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ミギに曲がれば2ユーロ、ヒダリに曲がれば1ユーロ
こんにち(2017年1月22日)は仏蘭西共和国内で中道よりヒダリの大統領立候補者7名から筆頭候補者を選ぶための第一回投票日であります。成人の共和国民ならば1ユーロを携え投票場に行けば投票できます。先の中道よりミギの、同様の大統領候補予備選(初回、決選)の2回はそれぞれ2ユーロと引き換えの投票権でしたから、中道よりヒダリの世界では半額で「投票できる」ことになります。

ふぅうううん。
こういうことでも仏社会党よりヒダリは庶民、平民の懐に優しい、あなたがたを思っているのですよ、というアピールになるのだと傍観者の、投票権を持たないガイジンである私はわかった気になっています。

ですから、ココんちでは仏蘭西国籍所有者がひとり。彼は夜が明けたら、近所の小学校まで1ユーロを握って投票に行くそうです。ミギでも投票、ヒダリでも投票するのはどこの政党にも組していないので自由、良心に従うのみで動ける。

ところが、昨晩、ココんちの仏人に「誰に投票するのか?」と質問したら、モントブ Arnaud Montebourg と返答。他人が誰に投票するのかイチャモンぶっつけるのは道でないことはわかっていても、ついうっかり「え゛ぇええええ、もんとぶぅううう????」と私の口から言葉が漏れてしまいました。モントブだけは勘弁してほしい。私は彼を毛嫌いしているから、に過ぎませんが、どんな論を上げようとモントブだけはヤと断定してしまう。見てくれがいくら良くても、根底から醸し出される獣臭さがどうにもサルコぢと共通する何かがある・・・という私の直感(いえ、単に偏見ですよ)。まあ、モントブはサルコぢほど下品な何かを発してはいませんけれどね。ヤなもんはヤ。

余談、モントブの初婚は南仏蘭西にある「ヴァルマアニュの聖母マリア修道院 Abbaye Sainte-Marie de Valmagne」の聖堂で行われたそうで、ここはかのシトー会というそれは厳しい生活を守る観想修道会が任せられている場でもあるのですが、その初婚時のモントブの夫人が子爵家の出でもあるので、その子爵家との歴史上の縁あってこの聖堂での挙式になった(らしい)。ですが、モントブは彼女との間に2男子をもうけるも、2010年には離婚。その直後から有名女性ヂャアナリスト、女優、そして女性政治家との恋愛が常に話題になり、2015年にこの女性政治家(オレリ・フィリペッティ Aurélie Filippetti 、モントブと同じ内閣で活躍していたあるね)の間に一女誕生。なんつうか、初婚時のカトリックでの婚姻は「相手の女性側の家族の求めに泣く泣く応じたのであって、ボクの希望でも願いでもありません」という婚姻解消裁判であまりによく聞く「逃げ口上」のパタアンだなあ、とつくづく。

話戻って、こんにちの中道左派のための大統領立候補者選出予備選挙第一回投票ですけれど、ココんちの仏人には「モントブ以外でどうかひとつ」と言ってはみました。

先の木曜日の夜だったか、中道左派よりヒダリで、この予備選挙に応じた7候補者による第三回ナマ討論会がテレビ中継されましたが、その直後からこれまで3、4位にいたブノワ・アモン Benoît Hamon の人気が急上昇、1位になる瞬間も何度かあったとか。となると、ミギの予備選で同様に3、4位の位置で予選落ち確定とまで言われたフランソワ・フィヨンが急上昇した流れと似ていなくもありません(見た限りはフィヨンほどの逆流を登る勢いはアモンにはないけれど)。アモンについては先に書いた通り、ユダヤ系なので吉と出るか凶と出るかちょとわかんないし、40歳代なのでマクロンの30歳代に比べればマシかもしれませんが、それでも若さがハンデになるかどうか・・・ですね。今回は妙齢に譲り、次回にだうぞ、のパターンになっても不思議はありません。



le 22 janvier 2017, Vincent

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by ma_cocotte | 2017-01-22 17:38 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
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