<< Voici, l'en... 八百万の神さん達は何がお気に召... >>
【黒い消しゴム】
来週9月1日からフランスの学校(幼小中高)が始まります。新学年の始まりです。

スーパーマーケットや文房具店に行くとどこも学用品コーナーが特設されています。フランスでは学用品を買うために自治体が各家庭に補助金(2005年度ひとりにつき263,28ユーロ) を出し,同時に必需購入品リストが商店と家庭双方に配られます。どこの店舗もその補助金額とリストに見合った価格設定の商品を並べるので「うちは貧乏で買えない」という言い訳ができません。

この時期,学用品特設コーナーを眺めるとありとあらゆる文房具が並んでいますが,日本で言うと会社の消耗品で扱われるような「事務用品」が所狭しと並んでおり,日本のようなかわいらしい絵のついた文房具は皆無と言ってもいいくらいです。

私は1999年冬に南仏にやってきてエクスで一番安い学費の大学付属外国人向けフランス語語学校に入りました。それまで何度かフランスに旅行したことがあるのでなんとなくこの国では文房具と紙が「高価なもの」であることは気付いていました。だからこの留学に関して日本から必要な文房具を揃えました。
私が所属したクラス は私のみがアジア出身の日本人でした。毎日通ううちに私が仲良くなったのはボリビア人,コロンビア人の女性2人です。今になって思えばドイツ人クラスメートに決して声をかけてもらえなかった3人が固まっていたことになります。2月に始まった授業は5月末で終了でしたが,その間何度私は文房具をクラスメートに貸したことでしょう?戻ってきた文房具もあれば戻ってこなかった文房具もあります。特に消しゴムは一度貸すと消しゴムの真ん中にひびが入っているか,真っ二つに分かれた状態で戻ってきます。私はしばらくその理由がわかりませんでした。真冬に始まった授業でしたが薄着で過ごせるようになった頃その理由がわかってきました。彼らの母国には「消える消しゴムがない」のです。21世紀の日本國ならばどんな消しゴムも軽くこすれば跡形もなく消えることでしょう。でも私が子供だった頃を振り返ると運悪く消えない消しゴムを買ってしまい,ノートをこすると真っ白のノートに大きなシミができ,そのシミを消したくて力をかけてノートをゴシゴシこすって紙をヨレヨレにしてしまったことが何度もありました。私のクラスメートはまだあの当時が現状の国からフランスにやってきた人々でした。こうして世界中から学生が集うフランスだって日本に比べたら文房具後進国です。消えない消しゴムはいくらでも売っています。


こんなことがあったのでその後帰国した時に実家の自室の引き出しから消しゴムを見つけ,フランスに持ってきました。だいぶ前に買った黒い消しゴムです。三角方体でかわいい Felix the Cat の絵が描かれたアルミの筒に収まっていました。昨年4月末からマルセイユの国立職業訓練校に通い始めた私は筆箱にその黒い消しゴムを入れていました。1か月も過ぎた頃,悪名高きクラスメート・レイラ が私に「同じ机で勉強しないか?」と言って来ました。その頃まだ私はこの女性が「極悪人」と知らなかったのでその誘いに乗りました。なぜ彼女が私を誘ったのか,というと消しゴムを借りることを利用してカンニングするためでした(これは彼女に限らずフランスでは常套手段のカンニング方法です)。ある時,私が黒い消しゴムを使って数式を解いていました。視線を感じるので,頭を上げると薄笑いを浮かべたレイラが私を凝視しているのです。
「消しゴムって白いものなのよ。」
「アジアって黒い消しゴムで黒い字を消すの?本当に消えるの?」
と教室内でこだまするほど大きい声でそう言って,自分のノートの文字を私の消しゴムを使って勢い良く消し始めました。案の定,私のかわいい黒い消しゴムちゃんはレイラの力に負けてぼっこりと真っ二つに割れました。
「なんだ,白い消しゴムと同じぢゃないの」
と,私の黒い消しゴムは真っ二つになって私の目の前に戻ってきました。その日の帰り道,私は白い消しゴムを買いました。もちろん白い消しゴムの香りはかぎたくもない臭い(におい)です。
「たかが消しゴム一個でいじめられるのも馬鹿らしい」,私はそう思いました。
でも現実は消しゴムが黒いだけでもいじめることができるのです。
数日前,一般視聴者が参加するクイズ番組で「Le Japon(日本)」が回答となる連想問題が出ました。「世界で第二位の経済大国」,それが私の母国・日本國です。しばしばフランスに滞在する日本人がフランスの不便を嘆くことがあります。品薄かつ悪質でありながら超高価な文房具もそのひとつでしょう。でも世界第二位の日本が何から何まで満足うっとりできる国は世界第一位の国のみではありませんか? 国連加盟国191か国のうちのたった一か国のみです。日本に続く189か国を訪ねれば何かしら不満が出るのは当然必然です。

フランスは上から数えて6番目の勢力を持つ国だそうです。世界第6位の国に集まった外国人でフランスに不満を述べられるのはたった5か国の出身者です。残り185か国からやってきた人々は「何が何でも,どんなことをしでかしてでも,フランスに留まりたい」としばしば口にします。

世界中には消しゴムや鉛筆を買うのも贅沢で,膝乗り黒板と白墨がノートと鉛筆代わりで授業を受け,学校そのものだって午前組,午後組,夜間組と地元の子供を3分割しての修学を実施している国があるということ。そして世界中どこの学校も自分と同じように授業を受けているんだと信じて大きくなった人々がいて,私達日本人もそうして育った人達とどこかの国で同じ空間で学んだり働いたりする可能性があることを忘れてはなりません。

こうしてフランスで過ごす日々で,フランス人にとって文房具は一年中いつでも買えるものではなく,品数豊富な8月,9月にまとめ買いするものであることを私は知りました。

私は子供の頃から文房具屋さんで時間をつぶすのが好きでした。お小遣いが入る度にかわいい文房具を買っていました。それは今もそう。帰国すれば必ず寄る文房具屋さんがいくつかあります。だから実家には使いかけの文房具が部屋のあちらこちらに隠れています。子供の頃からそれが当たり前だと私は思っていました。

今でもたまに使う筆箱から黒い消しゴムが出てくるとかつてのクラスメートとの交流を思い出し,日本で100円ほどで良く消える消しゴムが買えることさえ海外では贅沢にあたることなのだ,と改めて裕福な日本國について考えさせられてしまうのでした。


【参考資料】
*RTL ラジオニュース : 「2005年度就学手当ては8月20日に振り込まれました」

[PR]
by ma_cocotte | 2005-08-26 21:16 | 『?』なたわ言 | Comments(41)
Commented by minechan15 at 2005-08-26 23:05
日本の消しゴムは世界一ですね。
特にTOMBOは、アメリカの建築デザイン関係のショップには必ず置いてあったぐらいのスグレモノ。デザインの学生をしていた時、日本から遊びに来る友人には、いつもトンボTOMBOを頼んでいたくらいです。

私にも一見親切そうにしながら意地悪をしてくるクラスメートがいました。今でもアイツの顔を覚えているぐらい(笑) まっ、そんなヤツらには、もう実力で差を付けるしかなかったですが、バックグランドがあり、手先の器用な日本人にとっては朝飯前。でも、道具を盗むヤツもいたので、すぐ油性のマジックで全部に名前を書いたり、アイデアを盗まれないようにしたりと忙しかった・・・。
Commented by cooyoyogi at 2005-08-27 00:47
最近のオフィス文具の進化はすごいですよ。再生紙用の修正液まであります。
数年前、経費節減で全社一斉に韓国製の文房具になったことがありましたが、クオリティが全然違うのでクレームが多く、すぐに元に戻されました。
この時、日本の文房具ってすごいんだなあと改めて感じました。

大の大人が消しゴム1個でイジメに合うなんて。。キッカケは何でもいいのでしょうね。こういう人たちにとって。そうすることで自分の位置を確認してるのでしょうか。
日本にいたら、体験しなかったようなことですね。
Commented by ガナッシュ at 2005-08-27 02:59 x
外に出てみると、何でもありそうな気がしていた欧米でも、意外なものがなかったり、質が悪いのにべらぼうに高かったり、探し回らないとなかったりして、びっくりすることがあります。
ずっと昔、文通していた女の子はいつも、「こんなきれいな封筒と便箋で送ってくれて、うれしい。」と言っていました。彼女だって先進国の人なのに…と疑問だったのですが、何年も経って、自分が行くようになって初めて、日本では普通に売っている「かわいいレターセット」が、高級品であることを知りました。
見た目では分からなかったですが、消しゴムもそうなんですね。

ma_cocotteさん、もしよろしければ私のブログにリンク張らせて頂きたいのですが、いかがでしょうか?
ぜひ、よろしくお願いします♪
Commented by ma_cocotte at 2005-08-27 05:17
■ミネママさま,日本の消しゴムは力を入れなくても消えるし,香りもまあまあ。子供用ならば香りだけでも選択価値がありますよね。こちらで消しゴムを借りる人は力強く消さないと消えないと身体が覚えているので自然と力を入れます。だから真っ二つです。それと修正液。これも買わずに日本人から借りたがりますね。一度すーっと引けば消えるのにこれもべちょべちょ重ねるので消耗が早いのです。

「あげるわ」と言うとニヤリと笑うのも彼らの国境を越えた共通点です。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-27 05:23
■cooyoyogiさま,「なんでそんな思いしてまでそこにいるのー?」と言う人もいますよ。レイラとは3か月ちょいでしたが,次から次にいじめる材料を探してくるというか,常に探してましたね。Unsociable の典型ですが,彼女の子供二人は近い将来テロリストになるだろうと他のアラブん達が噂していました。

文具も日本製は優秀です。そうそう,職業訓練校のコピー機も日本製でしたが,レイラはそれさえ「嘘よ」と叫んで認めようとしませんでしたよ。中国人の露天商から「日本製ある」とだまされて買って,もちろん翌日壊れた。その事実を私の言い分より信じるのだそうです。凄いでしょう?
Commented by ma_cocotte at 2005-08-27 05:26
■ガナッシュさまのおっしゃるとおりです。こちらで日本のような繊細で美しい便箋,封筒,ぽち袋はまず手に入りません。もし見つけてもべらぼうな金額です。紙の価値が日本の3~5倍ぢゃないかなあ。
鉛筆,消しゴム,ものさしも日本のようなかわいいものはこちらでは見つかりません。本当に会社の事務用品のような感じ。子供もそれで育つことになります。

リンク,ありがとうございます。Merci!
Commented by seven_sea at 2005-08-27 06:07
イギリスは無印良品などもあることを考えると日本製の文具は手に入りやすいかもしれませんが(三菱のボールペンもある)

高い (→音読してる方は近所迷惑にならない程度に叫んでください)

です。 でも無印のボールペンなんて日本では、そんな特別なものではないのにイギリス人には大人気です。日本の文房具屋さんは本当にいいものがたくさんありますよね。

こういうことをかさにきて威張り散らす日本人にだけはならないように気をつけねばとおもいます。 なにせ性能のいい消しゴムやかわいらしい文房具は【私】が作ったわけではないですから~。

みなさん外国の学校に行かれた方は、意地悪なクラスメートの経験あるみたいですね。 ・・・私もです(笑) 
Commented by Marcellin at 2005-08-27 14:51
ああ、プロフィール写真にはオフコース、
その下には村下孝蔵-初恋と。。。
いいですね。

文房具は、フランスにいたときスーパーでよく買っていたのですけど、
ノートにへんなとこに線が入っていて使い方よくわからなかったです。。。
あまり種類もなかったし。とおもいました。
日本のキャラクターが付いた文房具なんかは、小さい子に
すごく人気でした。こうしてみると豊富なんですよね。

ちょっとずれるのですけど。
フランスで電話してた時、カードを当然のように借りて、
切れると切れちゃったけど持ってない?といわれびっくりしたことが。。。
Commented by macocotte at 2005-08-27 17:18
■seven_seaさま,おパリにはMUJI という名の「無印良品」があるらしいです。やっぱりどこの国も都なのよ・・・。
地方だと基本の基本,元祖BICボールペンです。消しゴムも真っ白プラスチック消しゴム。日本のように「3リオ」もろもろキャラショップを選べるのは羨ましい・・・夢に出てきそう。でもこちらは文具と紙がべらぼーに高くて今の私にゃ手も足も出ません。(でも自爆はしない(←オチに使うのが一部で流行っている???(爆笑。

フランスだと電器量産店に行っても韓製ではなく日本製をオイロッパ人が勧めてくれます。理由を聞いたら「頑丈だし性能が正直だから」と。フランスにしてみれば韓も日も輸入品で平等・・・だからこその評価なのかな?意外なところで冷静判断を発見しました。




Commented by macocotte at 2005-08-27 17:45
■Marcellinさま,9月ってオフコースの歌が似合うように思うのだ。
なんでだろう?
"I Love You"という歌のせいかな?
もそっと寒くなるとオザケンとマッキーだにゃ。

外国人が集まる空間(語学校なんぞ)では「哀れみ」が好まれる国からやって来た人にはそれなりの心を準備して接するべきだと私は思っています。彼らにしてみれば持っている人から借りる,もらうことは当たり前なのよね。でも貸すたびに鉛筆を折られたり,消しゴム真っ二つ,修正液空っぽも我慢の限界がある・・・本当に難しい交流の基本です。
Commented by HOOP at 2005-08-27 17:51
いつも海外に出かけると鉛筆を買って帰るパパです。
どうしてかというと、お土産の類で学校に持っていっても
怒られない、というか不自然にならないのが文房具だからなんです。
たいてい、町や名所の名前が入った鉛筆を手に入れようとするのですが
しばしば「ついで」と称して自分が欲しいものを物色します。
でも、たしかに魅力的な文房具というのはあまりないかもしれませんね。
先日のアイルランドでは英国製の文具セットがいくつか目に付きました。
実用性は確かめることができませんでしたが、
意匠では完全に日本製よりも劣っているような気がしました。
あと、ノートの紙が悪いのはどうしようもないんでしょうかね。
Commented by tnk_atk at 2005-08-27 18:11
文房具にそんなに補助がでるなんてびっくりですぅ〜!

私も文房具屋さん大好きでした!サンリオショップとか張り付いてましたもん。。。かわいくて、いいにおいの消しゴム。
別にそんなもの無くてもぜんぜんいきて行けるけど、ちょっとしたところに工夫してお金儲けする日本の姿勢は、悪くはないなとは思います。

そして皮肉にも日本ではドイツの文具とかがわざわざ高いお金出して格好いいとかいわれてるんですよねぇ。。。ははは。

こっちの人って人の物、当たり前のように使いますよね。
’学校’に来てるのに席に着くなり文房具貸せといわれるのは、私は嫌いです。おまえ学校に何しにきてるんだーと思います。
壊されたりしたことはないけど、途中から自分の分しか持って行かなかったです。
日本の良いゲルインクなのにありがた味なく使われるのは絶対に嫌!!
Commented by macocotte at 2005-08-27 18:39
■HOOP先生,フランスの場合ですが紙の値段が日本の3~5倍くらいじゃないかと。日本紙幣の質が世界一も妙に納得です。

どうも文具は日本のように手軽に買える代物ではないようです。しかも一年で8,9月に品が出ても10月にはもう買えないものが一杯あります。それに値段も跳ね上がります。私は去年机に敷ける世界地図を買いました。これも期間限定廉価ものです。本当に不便です。
USAとGBの2か国がジャンキーでかわいい文具が手に入る国だと思います。

貸しても戻ってこないことの方が多いので覚悟しています(笑。
Commented by macocotte at 2005-08-27 18:46
■tnk_atkさま,こちらって高校生くらいからインクが主流になるでしょう?大学試験だと鉛筆は無効です。消しゴムは目の前で消してもらうと机にぶつける音と使っている人の力の込め方なんぞ驚きものですよ。ほんとモノノミゴトにひび割れで戻ってきます。

おそらくtnk_atkさんの日常だと修正液で苦労していません?
私ですが液体でもテープでも私自身より他人に消費されて学期を終えました(涙&笑)。なぜだか必ず重ね塗りをしたがりますね,借りたものなのに。

私も毎日の文房具貸しには無意味に疲労しました。
文具はもちろん紙もでしょう?

そうだ!フランス側のスーパーでの気になる文具は今のうちに購入を勧めます。この時期を逃すと値段も上がりますよ。

あまりにもこの話題は地道な苦労なのか日本では知られていないですよね。sigh
Commented by kattyan60 at 2005-08-27 21:52
僕が小学生だった頃の筆箱に、烏賊の舟と呼ばれる烏賊の骨が入ってて、これが文字を消すための道具だったのです。
当然クラスでも、数人しかいないけど、別に不思議でもなく普通に使ってましてね、その間食は今も指に残ってます。
あの烏賊は何だったんだろう?
Commented by ma_cocotte at 2005-08-27 22:08
■かっちゃんさま,子供の頃に使った白い消しゴムと肉厚なイカを茹でたもの・・・似ていると思います。イカの骨が入ったイカの舟で鉛筆が消えるのですか?イカの骨のカリカリした感じだとインクを消すことができそう。そういえば万年筆のインクを消すインク消しを覚えていますか?液を2種類乗せると字が消える・・・あの独特のにおいも覚えています。

文房具は勉強に欠かせないものなのでたまに手に取るといろいろ子供の頃の思い出が蘇ってきますね。うるうる。
Commented by miki3lotus at 2005-08-28 02:06
お久しぶりです。
私も文房具は大好きでした。ちょっとしかないお小遣い、でも文房具屋さんに入り浸り、あれやこれや見て回り、どれにしようか悩んだのを覚えています。学生の頃は、外国のノートやらの方がとても素敵に見えたのに、なぜか日本製の方が性能がよいので、今は日本製のものを好んで使っています。
下敷きで静電気を作ったりとか、太陽をみるときに使ったり。いろいろありますが、消しゴムで思い出したのは、砂消し。一色または2色のものもありましたけれど、結構目が歩く、消した後は紙も結構ぼろぼろになるほど。でもボールペンで書いたものも消えるし、使っていたと思います。万年筆のインク消し、あの液を混ぜるやつ。今はないのでしょうかね〜〜これって、年をとったってこと???え?
Commented by ツキノワァヌ at 2005-08-28 02:12 x
思い出すわぁ・・・。友だちと競った匂いつき消しゴム。
最初はぶどうだのメロンだのだったのに、そのうちコーラとかラムネになって、焼そばの匂いでウチ止めだったわ。焼そばは止めとけばよかった(涙
その次にはまったのは普通の白い消しゴム。いろいろ彫ったもんだわさ。
学生時代はステッドラーの鉛筆と消しゴムですた。強迫観念のように。
いまだに小学校の時の鉛筆もってるわさ。捨てられないのよね。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-28 03:17
■mikiさまも文房具が好きでしたか?
お小遣いが入ると文房具屋さんでノートや消しゴム,定規,シャーペン・・・
私は今も帰国のたびに入り浸っています。
眺めているだけで幸せ♡
下敷きの静電気!髪の毛逆立ちですか?
私は筆箱の蓋に濡れたティッシュを敷いて,その上に朝つかまえたカタツムリを乗せて眺めていました。
万年筆のインクけしって今もあるのかしらん?黄色い紙の箱に赤の帽子と白い帽子の二瓶が入っていたような記憶があります。独特の臭いでしたよね。懐かしいな。

Commented by さくらくら at 2005-08-28 03:22 x
レイラに関する(すでに呼び捨て)リンクを読み、しばし絶句してしまった
さくらくらです(@_@)タイムスリップでもできて、その場に居合わせ
られるならば、ぶん殴りたい心境になりましたねっ 

世の中には自分の不服を何か別のものすりかえて、
攻撃することで、代償行為をする人たちもいるようですが、
確かに、彼女にも色々な過去があってそれが想像を絶する
ものだとしても、今していることの善悪は返られないし、
それで放免されるものじゃない気がする。。。
教授は立派だけど、私も的外れだと思いました。

異国の地で、多国籍の人たちのなかで暮らすというのは、
ものすごく過酷なことだなぁと思います。私はちらりとアメリカに
行った時に、これは住めない、無理、と思いました。
その反面、色々な経験をされながらも奮闘され挑んでいる
まここっとさんのお話を読むにつけ、何かものすごく
勇気をもらっているのも確かです!!
Commented by ma_cocotte at 2005-08-28 03:23
■ツキノワァヌさま,やっぱり休み時間は文房具が話題よね?
私はオサム・ハラダさんの文具シリーズを愛用していました。
とりあえずこちらにブックエンドを持ってきました。
ああ,あの頃はお肌もツルツルだったのになあ・・・。

運動会でもらった鉛筆なんて捨てられないよね。

美大生は御茶ノ水レモンで画材を眺め,斜め前の丸善で立ち読みでしょ!
主婦の友社や新御茶ノ水駅ビルのショップ後楽園!
で,地下に降りて甘いもののハシゴ。

・・・ああ,御茶ノ水,万歳だわあ。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-28 03:29
■さくらくらさまも台湾で頑張ったではないの。
私の何倍も苦労したのではないかと想像しています。

私の友人はみなアメリカ留学しているけれど話を聞く限り,アメリカの苦労と欧州の苦労のツボは違うように思います。私もアメリカには住む自信がまったくありません。
レイラは同胞達が呆れるほどのキャラでした。バツイチで子供が二人いるんだけれど,レイラに育てられた子供は大きくなったらどうなっちゃうんだろう?誰もがそれを心配していました。

なんか知らなくて済むことなら知らない方がいいのかなあ?なんて疲れている時に思ったりもしますよ。でも生活を改善するにしても一瞬に変えることはできないもんね?
Commented by さくらくら at 2005-08-28 03:59 x
いやいや、もう台湾での生活はぬくぬくでしたっ
みなさん親切だし、同じアジア人でもあるし、日本よりも
暮らしやすかったくらいですが、それはきっとたった1年半だけ
生活したプチ観光客な私だったからでしょうね
夫は10年住んでましたが、いろいろあったようです
でもその色々は、フランスやアメリカで暮らしている同胞の
苦労とは比べられないと思います アジア以外の国で暮らす
というのは、もっともっと色々あるのではないかと思います

アメリカと欧州で苦労のツボが違う。。。
うーむ、歴史の長さも、土地の環境も全く違うことは単純に
思いつきますが、何だか深いですね まここっとさんの04年の
エントリをいくつか拝読すると、クラスメートの顔ぶれも本当に
多彩で、何か1つの問題について考えるにも、まずはそれぞれの
お国柄とか宗教観の背景を探るところから始まるのだなぁ、
でないと渡り合っていけないなぁと、ため息が出てしまいました
何というか、まさに“生き抜く”という感じで、いかに自分が日本で
ぬくぬく暮らしているかがはっきりわかりまするぅぅ
Commented by さくらくら at 2005-08-28 03:59 x
【つづき】
多分、“知る”ことは“生き抜く”ことであり、
海外で暮らすには必要不可欠なことですよね。
知らなくて生きていけるのは日本国内くらいだろうなぁ。。
まここっとさんの経験や知ったことを、こうして読ませていただける
ことは、私にとってとても貴重でありがたきことですっ
Commented by seven_sea at 2005-08-28 05:03
tnk_atkさま、はじめまして。 私の知り合いのドイツ人は、日本にくるたびに、文房具やと100円ショップの買い物でトランクを一杯にして帰る人が多かったんでびっくりです。

一度お土産で配ったら、次も、次もとリクエストが止まらない・・といっていました。

日本では逆なんですね~ びっくりです。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-28 05:32
■さくらくらさまも留学生として台湾という地でいろいろな国出身の人々に出会ったことと思います。私ももちろんそうで,実はまだ書ききれていません。これから書きたいと思っているのはボリビア,コロンビア,メキシコ,ブラジル,ロシア,ブルガリアとタイ・・・それとジプシー。日本人が考える像に近いドイツや北欧については書かなくてもいいかなあ,という心持です。

国際的にフランスで区別されているのはアラブんと思われていて,特に日本では「かわいそうな」という枕詞まで付きますが,フランスでは彼らはマジョリティ,マイノリティでつらい思いをしているヒトは他の国籍者であったりします。あまりに貧困なのでモラルそのものの疑問が先に立ってしまうのですが・・・うまくまとめて書けるといいなあ,と気持を持っていっているところです。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-28 05:40
■seven_seaさま,欧州のヒトへの気軽なお土産は日本の文具がいいかもね?
肩が凝らないボールペンやポストイット,女性にはポチ袋も喜ばれるかなあ。
消耗品が選ぶ方も気楽かも?
メモメモ♪
Commented by ma_cocotte at 2005-08-28 05:41
■で,さくらくらさま。これまでブログなるものを書いていて,数名の海外在住日本人から「何も知りたくない」と言われたり「難しいことは書かないで」とコメントをもらったこともある私です。難しいことには蓋をしめて笑って暮らしたいとまで言われました。
私もできるならそうしたいところですが,弁護士や税理士も雇えない,海外と言えど自分で何から何までしなければならない私には臭いニオイも嗅いで確かめなければなりません。私にとって臭いニオイもこちらでは良い匂いであることもあるようだしね。納豆みたいなもんでしょうか。そういう要領を失敗してでも我が身で知らないと騙されたりしちゃう。騙されても自分で警察に行かねばならない・・・それが私の現状です。

知らぬ存ぜぬで海外で生活できる日本人って表現がよくありませんが良質の鋼鉄貞操帯にくるまれて生活しているんじゃないかな,と想像しています。 それが恵まれているのかどうかははめた本人次第ですね(笑。
Commented by miki3lotus at 2005-08-28 07:43
海外在住日本人で、知らぬ存ぜぬで暮らせるのは、商社マンのワイフや、タイや、マレーシアのアジアに暮らす日本人(これも商社マンワイフかな?)でメイドさんがついているような暮らしの人たちなのではないでしょうか?
留学も、海外にすむのも、自分で何もかもしなくてはならないと思います。アパートを探し、不動産屋さんとの掛け合いから始まって、学校の手続き、お医者、どうしてもさけて通ることのできない、ビザの問題、などなど。私は今アメリカ人と結婚したことにおいて、書類系のことはかれに頼むことは多々ありますが、それでも、自分の働く場所での契約の取り決めなどはやります。
難しいことにふたを閉めて笑って暮らしたいという人は、別に外国だからではなく、日本においてもコミュニティーに参加したりすることもなく、自分さえよければで生活をしているのではないかしら?
Commented by miki3lotus at 2005-08-28 07:53
つづき:まあ、そう人が(generally speakingですが)海外にいる日本人の評判を下げているようなのものでしょうね。
まあ、私の周りにはこのタイプの人が幸いにも少ないので、助かっていますが。皆、何かやりたくてこちらにきているからぬくぬくして生活をする暇もないのでしょうけれど。
何の目的もなく、海外に生活をすること自体、できないような気もしますが・・・

後外国人に多いのは、やはり一旗揚げて自国にかえろう精神でしょうか。これで一生懸命が多いからぬくぬくにはならないでしょう。

それはそうと今回の帰国中、渋谷にてNatural Houseという100円ショップを発見。ダイソーやほかの100円ショップよりも、自然のものがテーマで、私もしっかりいろいろ購入しました。次に帰国の時にのぞいてみてください!!!
Commented by minechan15 at 2005-08-28 15:04
あの。。。鋼鉄貞操帯っていうお言葉、メチャ受けでございましたわ。
確かにそういうお方もおりますね~。
そのお方、「なぁ~んにも韓国の暮らしに不自由が無いわ。」なぞとトボケタ事をおっしゃっておりましたが、1年もしないウチに帰国したみたい。
人間いろいろでございます。

ふぅ~む「駐妻」っていう訳ですえね~。
ウチはアメリカは移住者として住んでいたので、リッチな駐在の方とはお付き合いが無かったし、ここ韓国は駐在ですが・・・日本の会社では無いのでこれ又ほとんどお付き合いがないです。
まぁ~ウチもお手伝いさんが来ていますが、今いるアパートとお手伝いさんがいるような暮らしが出来なかったら、韓国なんぞには来ませんね。
それぐらい生活の質が低いという事です。


Commented by minechan15 at 2005-08-28 15:07
(続きです)

先進国アメリカに住んでいた時とは種類の違う苦労・・・海外はどこでも結構順応性があると思っていた私ですが、このお国には●ヤラレテ●しまいました。回りにも、病気や夫婦関係の問題で日本へ帰国した方々が結構いる位、なかなか楽しく暮らすのが難しい国です。

もちろん、世界にはアフリカやその他の生活環境が厳しいお国もたくさんありますが・・・。
あと、重要なこととして年齢もあるかもしれません。若い時はOKでも、年と共にだんだん許容範囲が狭くなってくるとか!?←我々
Commented by ma_cocotte at 2005-08-29 00:15
■mikiさま,それが日本人同士の結婚もあれば男性の地位が高い国の男性と結婚した日本人女性にもこの傾向があるようです。日本女性が奥ゆかしい,タイ女性が信じられないほど優しいなどアジア系女性の印象で都合のよいところだけ信じた男尊女卑系の欧米男性が結婚してかくまっちゃって,依存度の高い日本女性と運良く結婚しちゃうとこういうことを女性が平気で言うようになるみたいです。

「結婚して楽になりたい」「玉の輿」願望の女性とでもいいましょうか。
ちょっと私には付いていけない話ですが,その女性たちは至って満足。
不思議ですね。

フランスだと稽古事というのは贅沢ですが,日本人女性が固まって稽古事している姿は奇異らしくドキュメンタリーで放映されたこともあります。本人達は奇異という下心で撮影されていると知らない。考えさせられます。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-29 00:22
■ミネママさま,鋼鉄貞操帯ですが鍵がついています。女性が受け入れるつもりになったら男性に鍵を渡して開けてもらうそうです。・・・ええ,フランスのコメディ映画で見ました。どはははは。三つ穴のあいた鍋のような感じ。真ん中の穴に鍵付きドアです。うぷぷ。

日本の商社の駐妻はいいですよー。
読みたい雑誌や化粧品は夫君経由で東京のアシスタントに頼めば全て送ってくれますから。上級国家公務員妻は・・・・本人は大満足,傍は迷惑のヒエラルヒーですね。

やはり政情不安な都市に駐在となると日本では見えない性格が露見して家庭環境が思うように行かなくなることがあるみたいですね。日本のように精神や心理を後回しにしていざ目に見えて発症しても労災にならないのはちょっと不思議。先進国じゃなーい!
Commented by さくらくら at 2005-08-29 03:20 x
そうでしたか、そんな声をわざわざ届ける方たちもいらっしゃるのですね。
知りたくないのに、見てしまうその心理については。。。自分の胸に手を
あてて聞くべき、ですよね。

まここっとさんや、他の方たちのレスの中にある、
海外で暮らすということ、を読ませていただき、4年前に台湾で
暮らし始めた時のこととか、まざまざと思い出しました。
住居探しとか、学校の手続きとか、いやぁー行ったこともない国で
よくあそこまで動いたなぁって思いましたねぇ。。
、、と考えると、動かざるおえなかったんですね、あれは(笑)
やっぱり、自分がやらんで誰がやる、みたいな切羽詰った感じですね

私の周りにいた日本人の方たちは、ご主人の駐在でいらしている方も、
勉強にも意欲的で、ご自分で動かれている方が多かったですが、
すごかったのは、大学を休学して来ているとか、20代前半の
若い子たちでしたね
Commented by さくらくら at 2005-08-29 03:20 x
<つづき>
それも一部ではあるんでしょうけど、今ひとつまだ垢抜けていない
素朴さの残る台湾で、“私は日本から来ているのよ”みたいな
つーんとした感じで、でこぼこ危険な台湾の道路を、ヒールで
渋谷系?超露出ファッションで闊歩している日本女子とか、
アフロな日本男子とか。。。

いろんな意味でまぶしすぎて直視できませんでしたが(^^;)
あるとき、テレビでそうゆう日本人を冷やかすような番組をやってて
何だか複雑な気持ちで見たことがあります。。

それを思うと、日本以外の国では、お金を出せるか、
または自分が賢くなるか、しないと生きてゆけないもんなんだ、
ってすごく痛感したことも思い出しました。

あぁ、だめだ、ぬるいですね、かなりぬるま湯につかってます、
私は、今!!!いけんいけん!!!!

。。。っていつも長文ですみません(^^;)
Commented by ma_cocotte at 2005-08-29 05:03
■さくらくらさま,最近は留学斡旋業者なるものがあってアパートや諸手続きを全て代行してくれるそうです。ただ行って留学先に出向くだけというものです。フランスも台湾の日本人と同じ状況で,日本で発売されている雑誌が提案する「パリ・スタイル」なるものをこちらで実践している日本人が多くいました。服装もお化粧も靴も日本の雑誌から抜けたよう。でも現実は日本のスタイリストがこちらをイメージしてファッション関連業者と提携したものが雑誌に出ていて,リセエンヌスタイルにしてもこちらの高校生がハイソックスで革靴を履いているなんてことはないのですよ。そんなわけでこちらでは日本人ってひと目でわかるわけです。だからスリにも狙われる。自分がこちらに馴染まず主張していることでスリもろもろ怖いことを呼んでしまっているのにね。その後の大泣きを見ているとこちらまで複雑な気持になります。
実際にロケまでして雑誌にイメージを載せているから多くの日本人が現地で実践してみたくなるのかなあ?
Commented by miki3lotus at 2005-08-29 08:41 x
ということは、やはり日本のマスコミがいけないのかな〜〜そしてそれに乗ってしまう日本人なのかしら・・・マスコミが今年のファッションはこれというと皆それになってしまうように・・・
あ〜〜だから私、帰国するととても変な人に見られるのは。ちょっと納得。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-29 15:52
■mikiさま,かつて私が勤めた会社にはファッション雑誌すべて買いこみ,半身欲ですべて読破,そこに出ている髪形,洋服,靴,小物,そして言動まで頭にインプットし実行していた女性がいましたよ。もちろん雑誌で推奨している美容室,レストランすべて雑誌のとおりに行動します。

そうするとみんなに誉められるし,男性にもてるから大満足なんだそうです。
よくわからん心理ですね。でもこういう若いもんが多い。
それが今の日本のようです。
フランスでも眉毛を抜いた日本人男性なんていますけれど,フランスじゃ男性が眉を抜くのは素っ裸で歩くより恥ずかしいかも。変なロジックですが,素っ裸で毛むくじゃらの方が自然,男性らしさの一部である眉を抜くとは神への反逆なんでしょうね。
Commented by minechan15 at 2005-08-29 23:16
私も眉抜いた日本人男性・・・イケマセン。本当に日本人は、マスコミ等に踊らされていると思いますね~。

韓国? は、もっとすごいですよ。年齢、旦那の社会的経済的立場などなどで「相応しい」格好があり、私なんかヴィラのおばあさんから、「独身の娘みたいな格好だったので結婚していると分からなかった。」なぞと言われてしまいましたよ。普通のTシャツにパンツでタロウを散歩させていたら・・・もう降参です。

好きな雑誌も一人1冊づつ購読できる日本の駐在員が羨ましかったですね~。テキサスで2人で貧乏学生をしていた時。
で、ここの日本人シャチョウ婦人が、「主人は、週間現代を送ってもらっているわ。」って聞いた時は、現地スタッフの韓国人が可哀想になりました。
Commented by ma_cocotte at 2005-08-29 23:48
■ミネママさま,ほらね,やっぱりそう。
人間の基本が裸なのが欧州,身につけたものを含んで判断するのがアジアなんでしょうね。
夫なんぞ眉やすね毛を抜くのは屈辱のように思っています。

フランスの働く女性の格好は目ン玉飛び出ますが韓国じゃ貶されまくりかなあ・・・ってちょっと思ったけれど白人には特別なんだろうなあ。日本にもこの特別扱いの名残が残ってますよね。あまり好きになれません。

大手町の商社あたりではひとり10冊くらい雑誌送ってますよ。モーニング,ヤンジャン・・・・おいおい?の雑誌ばかりでした(笑。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< Voici, l'en... 八百万の神さん達は何がお気に召... >>