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おんな党首 マリィヌ、恐ろしい子っ!
フランス共和国次期大統領選挙投票日まで16日(J-16)。

今、私の背後のテレビには次期大統領候補のひとり、しかも、決選投票に至る二名のうちのひとりだと予想されている極右政党党首マリィヌ・ルペン Marine Le Pen がFrance 2の生トーク番組に出ています。ナマですから話題の中に当然のことながらシリア北部での毒ガスを用いたであろう空爆について触れました。あたしの聞き間違いか、はたまた強烈なバイアスのせいかもしれませんが、おんな党首まりぃぬが「シリア国民が誰に従うのかはシリア国民それぞれ本人の自由と責任」みたいなことを言いやがりました。早い話、アサド大統領を支持しない国民は毒ガスで殺されても当然とでも彼女は言いたいンでしょうか?

狂ってますね。

そもそも、私個人は10年ほど前にココんち地元で思想が狂っているシリアからの移民女性と関わって以降、シリアのアサド父&息子の御世に微塵も支持も同情もしていません。あのバカ息子に至っては、彼の本心においてイスラム国が原理主義を恐怖で強要するより前になぜ自分がそうしなかったのかと悔やんでいるとさえ私は妄想しています。もしアサドのバカ息子が自らシリアという国の最長上になったことをきっかけにイスラームそのものを原理化し、国民に強いていれば、自分が今のような状態にならずに君臨していただろう・・・ってね。ま、原理化の途中でうまく行かなくなってしまったことに彼は目を向けないでしょーけれど。今のアサドのバカ息子にしてみれば、彼にとって納得いかない欧米型の「国際」なんかにイヤイヤ従ったからこんなことになったのさ、と思わないと救われないンだろうな。そういう心持に忍び寄ったのがロシア皇帝のプゥチン。

昨日の朝からシリアでの政府軍による国民への毒ガス攻撃についての報道を次々と見聞している私の口からは、少しでも早くアサドをハーグに送れ!でしたが、これもまた単純バカな思いつきで、アサドにはロシアの「皇帝になりたい男」プゥチンがねっとりくっついていることを忘れちゃいけない。それを思い出すと、本当のところ、その毒ガスとやらはシリア政府軍の所有物なのか、それともロシアから運ばれて落とされた物かさえ、この広い世界にちらばる我々にはわかりきれません。

そんなわかりきっていないのはあたしたちだけなのか、きょうの朝には米国がシリアの政府軍拠点を攻撃したという報道。だから、朝一番でフェイスブックを確認すると、既に「これは戦争の始まりだ」というエントリーも散見。冷戦終了しても、やっぱり世界大戦はエイメリカvsソヴィエトになるんだなあ・・・とぼんやり。

そこで、フランスだけれど、プゥチンと親しいとアピールした大統領候補は少なくとも2名。タイトルにもいるおんな党首マリィヌと中道右派(フランス共和党)代表候補のフランソワ・フィヨンです。フィヨンについては私個人はずっと贔屓していたので、プゥチンとの蜜っぷりを表明した時にはかなりのドン引きで、私の彼への贔屓もぐぃいいいんと下がりました。ほぼ同時期にスキャンダルまみれにもなりましたしね。そのフィヨンは昨晩、ストラスブールの集会で聴衆から小麦粉を浴びせかけられて、真っ白けになった・・・。

おんな党首まりぃぬは今から数分前のナマ放送で、毒ガス攻撃にあったのは犠牲者たちがアサドに従わなかったと言わんばかりだったと仮定すると、もしおんな党首まりぃぬが共和国大統領になり、エリゼ宮殿にお住まいになった暁には、共和国民とあたしのような長期滞在者がまりぃぬの忠実な犬にならないと、毒ガス吸わせちゃうからね、ということなんでしょうね。うへぇ。漁師の娘がソラ恐ろしい・・・。

ま、私には理解不能ですが、共和国内にはアサド政権を支持するニンゲンも多くいらっさるので、彼らが今回の毒ガス攻撃についてどう意見するのか、待っているところです。前回、2013年のアサド政権による毒ガス投下疑惑と同様に、シラを切るアサドに同情するンですかねぇ。今回二度目ですから、「二度あることは三度」、まず間違いなくあるでしょうね。
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↑吐く。↑
嫌悪。
アサドに同情するひとびとの目から一日も早くウロコが落ちますように。


le 7 avril 2017, Jean-Baptiste de La Salle


【書き忘れ】

昨晩は次期大統領戦で一番人気のエマニュエル・マクロン候補が2時間ものナマ放送に登場したけれど、彼のみょうちくりんなほどのアグレッシヴな語りのせいで、番組のほとんどが二名以上が同時にフランス語を声高に、どんどん早口になってがなる繰り返しになりまして、まぢ、こんな若造が大統領になったら誰の意見も聞かずに自己主張するだけなんでねーの、という印象しか持てませんでした。おんな党首がフランスは世界最高の国だと繰り返していますけれど、そんな世界最高の国の国父がさー、臣民の話にロクに耳も傾けずに自己主張をがなり立てるなんて、どんだけ歴史が後退しているの?とガイジンのあたしは失笑するしかありませんでした、まる

てか、今度の大統領選挙の候補者11名のうち、おそらく決選の二名に残ると予想されているのがこのおんな党首マリィヌ・ルペンとエマニュエル・マクロンですぜ。大統領を支持しないから毒ガスでやられても、とか、他人の話にロクに耳を傾けもせず自己主張に徹するアラフォー男の決選って、あーた。こんな二人が上位になるということは、それだけ共和国民が疲弊しているということですかねぇ。










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by ma_cocotte | 2017-04-07 15:25 | よっ、大統領!2017 | Comments(2)
Commented by joyママ at 2017-04-08 17:02 x
いやぁ〜〜流石にすごい 写真ですね
それが 着られるところが また凄いですね
Commented by ma_cocotte at 2017-04-14 16:33
+ joyママさま、

フランス国内でさえ、アサド親衛隊についてご存知ないまま、アサド贔屓するひとびとがいます。世間を知らないおブルヂョワに多い。十把一絡げで「ただただ憐れむ」が彼らの階級の善行の表し方なのでしょう。
ですが、アサドの父親の時代からフランスにはシリアからの移民が多々おり、その中にはフランス国内で平然とユダヤ人殲滅をそそのかしているひとびとがいます。ユダヤにもパレスチナ系にも、イスラームにもユダヤ教にも関わりない傍観者である私たちまで殲滅運動に加担するようお誘いがきます。あのお誘いの内容を聞いてシリア(政府)に加担する傍観者ってアホぢゃないですかね。良心あったらシリアのアサド政権の根本には同意できないと私個人は考え、捉えています。
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