「ほっ」と。キャンペーン
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教皇が欲しい! 教皇ぢゃわからん!
相談しよう! そうしよう!
「教皇ってなーに?誰か教えてくださいな♪」はヂュペ陣営の台詞ですw
ええ、昨日の夜からですね、今度の日曜の最終決戦で取っ組み合うお二人、おフランソワ・フィヨン François Fillon とアラン・ヂュペ Alain Juppé が、フランス共和国にとってヨソの国ヴァチカン市国の元首であるロオマ教皇フランソワ(日本ではフランシスコで知られています)の取り合いをアカラサマに行い始めたのでした。

あたしは数万年前からフィヨン大好き、私は選挙権を持たないガイジンなので無責任かつ低レベルな贔屓を続けておりますけれども、昨晩は民放の雄TF1の20時ニュウスにフィヨンさんがナマ出演すると知り(フェイスブックでフィヨンに「いいね!」を押しているもんでねw)、いつもならFrance 2の20時ニュウスを見るのにTF1を最初から視聴したのです。余談、今朝になってそのFrance 2の20時ニュウスにはヂュペがナマで出ていたことを知りました。あー、見なくて良かったw そして、フィヨンさんへの生インタビュウを拝聴していたら「我こそはロオマ教皇と同性婚姻法反対運動に最も近い立場である。Je me sens plus proche du pape François que de la Manif pour tous. 」とボソっと言ったの。本当に声をひそめてボソっと。こちとら、聞いてヴぃくーり、ウサギさんでした。ライシテ(1905年制定の完全政教分離法)がすっ飛んだというか、こんなこと言っていいの?と。ですが、この一言って、きょうび共和国に5割いるかいないかの耶蘇生活宗旨を守っている共和国民(大部分が共和国のウルトラスーパーど田舎に住んでいるカトリックゾンビw)のハツをピクっとさせることは確実なのであります。少し視点を数日前に移すと、そーいや、エイメリカ合衆国の大統領決勝戦でトゥランpが優位に立ったのはまさしく商業より農業立国(州)なんですわな。田舎もんのチカラが証明されたわけです。田舎もんを甘く見ちゃいけねえ。

で、ココでそういうことを口走ったフィヨンさんではなく、アラン・ヂュペさん。
昨日から写真週刊誌パリ・マッチでフィヨンさんとヂュペさんの私生活についての写真記事が次々投げられており、これまたあたしのフェイスブックにぢゃんぢゃか届くのです。あたしゃ、アラン・ヂュペがキライではありますが、ちょっと「カトリック」を軸にした場合、チェックせざるを得ないところがあるわけです。で、ヂュペの私生活について読んだら、最初の夫人との間に一男一女(Laurent 49才、Marion 43才。ヂュペは公開したくないし、彼らも公開されたくないらしい)、現在のパートナーとの間に一女(Clara 21歳。蝶よ花よと育てられたこちらは絶賛公開中)。つまり、ヂュペはカト的には重婚なのね メモメモ。にも関わらず、カトリック系全国紙ラ・クロワがヂュペ推しなのが私には引っかかってならないのですが・・・・。と、きょうの朝になってカト絡みでおったまげのヂュペ発言を見つけました。
アラン・ヂュペがフランソワ・フィヨンについて "extrêmement traditionaliste" 、つまり「超伝統主義者」とレッテルを貼ったそうです。うわぁあああ、やっぱり、てか、あいかわらずアラン・ヂュペのカトリック音痴が丸出しwww いくらフランソワ・フィヨンがソレムの僧院のそばに住んでおり、ソレムの修道僧と懇意であるからって「超伝統主義者」のレッテルは貼れないでしょ。ヂュペ本人の発想なのか、周囲の参謀からの入れ知恵か存じませんが、このレッテルは共和国内の「普通のカトちゃん(ココでは生活宗旨を守っているひとをさし、洗礼受けただけのひとをハズします)」には通じるどころか、ヂュペからドン引き、絶対に投票するの止める!のきっかけに成りかねません。

まぢ、アラン・ヂュペって第二ヴァチカン公会議以降・・・と言うより、1988年のルフェーヴル派破門事件後のヴァチカンにつながるカトリックヲールドをご存じない。昨日のフィヨン氏へのレッテル貼りでバレたというか、ヂュペはフランス司教団に教会財産無断譲渡で訴えられ、敗訴してんのに、その後、何ひとつ状況把握に努めず、罰金払って「はい、おしまい」だったのね。いや~、まぢ、サイテー。

まあ、頭もツルツル、脳みそも無駄な皺だらけのヂュペとそのおとりまきにしてみれば、ココでフィヨンについて「超伝統主義」とレッテルを貼れば、カトリックを知らない共和国民がフィヨンと極右とのつながりを妄想し始め、今度の日曜にはヂュペに投票してくれる、と予想しての「噂流し」なのでしょうけれどね。極右政党がつながっているのは1988年以降破門状態である聖ピヲ十世会です。そして、ヴァチカンにつながるフランス司教団の財産である聖堂をボルドオ市長として勝手に聖ピヲ十世会にプレゼントしちゃったのは、あーた、アラン・ヂュペです。ヂュペの方が聖ピヲ十世会と近いわけ。

あー、アホらし。

ソレムとつながるフィヨンはヂュペのようなこと、しませんよ。
だって、ソレムはしっかりヴァチカンとつながっているので、そんなことしないもんw

と、以上を書いたところで、冒頭で書いたとおり、きょうび仏蘭西共和国の国民で毎日のカト的生活を守っているひとは5割を切っているのだから、昨日、アラン・ヂュペが流した根も葉もない嘘に惑わされる有権者は結構いると思います。しかも、カトリックを毛嫌いする極左や田舎のアテさん(個人的に単純にカトリックが嫌い、ムシが好かないだけで自分は無神論者と豪語して、カト信者をいじめることを趣味にしているひとたちw←結構、存在するのよ。)には起爆剤となり「今度の日曜はヂュペに投票しようぜ」の決定打になってしまっていますね。

うぅううん。
ヂュペにこんなことされても、仕返しするフィヨンくんではない。

これが吉と出るか、凶と出るか。投票日まできょうを含めて残り六日ざんす。
木曜日のナマ討論(TF1で放映決定)でヂュペがこの話題に触れるかもね。うぅううん、脳内便秘になりそう。だけれど、ヂュペがどれほどカトリック音痴を披露するのかちょと楽しみでもある。ああ、あたしの天国はますます遠くなりました。


le 22 novembre 2016, Cécile



しっかし、アラン・ヂュペについてですけれど、外務大臣経験者なのに他国の基本事情に疎いまんま。そして、ボルドオ市長経験者なのに、カトリックのボルドオ大司教区とは疎遠すぎて、世俗と自称しながら勝手にとっちらかったことを実行する。まあ、市長さんがそんな失笑に値することができるのも「今の仏蘭西」ですわね。
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by ma_cocotte | 2016-11-22 16:36 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
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