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慢心で失う予想図
昨日の、中道左派の大統領候補者予備選挙第一回戦。
なんとブノワ・アモン Benoît Hamon がトップで決勝進出しました。中道右派も予想外の展開で始まりましたが、中道左派でも同様の珍事となりました。
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昨日の投票結果はこのとおり。
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昨晩、午後8時40分くらいに選挙管理責任者直々の結果発表があり、その時はコンマ以下は四捨五入。それ以降、翌朝の今に至るまで報道各社の数値はコンマ以下に若干の違いがあるものの、ほぼこの ↑ とおりです。

ナマ討論の第一回放送前まで、第二回放映後も、確か下馬評ではアルノ・モントブゥ Arnaud Montebourg が人気No. 1で、二位と三位の間をマニュエル・ヴァルス Manuel Valls 前首相とブノワ・アモンが浮かんだり沈んだりしている感じでしたかねぇ。ところが、先週木曜の最後の第三回ナマ討論番組放映後からブノワ・アモンの人気が第一位に浮上し、もしかすると決勝はアモンvsモントブゥではないか、ヴァルスは予選落ちかも・・・とささやかれ始めてもいました。

ところが、どうでしょ。昨晩の結果は上のとおり。第一位、第二位が30%超えしたのに、モントブゥは18%の得票率で第三位、予選落ちしました。この結果はモントブゥ本人がまったく想定していなかったように思います(振り返って、中道右派予備選のサルコぢの場合、第一回投票の前に落選の予感を持っていた感がある)。というのも、モントブゥは誰よりも早く次期大統領に立候補していたこともあり、アピールの時間も長く取れたし、マスコミが何かと彼にスポットライトを当てていたことも事実。しかも、彼が掲げる政策は左派でありながらもどこか「仏蘭西第一主義」を挙げながら共和国民を救済する、という話だっただけに、モントブゥ自身は相当量の自信に満ち溢れて昨日の投票日に臨んだと思われます。でも、結果は一位でも二位でもなく、三位で落選。これは正直、冷ややかに傍観していたガイジンの私にも驚きの結果でした。私はなんとなーく決勝はモントブゥvsアモンで、ヴァルスが三位で予選落ちと思い描いていたものですから。外れたあるね。でも、これまでのモントブゥが醸し出す高慢ちきな臭いを感じ取ってもいたので、彼の過剰な自信がこういう結果を招いてしまったのかもしれません。昨晩のスピーチも最後にキザな表情としぐさで〆た。これだけはサルコぢがマネできないモントブゥの生まれながらに持ったタレントだわな。今後、どちらのお堅いおねいさんがモントブゥに騙されるのかなあ。

昨晩はモントブゥの敗戦宣言が最も早くて、そのスピーチでモントブゥは同じ内閣の同僚で、同時期に閣僚を辞任したブノワ・アモンを今後支持すると発表。単純計算なら、今回のアモン支持票35%にモントブゥ支持票18%が上乗せすれば53%ですから、来週の決勝はアモンが勝利。でも、自由意志やら意思が各自にありますから、モントブゥ支持者全員がアモンに投票するとは限らないのが真理です。それで票が割れても、ブノワ・アモンかなり強しでしょうか。

ただ、敗者の方々全員が今後誰を支持するか公言していないことが今回の特徴で、たぶん・・・ですけれど敗者の中にはこの予備選に参加しなかったマクロン(中道右派寄りのヒダリ)またはメランション(極左にまで至れないけどかなりヒダリ)のどちらかに付くつもりなのかもしれません。こうゆうところが今回の大統領選挙で「中道よりヒダリの衰退、分裂」を招いてしまい、極右が浮かび上がる助けになってもいるように思えます。持論・ミギに巻こうがヒダリに巻こうが巻き切れると「なぜか同じ思想」ですからね(失笑

ま、夜明け前のお仏蘭西。こんなところです。


le 23 janvier 2017, Alphonse

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by ma_cocotte | 2017-01-23 16:02 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
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