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小童マクロンちゃまは断捨離が大、大、大好き
先のフランス共和国軍参謀総長辞任の話題。
少し冷静になって思い巡らしたら、エマニュエル・マクロン大統領閣下の粛清は今に始まったのではなく、ちょびっと前のフランソワ・バイルゥ François Bayrou を筆頭に今年5月17日に任命したばかりの MoDem 党(バイルゥが長上)選出の大臣たちが35日後の6月21日に辞任した件を思い出しました。それは表向き、スキャンダル(MoDem党内における資金の不正流用)に端を発していたので、法務大臣となったばかりの党首バイルゥも去るという話の流れになったわけです。

この一件を知った私は「ああ、御用済みでポイっなのね」と正直。
我らが愛する坊やマクロンちゃまが無事、大統領の座に就いたので、もう田舎ゾンビの票なんかいらねーよ、切ってまえ!ということ。愛するかわいい小童マクロンちゃまをゴミ屋敷には住まわせない。マクロンちゃまの周囲の不用品はちゃっちゃと捨てるとな。
同時にマクロン本人だかマクロン周囲のブレインズの狡猾と恐ろしさを実感したのでした。でも、こやつらを畏れないけどねw

というのも、そもそも、前もココに殴り書きましたが、大統領予備選の時点でマクロンがバイルゥと手をつないだのは、マクロンにとって農村部から票を得ることがヒジョーに難しかったから、です。特にマクロンの公私になんら縁のないヌーヴェルアキテエヌね。ココは南部が仏蘭西共和党、北部、中部は仏蘭西社会党が絶対で、中部より下の南東部でバイルゥ率いるMoDem党に一定の支持者がいるのです。社会党政権から離れた新参者マクロンがウマいこと言って騙せるのはバイルゥのMoDem党なンですよ。どーゆー話をマクロン一派がバイルゥに持っていったのか具体的にわからなくても、そこはかとなくミギでそこはかとなくヒダリな思考をバイルゥに話せば「結構簡単に騙せる」というのは今回の大統領選に限ったことではありません。今世紀に入って、いや、前世紀の終わりからかもしれませんけれど、バイルゥの立ち位置はのらりくらりで、大統領選挙のたびに「あれ?前回と考えが変わったの?」という点がひとつやふたつあるのは当たり前でした。まぢ、昭和の化石の私にはバイルゥは日本国で例えるならばかつての民社党かい?と。それくらい綱渡りの揺れ具合が怪しいわけ。だから、今回、バイルゥが予備選段階でマクロン支持を表明したことも「ああ、今はね。いつまで続くやら」とシラけてもいました。

その結果が組閣後たった35日でバイルゥ勢力全員が閣僚から消えたという現実。
このオチを招いた仕掛人って誰だったンだろうなあ。たいしたシナリオライターです。
バイルゥ率いるMoDem党がマクロン支持もあってこうして大統領に当選。おそらく事前に「おマクロンちゃまが大統領当選したあかつきには貴殿には重要閣僚の座をさしあげよう」とお話あって、バイルゥはそんな飴玉に騙されたンではないかと、これまた容易に妄想できるのでした。バイルゥってこれだけ長く、選挙のたびに舞台に上がっているのに未だにどこかあか抜けないし、オドオドしているのも特徴で、彼の醸し出す雰囲気はどこかフランソワ・オランド大統領にも備わっているように思うのです。カリスマやらスタア性に欠けるのかな? MoDem党をマクロンちゃま新党に敢えて飲み込まなかったこともバイルゥには甘い汁が苦菜に転じたわけで、薄暗い密室で「所詮、アタマの違い」とディズニーアニメの悪役のような笑みを浮かべたのは誰なんだろう?5年後に知れるかな?

まあ、マクロンちゃまご一行は頭脳すこぶる良い狡猾者の集まりなので、バイルゥ&MoDem党員に約束果たした35日後に一掃というのは最初からそういうシナリオが存在しており、マクロンちゃまとその仲間たちにとっては完全な想定内だったのだと思います。そして、第二弾が今回の共和国軍方面の人事であり、この度はバイルゥ&MoDemを一掃するよりは手古摺った・・・かもしれません。なぜなら、マクロンちゃまはこんにち金曜日に予定されていたピエール・ド・ヴィリエ将軍さまとの会談をもって、マクロンちゃまから将軍にクビを下したかったのに、その二日前にド・ヴィリエ将軍が自ら辞任しちゃったからね。これはマクロンちゃまとその仲間たちの中におかれましては疳の虫が切れた者数名現れたでしょうね。ド・ヴィリエの野郎、シナリオと演出をぶち壊しやがって!と。(バイルゥもド・ヴィリエのような動きをすれば株上がっただろうに)

でも、ド・ヴィリエ将軍の辞任と同日に信任がすかさず発表と言うのは、すでにマクロンちゃまから新任の将軍さんに話があったことになるし、その翌朝にマクロンちゃまと新しい参謀総長フランソワ・ルコワントル François Lecointre 将軍が南仏はイーストル Istres の空軍基地訪問をスムースに実行なさいましたしね。余談、このイーストルの空軍基地にはココんちの仏人の従妹ちゃんが現在勤務しております。ちょっと前にヨルダンに秘密ミッショーンで飛んだので、昨日、彼女がイーストルにいたかどうか今のところ不明。このイーストル空軍基地、過去にはココんちの仏人の祖父、父も奉職していたのだった。と、ココんちにおいてディープに縁ある場所にマクロンちゃまがいらっしゃった昨日なのでした。

ド・ヴィリエ将軍の辞任劇はシナリオのマイナーチェインジではありましたが、小童!マクロンちゃまと(影の)ブレインズによる粛清・・・ぢゃない、人事刷新は今後も続くと私は見ています。そろそろ大企業の人事に手が伸びるのではないかなあ。 刷新ではなく、人事断捨離。今までの一年、今後の一年でなんら変わらないならマクロンちゃまはポイっと切り捨てますよ、と。
そうゆう思い付きの刷新が世のために善にはたらくならばいいですけれど、個人の野心、野望の実現のためならば近未来はそりゃ恐ろしいこってあります。


le 21 juillet 2017, Victor



でね、昨日の夜8時からのFrance 2のニュウス。
フランス歴史遊園地 Puy du fou の国際的成功について丁寧な報道があったでしょ。
http://www.francetvinfo.fr/france/pays-de-loire/vendee/puy-du-fou-une-recette-qui-s-exporte_2292583.html
欧州では大英帝国とオランダでそっくりのスタイルの遊園地が誕生し、オランダにはニコラ・ド・ヴィリエ Nicolas de Villiers 氏が派遣されているって。彼はド・ヴィリエ将軍の甥ざますね。こんな遊園地についての報道、たんなる偶然のタイミングでしょうけれど、おぢちゃまが仏国軍参謀総長を辞任したところでド・ヴィリエ子爵家は安泰ということでしゅね。





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by ma_cocotte | 2017-07-21 17:18 | 黙れ、小童!マクロンろん | Comments(0)
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