私は想像(いや、妄想)しました。

私にとってはるか高い、高みの、天岩戸の向こうの問題なので、「あっしにはかんけーねーこってす」と申し上げるのが本当のところですが、天皇陛下がビデオメッセージの最後に「国民の理解を得られることを、切に願っています。」と結ばれたことで、三角形の底辺であっても日本国籍者である私が天皇陛下のために考えなければいけないのだと思いました。

松島屋のおだいふくを食べながら考えたかった・・・。


le 9 août 2016, Thérèse-Bénédicte


余談。
もし今上天皇陛下が生前退位となった場合の名称、呼称について上皇や法皇は天皇よりチカラある、位が上のイメージがあるのでいかがなもんぢゃろの?という記事が散見されてたけれど、上皇ぢゃダメなのかしらね?歴史を振り返って上皇で怪しいチカラを持っていたのって悪の後白河くらいなんぢゃねーの?と思うのですが。それとも、きょうびの日本らしく万民にわかりやすいように、ナントカのひとつ覚えで「名誉」をくっつけて「名誉天皇」・・・? これは私個人はカンベンです。


皇后陛下は「皇太后」だから、なんの問題も発生しないのよね・・・。
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by ma_cocotte | 2016-08-09 18:15 | 『?』な日本國 | Comments(0)
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