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話し方
昨日は午後8時半過ぎから深夜1時近くまで次期大統領選挙に立候補した11名のうち10名が登場してのナマ討論番組が放映されました。約4時間のナマ番組。うへぇ。
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視聴する私は選挙権も持っていないし、フランス語もわからないので、寝室のテレビでそれを眺めているうちに自ずとウトウト。で、ハっと目が覚めるのが女性候補者のヒステリックな声か、本来ならばあってはならない同時に二名以上がしゃべり続けることがきっかけです。同時にしゃべって何を言っているのかさっぱりわからないシーンはドラマ「カルテット」でもありましたっけね(ああ、のすたるじぃ)。

昨日に限らず、先週月曜日の同様の立候補者主要上位5名によるナマ討論番組でも、その前の週だったかフランソワ・フィヨン候補を招いてのナマ番組でも、どうにも女性立候補者や女性の質問者とのやりとりでの女性のヒステリーな話し方に、私も女性ながら気分を害し、あらためて自分自身もこういう話し方をしないよう気を付けようと思いました。

先週月曜と昨晩の立候補者のナマ討論を眺めていて、フランス語ちんぷんかんぷんの私が好感を持てたのはフィヨンとブノワ・アモンの両候補者です。前者は中道右派のフランス共和党候補、後者はフランス社会党の候補。この2党は共和国の2大政党だからなのか、フィヨンもアモンも話し方が上手なのです。声色、話すテンポが他候補者より優。今回の次期大統領選挙での2トップは極右政党FNのおんな党首マリィヌ・ルペンとフランス社会党員ながら独立候補を決めたエマニュエル・マクロンです。この二名の話術。マリィヌは女性ながら他の女性の話術と異なりヒステリックにならない、どんなに敵から振られてもニヤっと笑ってかわすのが「妙に巧い」のです。彼女がこうなのは元は弁護士ゆえなのか、それとも極右政党FNを創立した彼女の父親(ヂャンマリ・ルペン)と共に彼女の人生のほとんどを世間からの攻撃があったせいで身に着けた術なのかわかりません。落ち着きぶり、居直りぶりにおいてはマリィヌの方が父親より勝っているかもしれません。だから、今回、彼女は上位に位置づいているのではないかなあと思います。
一方のマクロンですが、話し方においては同じ社会党員であるアモンに負けているというのが私の印象です。ただ、マクロンの演説、話っぷりは政治家というより、私が子供の頃、うっかり見てしまったアメリカのキリスト教新教のテレビ伝道師に声もしぐさもそっくりで、聴衆の反応もそっくりなのです。だから、繰り返し見ていると、私個人はマクロンについては胡散臭く思えてくるのです。

その上位二名が昨晩もちょっとした舌戦になり、マリィヌ・ルペンの「根拠のない理想のフランス」についてマクロンが「あなたはスイスや韓国を例に挙げてフランスの過去を批判し、未来を語るが、ココはフランスであってスイスでも韓国でもない。現実を見て、語ってくれ」と。これについては私もマクロンの言う通りだと思うというかずっと思っていました。マリィヌ・ルペンが掲げる彼女が創ろうとしている「フランスの未来」は荒唐無稽過ぎて、「世界の現実」を知る者には失笑。ところが、フランスしか知らない、フランスが今も未だ近世、アルジェリア戦争前の「列強国」だと信じているひとびとにマリィヌの提案は「最高」なのです。がぁ、数日前のマリィヌの演説でフランス語は世界第三位の使用者数なのだから、これからはグーグルもナンタラカンタラ(=すべて米国やイスラエル資本の媒体名)からも離れてフランス語第一の媒体を造ろうぢゃないか・・・なーんて正気で言って(いるようにしか私には見えなかった)・・・。アホちゃいますか、マリィヌさん。フランス語が世界の第三言語だとしてもそのほとんどがアフリカ国内ですから、現実問題として先進国であるフランスとカナダのごく一部がまずアフリカ大陸内の仏語使用国それぞれを育てるのが最初。ところが、このマリィヌさん、ご自分が大統領になったらアフリカ大陸内の旧植民地支援を止める、治安維持のための軍隊派遣さえ行わない、とおっしゃる。治安維持も放棄して、文化事業の向上ばかり強いたところでアフリカ大陸の仏語使用諸国がそれに集中できますか? マリィヌさん、ロジック破綻しているわな。おまけにFREXIT フレキシットなんてBREXITをもぢった語を用いてフランスもEU離脱、Euro廃止とかおっしゃってるけれど、そんなことになってフランス語を第一としたインターネット媒体で世界一になるって・・・・アタマどーかしちゃってるとしか思えないンですけれど、あたし。

マリィヌがこんな現実味のないことばかり次々と公にしているので、私は23日の第一回投票でマリィヌが3位落ちで、フィヨンが2位浮上はまだ可能性があるのではないかと見ています。こんなマリィヌに貴重な票を投げる国民が多くいるなら、前に言ったように今のフランスは「民度が低い」としか見なしようがありませんよ。

そして、マクロン。エマニュエル・マクロンね。
マリィヌよりはマシですが、独立候補のせいというか、彼が自分で選択したのが所属の社会党から独立した候補なのも、彼が掲げる政策が極右から中道を経て極左までそれぞれの候補者が提案しているところの「イイとこ取り」という点が私には引っかかります。イイとこ取りで、あの宗教家のような演説ですからね、騙されるヒト、多いあるよw 私個人は今のマクロンを見ていると、かつての、最初の大統領選に立候補した当時のサルコぢが重なります。サルコぢは極左から極右まで都合の良い提案をすべて奪って提案し当選しましたからね。で、当選後、全部裏切りやがりました、サルコぢは。私腹ばかり肥やしやがって、っざっけんな、でありました。マクロンもなーんか同じ臭いがするのよね。

以上、あたしが上位二候補を胡散臭く思っているボヤきでした、まる


le 5 avril 2017, Irène










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by ma_cocotte | 2017-04-05 15:34 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
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