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なぜノートルダム「寺院」なのだろう?

昨日の午後に発生した、花の都はパリのノートルダム「寺院」前広場での蛮行事件。
一夜明けたきょうはニュウスを見れば必ず現場の周囲に配置された防犯カメラが記録した蛮行と、その直後の警官による容疑者への発砲の様子が繰り返し紹介されておりまして。ぼーっと見ながら、こりゃ、警官に勘違いされたら、こんなにもいとも簡単に発砲されちゃうンだなあと実感しました。私のような落ち着きのない顔が平たい黄色いヒトなんて警官の脳が「チョー危険」と発信した途端のパーン!でしょうねぃ。それと、昨日のこの発砲事件ですが、今まであそこで何もなかったのが不思議なくらいで、正直、「驚いた」という表現より「ああ、やっぱりね」みたいな感情が脳を過りました。昨日の私は外出を繰り返していたので、この事件を知ったのも午後6時前後だったと記憶していますが、ミーのフェイスブックの壁をスクロールしていたら、仏蘭西の司教団からの知らせでノートルダムで毎日行われている夕祷は中止となりました、という報告がありました。これ、毎日、テレビのカトリック専門チャンネルでナマ放送されているので、放映中止のお知らせも兼ねていたようです。こうゆうことがあるととばっちりは世俗にあり、いつもだったら、当たり前に夕方6時にノートルダムに飛び込めば、抹香の薫りとパイプオルガンの調べ、優秀な方々による先唱やら歌唱など心身で察することができ、なんだか清められたようでカトリック信者でなくてもその場に居合わせて運が良かったと思うひとも少なくないのにね。今朝は在仏日本大使館から緊急メールが届いており、

報道等によれば、6月6日午後、パリ中心部のノートルダム寺院前で、男が金づちのような物で複数の警察官に襲いかかったことから、警察官が男に発砲し無害化した事件が発生しました。現在、現場はパリ警視庁の警察官により封鎖されており、捜査が行われている模様です。当分の間、現場付近には近づかないようにお願いします。

2017年6月6日在フランス日本国大使館より



と、記されておりました。せっかく6月の美しい季節、パリを訪問したのに、限られた時間の中で観光名所のノートルダム「寺院」に近づくことも、中に入ることもできないなんて悲しいかもしれません。ですが、ノートルダム「寺院」前のあの広場ってパリ警視庁からそんなに離れていないですよね。容疑者は40歳のアルヂェリア人男性(仏国籍も所有しているのかどうかまだわからない)で、どこぞの大学に留学中だとか。その彼があの広場で観光客を縫って警官に走り寄り、飛び込むようにしてハンマーを警官の脳天あたり目がけて振るったンですね。「シリアのため~」と叫びながら。これを知った時は軽くポカーンとなりました。シリアのためにフランス共和国内の警官を殴ってもシリアの国内情勢はちびっとも変化しないぜ。殴るなら、海軍や空軍の軍人でしょうにね。でも、そういうどこか的外れなところはマグレブからの移民さんにはよくある当たり前。でも、笑える勘違いは良しとしても、笑えない勘違いはよろしくない。しっかし、ラマダンに入ってから欧州のあちらこちらでのイスラム国が関わっているらしきテロが多すぎであります。今年のラマダンは一年で最も日照時間が長い時季にぶつかってしまい、仏蘭西あたりだと外がしっかり暗くなるのが22時あたり、夜が白むのは午前6時ですから、北欧だと23時でも薄明るいだろうし、午前5時には白んでいるでしょうね。(私が夏至の日にエジンバラにいた時は24時でも銀夜でした) だから、世の中が真っ暗の間にいくら腹持ちの良い食事をフルコースで食べても、日中の我慢はかなり厳しいのではないかと想像します。いっくら数珠をつまびいても解消するかどうか。ラマダンの間、信徒は口腔内に出たツバも飲み込んではいけないのだよ。空腹による苛立ちも加わっての蛮行なのかなあ。確かに私が南仏に住んでいた時、ラマダーンの間の市井は要注意で、路上での喧嘩やほうぼうの家庭から聞こえてくる罵声や不穏な音などは当たり前でもありました。当時はたいていイスラームを生活宗旨とする方々の間でのこういう奇行でしたが、イスラム国がその苛立ちを「十字軍に向けてやっちまえ」とそそのかす行いは、彼らが崇拝する神さまが求めていることではないと思うよ、まる

le 7 juin 2017, Gilbert


夕祷(仏語で Vêpres ヴェップル)はミサではなく聖務日課(仏語で Offices )のひとつなので、今回のようなことがあって世俗さんや観光客があの聖堂で参列できなくても、ノートルダムだったら多分、右隣にある司祭館の小聖堂で司祭方がおつとめしたと拝察します。大聖堂を壊せば礼拝できなくなる、と考えるイスラム国は甘いンだよっっ。ミサも聖務日課も野外でできるし。ふん。それにしても、表題に記したけれど、なぜノートルダム「寺院」なんでしょうね。ローマ法王の「法王」と同様に和訳で既に決まった用語なのでしょうね。でも、変なの。


・・・あ。でも、イスラム原理教条主義者だったら「寺」を襲撃するよね。明らかに拝む先が神ではないからさ。



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by ma_cocotte | 2017-06-07 15:46 | actualite 現時点の現場から | Comments(0)
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