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あんたの言ってることは難しくて、回りくどくて、わがんね。
五月になっちゃいました。
聖母月です(← わかるひとにわかればいいw)。

ココんちあたりは明け方までかなりの雨。夜が明けても、雲の流れが速いのか雨が降ったり止んだり、その間にしっかり太陽が見え隠れしています。気温は低い。暖房のスイッチをいれました。

さて、仏蘭西共和国次期大統領選挙。
今度の日曜が最終決戦の日です。(ドリカムの「決戦は~」が脳内ジュークボックスにオン)

昨晩なんぞはテレビをどのチャンネルに合わせても大統領戦の話題ばかりで、かんけーねーオレさまはつまんなくて寝ちまったさ。

というかね、まぢ、今度の大統領選挙、つまんねーです。
これがフィヨンvsマクロンだったら、周囲の有名人の応援票がもっと割れて、ワクワクできただろうに、と真面目に思います(おいらのぢっつぁまは生前、某党の選挙参謀w)

ですが、現実は「黙れ、小童!マクロン」vs「おんな党首マリィヌ・ルペン」の一騎打ちです。
おんな党首は極右政党フォン・ナシオナル Front National (略称FN)の創立者の娘ですから、ミギに巻こうがヒダリに巻こうがどっかの北朝鮮を支配する一族と似たようなもんです。「えー、違うよー」はココでは無し。だって、バカには両者がそっくりとまでしかわかんないからです。

そのおんな党首マリィヌですが、以前、父親の御世だとFNはやたらと見本の国として日本国を挙げていたのに、彼女が見本として挙げる国は韓国とスイスです。この鍵語が出ると、小童マクロンが遮るように「ココはフランスだ!」と声を上げるのも毎度で飽きてきた。けれど、近々、ニュウス専門チャンネルが主幹となって選挙直前最後のナマ討論番組が放映されるので、そこでも同じ茶番劇を見れるでありましょう。

もう「決戦は日曜日」まで六日を切り、あの最初の投票日から数えれば折り返し地点を過ぎたので、こうも毎日、クドいくらいテレビでもラジオでも電脳域でも共和国大統領選挙の話題を見聞してわかったことは両者のターゲットが明らかに違うこと。小童マクロンは三角形の頂点につながるひとびとに語り掛け、おんな党首マリィヌは三角形の底辺を狙っている。なんだか、本物の「おんな城主直虎」ちゃんと似て遠からじな「おんな党首まりぃぬ」です。でも、三角形の頂点にどこかでつながっているひとびとにとって「おんな党首マリィヌ」が口から出しているあらゆることは失笑、飽きれてぽっかーんに値しても、三角形の底辺でうごめくひとびとにとって彼女の話は簡単でよくわかる。話の進め方が単純だし、文章やら単語が難しくないから、最後まで聞いていられる。彼女がつく嘘も自分が生まれてなかった時代や国境の外が舞台の作り話だから信じたところでどうってことないのです。

ところが、だ。
黙れ、小童!のエマニュエル・マクロン。
マクロンです。エリートです。そんぢょそこらにいないエリートです。イエズス会のガッコの卒業生です。エナルクです。銀行家で成功しました。閣僚経験もありんす。・・・と、ダチョウの羽背負って燕尾服で正面を向いたまま階段を駆け下りてきそうですけれど、彼の話は難しすぎて、三角形の頂点につながるひとびとにとっては納得が行き、手を取り合うことを決断できても、三角形の底辺のひとびとにとって小童マクロンが自ら話すことは「途中脱落、途中棄権」なのです。言ってることが「難しくって、よぐわがんね」。この弱点を小童マクロンはその知力で既に見抜いていたから、農村部に強いフランソワ・バイルゥを引き込んだ。バイルゥは以前どこかに書き散らかした記憶があるけれど、昭和時代の民社党の春日氏を思い出すというか、なんだろうねぇ、中道なんだろうけれどよくわからない、天秤が細かに動いたまんまだから、どう飛び乗ればいいのか運動神経が良くないとタイミングを掴めないというか。それでも、共和国内の農村部で長年強く支持されているので、バイルゥが小童マクロンを応援すると宣言すれば、それだけで農村部では「バイルゥさまがそうおっしゃるならば」と乗船する気持になってくれる民が出るわけです。これで、小童マクロンにしてみれば農民の票をかなり得ることができた。票数を補えたわけです。バイルゥには足を向けられンだろ。だから、小童マクロンが大統領になったら、バイルゥが首相になるかもしれないという噂も立ったくらいです。小童マクロンがそこまで恩を感じているか。アタマのいい人に薄情、喜怒哀楽がない冷血が多いのも世の常w

兎に角、残りの日数で小童マクロンが誰にでもわかりやすい話を、落ち着いた声で、ゆっくりと話せば、得票はいっそう増えるでしょう。

おんな党首マリィヌの方は何を早まってか、歴史修正主義だとわかるねつ造話を始めてしまいましたからね(フツーだったら当選してからするでしょーに)。だから、ココ数年でテロの現場に直接間接で関わり、心身に深い傷を負ったひとびとがおんな党首マリィヌに庇護を求めたにも関わらず、歴史を独善修正したことでその支持者層がもろけてしまい。・・・変なの。

いずれにせよ、ココんちではおんな城主については危険な存在としか思えないし、小童マクロンについては貧乏ゆすり過ごそうなんで近づきたくない。けれど、これからの5年はまず間違いなく小童マクロンの御世と断定しているので、ココんちの唯一の投票権を持つ者は自宅ではなく南仏に滞在中を理由に「棄権」。

選挙権のない私ですが、ココんところで小童マクロンがピノキオに見えてならず、一週間後の今頃、月曜朝、テレビに映る小童マクロンの鼻がどんだけ高くなっているのか既に妄想状態です。でもさー、まぢ、マクロンの話っぷりって、途中で「黙れ、コワッパ!」と遮りたくなりますぜ。





le 1er mai 2017, Jérémie








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by ma_cocotte | 2017-05-01 17:01 | よっ、大統領!2017 | Comments(0)
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