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今更、何をおっしゃいますやら。
10月8日パキスタン北東部で発生した7.6Mの地震から5日が過ぎました。
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*France 2 : Séisme au Pakistan : 40.000 morts, l'aide arrive
   クリック↑し、右のVidéos で被災地の現状を見ることができます。


このようにフランスでもニュウスが放映される度にこの地震についての最新情報が流れていますが、11日の時点で死者は約40000人と発表されています。震源地(↑参照)は首都イスラマバードの北北東95kmのMuzaffarabad ミュザファラバードという町で、今回の地震は東西の隣国アフガニスタンとインドにも被害をもたらしましたが、インド・カシミール地方では死者は約1100人、負傷者は約5000人と発表されています。首都イスラマバードは震源地ではありませんでしたが、街の現状 を見ると被害は深刻であるのは一目瞭然です。特に外国人家庭が多く入居しているアパルトマンの全壊とその残骸は考えさせられるものがありました。GDPが世界第26位の国とは言え、所得保障がある外国人が住むアパルトマンはパキスタン国民が住む一般住宅より良質で頑丈な造りであろうと想像しますが、その建築物が全壊 というのはBalakot という庶民が住む町がほぼ壊滅状態に陥ったことにうなずいてしまったりもします。

運良く交通手段である道路が分断されるような被害はありませんでしたが、食料、宿泊用テント、毛布、医薬品などの物資を運び込むとほんの数分で奪い去られてしまう現状だそうです。日中の気温は約35度、そしてイスラム教国のパキスタンは先週水曜日からラマダン月に入っておりほとんどの国民が日中断食をしての救助作業なので伝染病の蔓延についての警戒を「国境無き医師団(MSF)」が発表しています。

もうひとつ忘れてはならないのがパキスタンが核保有国であるということです。その核兵器がどこに格納され、どこに矛先が向いているのか、なんて私は存じませんが、いえ、想像はなんとなくつきますけれども、このような大地震が起こった時にパニックを起こして誰かが発射ボタンを押さなかったことも運が良かったことではないでしょうか。

兎にも角にも救援活動をしているパキスタン国民がラマダン(日中の断食)を中断し、栄養を補給しての活動であることを願うばかりです。なぜか伝染病原菌というものは免疫力が低下している身体を簡単に見抜くものなのです。あれだけの瓦礫を動かすには力も入ります。街の復興はもちろんですが人助けであるのです。こういう人道優先の状況で水を飲んでも物を食べてもアッラーさんは赦してくださるのではないか、と私は思います。それに確かアッラーさんは「慈悲あまねく唯一の神さん」のはずです。慈悲あまねく神さんがなぜ支持者(=信者)のラマダン実行中に地震なんて与えたのか?は神さんのみぞ知る根拠なんでしょうなあ。

そしてパキスタン政府は核開発に莫大なお金を費やすより、耐震構造建築などの最高の技術を身につけて、すばらしい街を再興していただきたいものです。



んでもういっちょ、日本國にとっては今更な話ですが、ここ1か月フランス共和国ではGrippe aviaire グリップ・アヴィエール、鳥インフルエンザで大騒ぎしております。
「・・・たふたふ仏蘭西にも来ちゃったのね・・・」
共和国における最新の鳥インフルエンザ情報 によりますと、病原ウイルス(H5N1, ndlr)の運び屋は渡り鳥のOie オワさん、日本名は「」です。渡り鳥の経路はアジアからロシア経由でトルコとルーマニアに到着済み。
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この2か国ではすでに鴨の殺処分を開始しておりますが、トルコ、ルーマニア、ブルガリアでの鴨猟が禁止され、そして地図↑のごとく周辺国(ポーランド、ハンガリー、コソボ、スイス、ギリシャ)が鴨の商取引を禁止しました。・・・が、ルーマニアの隣国ブルガリア、ウクライナは今も商取引を続けているのです。この2か国、感染しない自信でもあるのでしょうか?

もうここまで迫って来ちゃうとフランスに鳥インフルエンザが入国するのも時間の問題でしょう。例えばスーパーの食料品に「Made in EU」と表記されているものが年々増えていますが、これは東欧圏である場合が多く、準EU国待遇であるトルコも含まれています。

私は鶏肉が大好きですが、こりゃしばらくぢっと我慢して沙汰を待つべき? 鴨ももちろん。

この類の話題になるたびに、世界中どこでもまず最初に品質を疑われるのが犬猫のごはんです。ココんちの猫3+1匹は獣医師の勧めで鶏肉系(鶏、七面鳥、、うさぎ)を主に食べているので・・・覚悟はしているつもりですが泣けてきます。うううう。


le 12 octobre 2005, Wilfried
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by ma_cocotte | 2005-10-12 03:14 | 『?』なたわ言 | Comments(27)
Commented by kattyan60 at 2005-10-12 12:24
EUよお前もか?
鳥インフルエンザ、サーズ、古くはエイズにエボラなど、僕の若い頃には無かった病気。
熱処理すれば菌を処分できるならと鶏肉を躊躇せず食べています。
Commented by ponzu_77 at 2005-10-12 12:44
そうですよねぇ、ラマダン中の救命活動って大変ですよね。。。
またなんでよりによってそんなときに・・・。TVを見ると気の毒でなりません。

オーストラリアでもアジア諸国の鶏インフルエンザに、まゆげがあがってきておりますよぉ。インドネシアが目と鼻の先ですからねぇ。。。BSEに鶏インフルエンザとすんごぃご時世になったもんです。。。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-12 15:35
■かっちゃんさま、地球はひとつですもんね。
いつかは届くとは思っていましたが。
トルコ、ルーマニアまで来たら、もう時間の問題でしょう。

熱処理ですね。
どんなにお腹が空いても念入りの調理を心がけます。
脳味噌スカスカ症より鳥インフルエンザの感染の方が容易いでしょうね。
猫のごはんは大丈夫かなあ。

Commented by ma_cocotte at 2005-10-12 15:51
■ゆずぽんさま、もしラマダン中断をパキスタン政府やイスラム聖職者が禁じているのであれば第三者の私としては考えものです。
でも間違いなく意見が二分しているのも容易に想像がつきます。
35度で空腹・免疫力低下での作業ぢゃ、共倒れですよ。

インドネシア人のオーストラリアに対する憧れの気持は異常に感じることがあります。
そんなに愛して止まないなら、お願いだから自爆しないで、オーストラリア人にターゲットを向けないで、と思いますが、これまたよく考えてみるとオーストラリアに布教したいだけなんでしょうね。

猫ごはんが心配です。
Commented by Tamarind-Cafe at 2005-10-12 17:32
パキはインドの救援物資の申し出を受けるそうです。
世界助け合い運動だなあ、こんなに災害が多いと。
おおいに助け合い、これを機会にいさかいはなくそうぞ。

猫ごはん、ウチは魚系っす。魚だって絶対とはいえないけどね。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-12 17:39
■たまらん・かふぇさまのおっしゃるとおりです。
核弾頭がどこを向いているのかは「二人のアイちゃん」ってわかっちゃいるんですけれど。
昨日こちらのニュウスを見ていたら、物資の暴力的奪い合いが始まっているということですし(ラマダンなのに)、日中平均気温35度となると早急に動かないと疫病発生は免れないでしょう。なんとかラマダンは先延ばしにして、ここは体力万全で挑んでもらいたいものです。

猫ごはんなんだけれど、お魚系を食べると男の子のおぴっこ詰まりが始まっちゃうのです。もじょもじょ状態。一度ぷろすぺえるがこの病気に陥ってカテーテルで抜いたことがあるのね。その時に鶏肉とにんじんを似たものをお医者さんに勧められたのでした。
チョビちゃんは大丈夫かにゃ?
Commented by Tamarind-Cafe at 2005-10-13 01:42
救援物資を運ぶトラックが略奪ですと。なしゃけない~(T_T)。
死にたくないけど、死んでも守りたい誇りってもんがあるだろ~!。
このさい守らなくてもいいラマダンは守るのにね。あれ?、ラマダンやってるなら食料はいらんやろ?。日没後用か(>_<)。

魚ご飯、そうなのか~。おのこニャンズはおぴっこ心配ですよね。チョビはカツオ出汁入り白身魚缶が大好きなだけで、カリカリはなんでも食います。砂が変わろうがトイレの場所が変わろうが、ジョジョジョ~ですわ。おもらしもナシ。健康がとりえの、野に咲く花のようなおやびんこびん(ウソッ)でありまする。
Commented by kanekatu at 2005-10-13 02:44
鳥インフルエンザ、以前日本でも大騒ぎしておりました。
確かに鳥インフルエンザは、鳥にとっては重大問題ですが、ナンデ人間が頻繁に熱を測ったり、大きなマスクをしたりするのか、サッパリ分かりませんでした。
そのくせ、人間のインフルエンザが流行っても、それ程大騒ぎにならないのですから、余計訳が分かりません。
鳥インフルエンザによる死者は、1997-2004年の8年間で、全世界で30名。そのうち鶏を生きたまま肉屋で販売している地域を除くと、わずか1名です。
つまり人間が感染して死ぬという確率は、ゼロに等しいのです。
私は鶏肉大好き人間でしたから、何の心配もせず食べておりました。
安全や環境問題になると、ヒステリックな反応になるのは、どうも感心しません。
Commented by macocotte at 2005-10-13 03:19
■たまらん・かふぇさま、そうなのよ。
本文中にもあるように、道が切断されなかったのは運が良かったんだけれど、物資を運ぶと数分で奪い去られてしまうのだそうです。
もしたまらんさんのPCがアップルマックでなければ、上のリンクからフランスで放映されているニュウスを見ることができます。遺体なんぞもバンバン出てくるのでショッキングな画面が多いかもしれないけれど、これが現実なので・・・勘弁してください。

ラマダンだけれど普段より1.5倍の食費になるそうです。つまり日没後は他の月より贅沢または量の多い食卓になっているわけです。

プロスペエルも病気になってもおもらしっこはしなかったよ。
レアは一度も吐かないいい子なんだけれどもらしてばかり。
イネスは吐き猫で上からの粗相ばかり。
ネストールくんはいまだ上下の粗相なしだけれど、どうも壁破壊王の気配あり。
どーすんべよ。
Commented by macocotte at 2005-10-13 03:27
■kanekatuさま、インドネシアの死者は鶏肉を生で食べたのでしょうか?
どうもあの国の鳥料理というとサテ(焼き鳥)とガドガド(ピーナツソース)を連想します。
やはり感染経路と抗体を断定しない限り、罪無き鴨や鶏が殺処分になってしまいますね。果たして鶏糞に菌は入っていないのか?とかそれを他の動物が食べたり、植物の肥料になったとして間接感染しないのか?なども気になる点ですよね。

私にはクロイツフェルドと鳥インフルエンザ、どちらも怖いですね。
前者は諦めているのでムシャムシャ食べ続けていますが(笑。
発症は運命に任せます。
Commented by みるふぇ at 2005-10-13 12:55 x
ma_cocotteさま
この地震のパキスタン北部は私の青春の地です。なので、多少の事情は存じております。イスラマバードから中国へ行くカラコルムハイウェーを横に逸れた地域なのですが、この山岳地帯の中腹のあたりは、平時でも山賊が出没するエリアです。夜間通過するときは、コンポイを組んで前後に武装警察或いは軍の護衛がなければ動けません。なので救援物資が略奪、と聞いて「あるでしょうねぇ」ぐらいにしか思えませんでした。

実は、まだ二十歳そこそこの頃、中国からパキに抜けたその日に北部の町で紛争が起こり、そのどさくさで、私自身が誘拐(略奪?)されてこのアザド・カシュミールに連れていかれそうになる。という事がありました。当時は、アザド・カシュミールは部族地域で外国人の立ち入りは禁止されていたので、Missingでお終いになってたでしょう。なのでとても複雑な思いがあります。

ちなみにその時、助けてくれたのは、フランスとイタリアの男性。私より年上の日本人男性は、30人以上もいたのに何のしようともしてませんでした。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-13 16:30
■みるふぇさま、やはりそういうところなのですね。
納得しました。

みるふぇさんも気付いていらっしゃるとおり、日本人の立場から言うと、前回のインド洋沖震災の時と今回の地震での対応の違い「すぎ」ですね。

みるふぇさんが経験されたような信じられない複線があるにせよ、
素人間での盛り上がりがあまりに異なるでしょう?
インド洋の時は「私が行く!行って直接援助を被害者に渡す!」と
宣言した人々は今回は行く気がないのかな?と。

なんかさー(←ぶっちゃけます(笑)、援助先の事情を知らぬものに
とって援助を差し伸べる手というのは平等だろうになあ、と。
逆に言えばそういう事情を知った上での態度の違いと

それにしてもみるふぇさん、無事で良かった。
この運命に感謝ですね。
なぜ日本人男性30人も固まっているのに助けてくれなかったのでしょうか。
Commented by みるふぇ at 2005-10-14 00:29 x
ma_cocotteさま
私の周りでは、被災地に向かった者もいるので、何ともいえません。アフガン方面で活動しているNGOが、向かっています。道路は地震でなくとも落石で寸断されるので、陸路からは非常に困難でしょう。山賊の恐れも勿論あります。二次遭難が無い事を祈ります。

地域が漠然として、何処?というのがあって実感が沸かないというのもあるのかもしれません。日本のテレビ、新聞で、震源地等の地図が出たのは何日か経ってからです。私がこれまで見た地図の8割方は、このカシュミールから中国にかけては“インド領”となっていました。

しかし、彼らを一人でも多く助けたい。と思う反面、地震多発地帯でありながら耐震や免震に金や知恵を使わなかったか?人命よりも金と簡便さを取ったのか?という思いもあります。カシュミールは、パキスタンの中では貧しい地域ではありません。カシュミール出身と言えば羨まれます。それなりの家に行くと、どこも床と壁が大理石張り。見かけは豪華でも日干し煉瓦に大理石では、恐ろしい限りです。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-14 00:48
■みるふぇさま、やっぱり「行って見てみる」という方がいらっしゃるのですね。
私は今年はじめのインド洋沖震災でも渡航慎重派だったのですよ。
やはりこういうことは万が一の時に保証ある団体に所属したプロに任せるべきですね。

こちらの報道だと異教徒であるインドカシミールの犠牲者についての問題も述べられているようです。上の地図だと国境線に1947年という数字が明記されているのも気付かれてらっしゃると思います。

みるふぇさんのPCがマックでなければ上のリンク先からフランスで放映されている現地報道がご覧になれます。壊滅具合は本当にひどいものでして。
お金持が多い地方でありながら山賊も多いというのが、かかわりの無いものからすればノスタルジックな点でもありますが(まるでアラジンのよう)、本当に核開発よりも耐震技術などを早く身につけて安全都市を造ってもらいたいですね。
Commented by みるふぇ at 2005-10-14 00:54 x
>なぜ日本人男性30人も固まっているのに助けてくれなかったのでしょうか。

紛争が始まった時点で「北部山岳地帯から外国人は退去せよ」という命令があったのですが、交通機関はストップ。交渉してバスをチャーターするしかありません。で、、、、その交渉をですね、私がしたんですの。皆さん、個人旅行者さんだというのに、言葉も行動力も無し!(私もエーゴは苦手なのに!)

血と硝煙の臭いの迫る、掟の厳しい田舎で“若くて色白で長く美しい黒髪の異邦人の娘”が真夜中に外に出ると、男たちに二重三重に取り囲まれるんですよ。別にイスラーム文化を知らなくても、一番に守られるような立場だったんですが、どうも彼らは、タマなしのケツの穴の小さい奴らばかりだったようで、居なくなっても「お姉ちゃん?どっかに交渉に行っているんだろ?」だったようです。以来、日本人だから助けるという感覚は捨てました。

現地語の解るドイツ人が、地元民から聞きだし、彼は母と妻を連れていたのでその場に留まり、フランス人がジープで逆走して!(パキはイギリスと日本と一緒です)追ってきてくれたのでした。本当、彼らが居なければ、今頃、嫁にされて被災していたかもしれません。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-14 01:40
■みるふぇさま、運が良かったとしか言いようのない経験をされていますね。
日本ではこういう経験が勲章のように語られてしまうことが多いのですが、みるふぇさんのように淡々と語られると身につまされるものがあります。
本当に良かったですね。ご自身の強運に感謝してくださいね。

みるふぇさんが一人で外に出るようなことになっても30人の日本人男性がだれも付き添ってくれなかったのですか? 男性ひとり、女性ひとりだと嫉妬が絡むけれど、男性ふたりと女性ひとりなら心強いだろうに。

うーん、ひどいなあ。
フランスは義務兵役ではなくなりましたが、それでも軍役を経験する人が多いのでこういう時の判断は信頼できると思います。
Commented by みるふぇ at 2005-10-14 02:27 x
ma_cocotteさま
うーん、あの時、誰か付いてきてくれたのかなぁ? ただ、あの土地で彼らが全員付いてきてくれたとしても、女である私が口を開いてしまっては結局はダメなのです。彼らは現地では男として扱われません。クニー(現地語でオカマ野郎)といってクスクス笑われていました。

イタリア人には「君を守るのは、そのショールとコートだけなのかい?」と嘆かれました。異国人の男女が一緒に居れば、変な噂になってしまうので、彼も慎重に接してくれました。フランス人は、ma_cocotteさんのおっしゃる、ド付きのボンでポリテクで軍事パレードに出たそうです。あの時は軍人でもないのに、なんで?って思いました。疑問すっきりです。

確かに、私、旅行中は強運の持ち主だと思います。ぢつは、南部のラホールでも、偽ミニバスの乗せられて、500US$で中東にあやうく売り飛ばされる所でした。私が、現地語が解らないと思って話していたらしいのですが、知識とは身を助けるものなんですなぁ。車が減速した時飛び降りて、オートリキシャーに飛び乗りました。カシュミールの時も、結婚式が終わるまでは大丈夫という予測ができましたから。
Commented by みるふぇ at 2005-10-14 02:31 x
ma_cocotteさま
核開発といえば、印パ揃って核実験をした直後にパキスタン入りしました。アフガン国境の町のチャイハーネで茶をしていると、いかにも今まで何人も殺しましたという風体のムジャヒディン達に「原爆について教えて欲しい」と話しかけられました。

隣国インドが核保有国になって以来、パキスタンでは、広島・長崎に関する教育が行われていて、今どきの日本の若者より知識はあります。なので彼らの問いは再確認のようなものでした。話し込んでいくうちに彼ら涙ぐんで、顔の知らない敵を殺したことは無いし、顔も知らない敵に殺されるのは嫌だとも。そんな恐ろしい兵器を作る金を、アフガンに注いだなら、戦いも殺しも無く解決しただろう、と言っていました。

そしてその核実験が行われたのは、バローチスターン州です。多数派を占めるパンジャブやスィンドの地域ではありません。フランスが南太平洋で行ったのと同じ感覚だと思います。このことにも部族民として憤りがあったみたいです。

痛ましい映像ですが、テロリストとか映っていのでは?と気になります。イラクで斎藤氏を襲ったのは、言葉と服装のシルエットがインド側カシュミールの人間のように見えました。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-14 04:23
■みるふぇさま、ポリテクのド付きなんて共和国となった今、「王子」みたいなもんですよ(笑)。天才頭脳の持ち主です。サン・シールだと近衛士官学校なので正装以外はほとんど軍服で学校生活を送るらしいけれど、ポリテクは文官なので軍事心得というよりモラルでみるふぇさんを救ってくださったのでしょう。ふらんす人って悪口を言われがちだけれど、みるふぇさんがそういう状況で出会ったその方、いや、みるふぇさんが本当に強運だったんだと思います。

日本人男性は割礼していなかったりということだけでおかまなんて馬鹿にされちゃうのでしょうねぇ。こういうことを日本人は知らなさ過ぎると私は思いますよ。繰り返し書いていますが日本人が「無宗教」ということは相手に通じないってこと。

いやあ、今みるふぇさんが無事なことだけでも私にはうれしいです。こうしてコメント交換できて良かった。私も勉強になりました。話してくださってありがとう。

Commented by ma_cocotte at 2005-10-14 04:29
■そしてみるふぇさま、無防備は夢想論にしても核兵器は防備に必要ないというのが私の考えです。今回の地震でもパキスタンの核兵器所有があらためてクローズアップされて、果たしてどこに置いてあったんだろう?と気になりました。核兵器にひびが入ったりしないのかなあ?まあ、ゆれた時に誰かがずっこけてボタンを押さなかっただけでも運がいいよね。ありがたやー。

パキスタン系テロリストはロンドン・テロでだいぶクローズアップはされているけれど、やはりイスラム圏を渡り歩いての活動なんですねぇ。うーん、考えてしまいます。
Commented by みるふぇ at 2005-10-15 13:37 x
ma_cocotteさま
>日本人男性は割礼していなかったりということだけでおかまなんて馬鹿にされちゃうのでしょうねぇ。

という事では、無いと思います。彼らは異教徒だから差別したのではなく、行動力と常識の無さから判断したのだと思います。だって、日本でも、一番年若い小娘に大の男が責任転嫁するなんて非常識じゃありません?たとえ言葉が出来なくても自力で解決しようとする人にはそんな失礼な事を、言っているのは聞いたことがありません。

私も核武装には反対です。しかし、もし、パキに核が無かったら、911の後、あの国はアフガンと同じようにアメリカの空爆を受けていたと思います。現大統領は、クーデターで政権を取ったのですが、パキ通の間では“なんちゃってクーデター”と呼ばれています。もし、好戦的な文官出身の大統領なら即、隣国インドと戦争になっていた可能性が大です。それは、軍隊が、民間人が死のうが傷つこうが自身には関わりが無いからです。シビリアンコントロールの危うさを考えてしまいました。
Commented by みるふぇ at 2005-10-15 13:38 x
ご存知かもしれませんが、ペシャワール会です

http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

パキ・アフガンで活動しているNGOです。最初は医療支援でしたが、今は、生活基盤のための水路も作っています。
(自分たちの活動を自負する余り、MSFや他の欧州系援助団体を暗に批判しているのが気になりますけどね。今日はその集まりがあります。)

イスラマバードにある日パ旅行社
山岳トレッキングツアーに強いので、支援に向かっています。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/
(このオバハン、アクが強すぎて個人的には……です・笑)
Commented by ma_cocotte at 2005-10-15 16:58
■みるふぇさまのコメントを拝見していると、今の日本は国民をどう育てているのかなあ、と思ってしまいました。って、私も国民のひとりですけれど。
心に自然とわく善悪判断や正義感を抑えてでも世渡り上手であるべきだ、とでも教えているのでしょうか。なんかそんな印象を受ける話でした。

パキスタン系が英国で悪事を働いているのを知っていると、核兵器がそういう形でテロ温存の援助をしていた、となりますね。うーんー。
現在EU国内に住む私から見ると英国の旧植民地出身のテロリストの対応にはてしなーい疑問ばかりです。私が気付くくらいなので、フランスの識者に英国政府、識者の判断はケチョンケチョンにけなされていますがね。
が、このまま英国がああいう態度を取っていると、譬えが下品かもしれませんが、英国は排泄するだけで尻ぬぐいはフランスです。あんまりだと思いまする。
Commented by ma_cocotte at 2005-10-15 17:05
■で、みるふぇさま。
パキスタンの軍人気質はかつてのインドネシアの軍人気質に近いものがありますね。
って、現在もインドネシアの軍人、警官本人だけでなくその職を持つ者がいる家庭出身者の特権意識は日本人についていけないものがあります。(ってフランスもそうなんだけれどね(笑)

みるふぇさまが気付いてらっしゃるとおりで、赤十字、カリタス(フランスではスクール・カトリック)、MSF などに日本人が投げる疑問。皆さん真剣なんでしょーが、これはボランティアというベースを勘違いしていますよね。日本人が主張する「ボランティアたるもの、一銭も使わず」というのは欧州では「?」です。抜本的に大金持個人のチャリティを知るチャンスが少ない日本人だからこそなんでしょうね。チャリティする人もボランティアする人もそれなりに投資するのが欧州型ボランティアです。誰でも参加できるのは日本くらいじゃないかな。

Commented by みるふぇ at 2005-10-16 14:52 x
ma_cocotteさま

うーん、誰でも参加する。というのは、逆に日本では無理なような気がします。

私のドイツ人医師の知人は毎年4週間決まった時期に、アフガンで活動しています。私は、生活基盤を崩さずに貢献できるのを羨ましく思っています。そういったことを許してくれるドイツの社会も羨ましく思います。しかし、ぺ会の場合は、任期を最低二年と定めているようで、短期の参加は受け入れていません。そして、欧州系の医師およびワーカーはすぐ交代で居なくなる、それでは地元密着のケアができないというんですね。

確かにその考えは理想です。ふらーっと自分探しの旅にやって来た、無責任な若者を拒絶する理由にもなりましょう。しかし、日本の社会で、二年間パキスタンにボランティアで行っていた若者が帰ってきて、その受け皿があるでしょうか?突き詰めればそういったブランクがある男性が結婚し、子を養っていく糧を得られるでしょうか?(実は、医師がそういった理由で辞めていったのです)私には、何人ドクターやワーカーが代わっても、引継ぎさえしっかりしていれば万事OKと思うのです。それが、嫌なら地元民がシステムを作るべしとね。
Commented by みるふぇ at 2005-10-16 15:18 x
そうそう、ma_cocotteさま

以前、WFPの方の話で、食糧援助をする際、その地域の主食でないものを送る。とあり納得しました。そうでなければ「こんなモノ食ってられるかっ!」と自力で食料確保をする意欲が起きないからです。日本だって戦中戦後、インディカ米の外米や代用食で凌ぎました。私がクスクスを作ると両親揃って「美味しいけど戦時中(後?)配給で食べたから嫌だ」と言って驚いきました。これが日本の復興の原点かも。

日本系NGOは、「欧米の団体は金を湯水のように使って」という文句がすごく出てくるんです。日本のODAはそれこそ、アレなんで、その裏返しでケチケチモードなのかもしれませんが、今回も、現地で医薬品を買い占めたりして大丈夫なのかなぁ?と密かに被災しなかった貧乏人を心配しております。製薬会社のパトロンを見つけたほうが。。。。。

昨日、現地通の方に耐震設備について話したら「貧しいし、土地の材料なの!日本だって火事に弱くたって木造の家でしょ!」と、そして「70年おきの地震に対する備えの余裕など無い!」と一喝されました。うーん、70年ごとにリセットだから、産めよ増やせよなんでしょうか?
Commented by ma_cocotte at 2005-10-16 17:24
■みるふぇさま、「誰でも参加する」というのは1銭たりとも投資したくないのにボランティアに参加するという意義を最優先して登録、最終的に「いらないジャンパーを買わされた」「こんな食べ物しか出なかった」などの不満をブーブー言う人達を私は指しています。
昨年末のインド洋地震の時に赤十字の制服について社員は無料なのに、ボランティアには買わせている、とブログで批判展開している方々が多数いたのですよ。

医師についてはフランスでは日本ほど特別な地位ではないので、
こちらに戻ってきても職がなくて再び海外僻地に飛ぶ人も多くいますよ。
特に赤十字など団体に所属している医師は世界中飛んでいると言ってもいいくらいです。

フランスでは個人でボランティアに出ようとする人がまずいません。何かしらの団体に所属しているパターンが多い。これはやはり何かあった時の保険もろもろですよね。

「うめよ、増やせよ」はコーランの教えです。女性の勤めはこれ。
ですからイスラムがメジャーな国で女性が働けないことが多いのですよ。フランスでは子沢山であればあるほど生活保障金が上がるので、ほとんどの家で5,6人はあったり前です。
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