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ゴボウ抜きで飛び出た杭は打たれまくる。
その杭の名前はフランソワ・フィヨンで、アラン・ヂュペのトンカチに打たれ、ピストルで撃たれまくられている状態がずぅううっと月曜から続いています。
先の日曜夜に中道右派の次期大統領候補決定予備選でフランソワ・フィヨンが首位、アラン・ヂュペが二位となり、決定直後にアラン・ヂュペが「私は戦う!」と勝利宣言演説を締めくくったところまではどこか詩的に思えなくもありませんでしたが、翌月曜日からヂュペはただただフランソワ・フィヨンについて公私混同で批判と子供じみた嘘を次々と流し続けて、きょう木曜日。きょうの夜はFrance 2(当初はTF1だったのに)でお二方のナマ討論番組が放映されることになっています。

兎にも角にも、その連日、ヂュペ陣営から発表されるフィヨン批判とウワサがあまりにくだらなすぎて、どうにもヂュペ陣営の戦法は誤っているとしか思えなくなりました。そればかりが流れてきて、肝心のヂュペ本人が「もし大統領に選ばれたらボクはこうしたい、ああしたい」がまったく我々の眼にも耳にも届きません。そりゃ、こちらが努力して探せば見つけられますよ。確かに数日前までのエイメリカ次期大統領戦において勝利したダアナルド・トゥランp氏はずぅううっと自画自賛と他の存在への痛烈な批判と嘘を無駄に叫んだことで勝利したけれど、これは悪例であって善例ではないと捉えた私がココでもやっぱり員数外でした。たった数週間でマネしたアホをこうして共和国ン中で目の当たりにしているのですから。

連日、ヂュペ陣営から発出されるフランソワ・フィヨンについての悪いウワサですが、昨日の午前は「フィヨンは極右とつながっている」、そして昨日の午後にはとうとう「フィヨンは反ユダヤ主義者」ですよ。これには呆れました。この事実を私が知ったのもフェイスブックの壁に届く報道からでしたが、コメント欄を覗くと、この月曜からのヂュペがしかけるフィヨンへのこの攻撃について「お腹いっぱい。吐き気を催してきた」と感じている共和国民が多いことがわかりました。多くのコメント欄に「もうヂュペからのこのやり口を気にするな」という意の内容がありました。

この分だときょうの夜のナマ討論ですが、ヂュペさんの口からは「あなたはカトリックの超伝統主義者」「極右とつながっている」「堕胎法に二枚舌」「LGBT差別者」「反ユダヤ主義者」とばかり出てくるのですかねぇ。うへぇ。

確かに振り返ればこの秋になって以降、中道右派の大統領候補はアラン・ヂュペで決まりだろうという予想が常に流れていたわけで、先の日曜日の第一回投票でフランソワ・フィヨンが首位に躍り出た事実は誰にとっても想定外に値しました。もしかしたらアラン・ヂュペ本人とその取り巻きにとってはこんなに面白くないことはないのかもしれませんが、首位奪還するにせよ、こういうあまりに程度の低いスキャンダル流しで人心を取り戻そうという方法は、「近未来の国父」が行っていいことなのですかね? とても国父に従う羊はマネする気になりませんが・・・ヤギはするでしょうけれどね。

この四日間、フランソワ・フィヨンさんはヂュペさんに同じ方法で仕返すことなく、淡々とこれまでの戦法を続けて今日を迎えました。作戦勝ちに思えます。昨日の夜の時点のアンケート調査で既にフィヨンの支持率70%に届きそうなところだそうで。

今朝早く、私が見たニュウス専門チャンネルでは同じ広場でフィヨン陣営とヂュペ陣営がビラ配りしていましたが、通りすがりのひとびとがヂュペ陣営のひとびとに厳しい顔で言い返していたのが印象的でした。でも、本当にヂュペ陣営が次々と出すフィヨン氏についてのウワサはちょっと考えればブーメランで「そりゃ、ヂュペさん、あんたでしょ? あんたが深海で極右とつながっているぢゃん。」と突っ込めるので、この戦法は自滅ではないかと思います。作戦ミスですよ。

以上、今晩の最終決戦直前のフィヨンvsヂュペのナマ討論、ぼんやり視聴することにします。

ヂュペの声、嫌いぢゃないけど、その声で他人の批判を言の葉に乗せるって悪魔っぽいよねw
ヂュペから出る今日の悪口は何だろう?とちょと思うけれど、まぢ、もう、お腹いっぱい。
ヂュペ陣営はいい加減、自分たちの戦法のせいでフィヨンへの(単純に「かわいそう、気の毒」という感情だけの)同情票が集まっていることに焦らないと、もう挽回の時間はありません。



le 24 novembre 2016, Flora

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by ma_cocotte | 2016-11-24 15:21 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
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