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ミギに巻こうが、ヒダリに巻こうが根っこはおんなじw
何のこと?って、お政治のこってす。
今度の日曜に第一回投票日を迎えるフランス共和国次期大統領選。
先週あたりからほうぼうの識者から常に首位を争っている極右政党FNのおんな党首マリィヌ・ルペンと、ここンところで人気急上昇中の限りなく極左に近い、その一歩手前あたりを陣取っているヂャンリュック・メランションが掲げる政策が「そっくり、同じぢゃねーかよ?」というつぶやきがぼそぼそ出始めているのです。メランションという御仁は元はフランス社会党に所属していたけれど、仏社会党が集会の最後にインターナショナルぢゃなくて国歌斉唱するようになったあたりから右傾化を憂い、党を脱藩し、かぎりなぁああく極左に陣取りました。一方のおんな党首マリィヌは実父が初代党首だったFNを受け継いだ二代目で、最近はマリィヌの姉の娘が20歳代ながらFNの政治家としてデビュウし、いずれFNの三代目になるのでは?と・・・ま、早い話、漁師のおっちゃんが築いたルペン王朝が極右政党FNの箱庭でリカちゃんごっこしていることになります。そーんなおままごと遊びに惹かれている共和国民が多いというのがガイジンのあたしには摩訶不思議なンですね。だって、これまでフランス共和国という国はなんでもかんでも「世界一」をアピールしたがり、確かフランス大革命とか人権宣言とかも人類史上初とか自画自賛していませんでしたっけね? そんな国で生まれ育った国民の多くが魚屋のおっちゃんが始めた箱庭のおままごとに惹かれるって、たいした初等中等教育が受け継がれていない、浸透していないのではないでしょうかね?・・・と呆れるばかり。

兎にも角にも、極右のおんな党首マリィヌも極左手前に着座しているメランションも欧州連合から独立するとかなんとか言っちゃっているわけで、そうなるとこの点だけに魅了されている限りなくドメスティックな、一生、飛行機に乗らないと決めている方々にすれば「ミギでもヒダリでもいい」わけです。そんな気持ちになったところで、おんな党首マリィヌは愚かしくも第二次世界大戦時のユダヤ人迫害について当時のフランスになんら責任はない、と発言し始めた。おいおいおい、これってとてつもないマイナスポイントではありませんか。いくらドメスティックな共和国民だって歴史修正主義のおんな党首に票を投げるのは止めようとなりますよ。FNとしてはこの発言をしても勝算があると見極めたことで、立候補者おんな党首マリィヌの口を開かせたのでしょうが。

おそらく、ほぼ間違いなく、おんな党首マリィヌが歴史修正を公言し始めたことがきっかけとなり、こんにち、復活祭の連休明けの今日発表されたアンケート調査で、おんな党首マリィヌの人気は1%落ちの22%、そして彼女と常にトップを争っているエマニュエル・マクロンが22%と安定のタイ、そして、なんと中道右派の仏共和党の公認候補であるフランソワ・フィヨンが21%にまで上昇し、トップ二人を脅かし始めたのです。先週から急上昇と騒がれているメランションは18~19%で今のところ4位。

この数値やら順位を眺めて思い出すのは今世紀はじめの共和国大統領選挙で、こうして投票日一週間を切ったところで公開された予想において最終決戦はヂャック・シラクvsリオネル・ヂョスパン(当時の仏社会党党首であり、首相経験者)と楽観していたのに、いざ第一回投票の結果が出たら、ヂャック・シラクvsヂャンマリ・ルペン(FN初代党首で、おんな党首マリィヌのパパ)だったのです。あり得ない結果、現実に、ヂョスパンは政界から完全引退。今に至るまでココんちからさほど遠くない島で余生をお過ごしでらっさる。当時は、この決選となり、決選の二名によるテレビでの公開討論についてヂャック・シラクが拒否しましたっけね。まあ、そんな過去は横に置いても、諷刺週刊誌からのスキャンダル攻撃でイットキは候補辞退するだろうとまで言われたフィヨンが上位二名と1%差となった。

こりゃ、今度の日曜の結果はわからなくなってきました。

私個人は今もまったく、先週と変わらず、いつも、世々に至るまで、今度の大統領戦の決選はマクロンvsフィヨン。で、大統領になるのはどちらかわからんわい。そうでないと、おもしろくない、退屈だw 無責任だから選挙くらいはおもしろくあってほしいのね。そんだけ。

le 18 avril 2017, Parfait




とかなんとか書いちゃってるけれど、正直なところ、齢39歳のマクロンに大統領の座というのは早い気がするのよね。世界情勢に冷静になれる器がマクロンにあると思えないのよ、あの他人の話を聞く余裕がまったくない自己主張をオップレスする態度を見ちゃうと。





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by ma_cocotte | 2017-04-18 15:37 | よっ、大統領!2017 | Comments(2)
Commented by 塩キャラメル at 2017-04-20 10:21 x
いつも楽しく拝見させて頂いています。
ルモンドやフィガロの記事を読んで、いまいちよくわからない時に、こちらを拝見して納得することも多く、とても助けて頂いています。

先程、フィガロのDe quel candidat êtes-vous plus procheというテスト(16の質問に対して、それぞれ4から5個の答えの中で、一番自分の考えに近いものを選んでいくという)をしてみましたら、Emmanuel Macronと出ました~。

これからも、拝見させて頂きます~♪
Commented by ma_cocotte at 2017-04-21 15:53
+ 塩キャラメルさま、はじめまして。
私は脳みそツルツルですし、兎にも角にも良心は柳の枝のごとく風任せですので、
一緒に泣き笑いしていただけるだけでもうれしく思います。よろしくお願いします。

塩キャラメルさんはマクロンさんでしたか。
実は私は最初はフィヨン、途中から自分の生活と照らし合わせてアモン贔屓でしたが、ヒダリの分裂に飲まれてアモンが5位・・・昨晩のテロがあって猶更、次期も巨大政党のどちらかでないと政情不安につながってしまうのでは・・・と思い始めています。この状況で極右政党は危険ではないでしょうか。ドメスティックな有権者が短絡的にFNに票を投げないか
心配です。
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