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独断で思い込んで消えてもらいまショウ
今年に入ってから見聞できるニュウスには変な事件が多い、多すぎます。しかも、世界各地で起こっており、それぞれの事件内容は違うのになぜか共通の心理が根底に流れているように思えます。そう私が思ってしまった事件をまず挙げてみます。
▼ムハンマドさま風刺画事件における海外で連鎖した抗議動▼
EU国内ではなくイスラム国家内で行われた抗議行動について私は疑問を持っています。これに限らずいつものことですけれど、実物の絵も見ずに噂のみで自らが脳内に思い込みのムハンマドさまの妄想画を携えて大使館に火を放って煤(すす)にしたところで誰が、何を得るのでしょう?


▼長浜の幼稚園児殺害事件▼
長女が孤立していると思い込んだゆえに、気に入らないお子たちを刺殺して自分の目に見えなくしたところで、誰が、何を得るのでしょう?


▼民主党の「メールという名」の紙っぺら事件▼
これは取り上げるのも小学校の学級会レベルでくだらなすぎるけれど、国会という舞台で披露された政治ショウなので取り上げてやります。
このメールは絶対にほぼ間違いなく堀江氏が作成して武部氏次男に送付したものをプリントした紙なンである、と小心者なんだか生来トラブル好きの性悪が自ら動くことをせずに、ひっかかりそなナガタくんに甘味を投げて喰らい付かせて思い込ませ、お仲間活動大好きのKOボウイのナガタくんがお仲間集めて「疑惑メール祭り2006春」を賑々しく開幕し、結果はどうあれナガタくんが表舞台から消されて口を開けなくなったことで、誰が、何を得るのでしょう?


▼コートジヴォワール系フランス人によるユダヤ系フランス人リンチ殺害事件▼
「ユダヤ人は金持ち」と思い込んだコートジヴォワール系移民二世のYoussouf Fofana(25歳) が、花の都おパリで携帯電話販売店員として働くIlan Halimi氏(23歳)を誘拐リンチ殺害したところで、誰が、何を得るのでしょう?

上述、4事件の共通点ですが、
実行犯が思い込み

そうすることで自分の心やら脳にこびりつく不愉快または不満なモノ

自分自身
または(おそらく勇気のない小心者は)他人をそそのかしてでも

不愉快を二度と目に入らないように消す

です。おそらくヒトより動物の方が理解できる心理の流れでしょう。これ(↑)を見ても、
実行犯が役の一人舞台。
しかもニッポンびとが内容がどうであれ簡単に褒め称えることが多すぎのですかね。なんだか「主」とか「自」とか「一人」とか中学入試の国語に出てきそうな点稼ぎ問題で、これらから連想される四文字熟語は?と尋ねられれば「自己中心」と回答するお子たちも多いのではないでしょうか。もう一方踏み込んで上の流れから連想する四文字熟語は?と問われれば「自己満足」と書けますね。

どの事件においても「ネガティヴな思い込み」→「心と脳にこびりつく不満、不愉快」→それを払拭するための「消去」作業と常に動いているのは事件の締めくくりとして「実行犯」と世間に見做された方々(暴徒ズ、母親、ナガタくん、コトジヴォ二世)の能動でしかありませんし、彼らが抱えた悩みや不満の消去後、束の間であっても達成感を得て満足しているのは能動した彼らです。
主人公である実行犯が欲求した自らの心と脳の不愉快を消すため動かされた他人のみなさま方は自身が想定しなかった意外なオチを聞いて、自ら悪事に手を貸したことの事実にビクついても「時既に遅し」。腹をくくって覚悟する人もいれば、藁を探して逃げる道を得ようとする人もいます。逃げ切れたところで今度はその人が主人公になっての満足に変化することも味噌ですね。
何より主人公ひとりの思い込みによる決めつけで「見るのも聞くのも不愉快ゆえに消去してしまえ!」とターゲットにされてしまった犠牲者には無念でありましょうし、そしてその親族知人には悲しみしか残りません。放火された大使館など建造物の中には煤や残骸が残るのみですから、煤からも残骸からも元の姿は再生されません。

デンマークでの事件をイスラム教国内で公共物を破壊して目に触れなくさせてもデンマークの法律はそう簡単には彼ら暴れん坊の好みに変わりません。デンマークは彼らの国ぢゃありませんから。
長浜の母親は「気に入らないお子たちを消せば娘はハッピー」という短絡的物語を描いて実行したようです。彼女にとって日本國は異国であれ自らの腹を痛めて子を産んだ経験があるのなら、夜中に熟睡して動かない我が子に近寄れば心の臓と呼吸の音、熱いくらいのぬくもりがあるのを知っているのなら、ナニジンであってもこんな感情は「普通」持ちません。例えば双子であっても成長するにつれて、声も違えば、ほくろができる場所だって違う個なのに、この女性は母として、ヒトとして、ヒトが誕生する神秘さえ知らないのでしょうか。

b0070127_18572310.jpg先月13日、Ilan Halimi 氏(→)の事件が発覚してから、フランスでは連日あらゆる角度から眺めた検証番組が放映されています。容疑者Youssouf Fofanaの両親はコートジヴォワール系移民で、彼はフランス生まれフランス育ちの二世、二重国籍保持者です。事件まで「自分は共和国民」としか口にしなかった彼がユダヤ系であれ同じ共和国民であるIlanに犯行後、国籍だけを頼ってコートジヴォワールに逃亡しましたが、3月4日事件発生国であるフランスに送還されました。当然です。容疑者も被害者もフランス人です。

b0070127_16503632.jpgYoussouf は現在に至るまで「ユダヤ人は金持」とばかり発言して自己を弁護しています。フランスでは彼が「ユダヤ人は金持」とはじめて聞いた時、なぜその理由を確かめもせず、「ユダヤ人は金持」という結論だけ執拗に思い込んで確固たる偏見を持ったことが犯行の抜本的動機と心理面で推測しています。
無知による偏見 ですと。
理由も手繰らずに結論だけで独断して思い込むなんて、新聞見出し読み優先の私も気をつけねばなりません。
国民総移民混血民と言われるフランス共和国内ではヒトとヒトが寄れば互いの違いを過去に遡って語り合うことも普通であり、笑って済むこともあれば、どちらかが「いぢめ」と連想して口論になることもあります。「いぢめ」なんて幼稚な言葉ではありますが、フランス国内でいぢめの対象は必ずしもユダヤ系ではなく、必ずしもアラブ系でもありません。

ここで敢えてユダヤ系についての偏見を挙げますと、「ユダヤ人は金持」の他に「ユダヤ人は頭がいい」というのもあります。ですが、
「ユダヤ人は金持ち」かもしれませんが、ユダヤ系フランス人全員が金持ちではありません。
「ユダヤ人は頭がいい」かもしれませんが、ユダヤ系フランス人全員が頭がいいわけではありません。
2000年頃だったと記憶していますが、未成年における公立学校でのユダヤ系いぢめが問題になったことがありました。仏蘭西語で言うRaquette(ラケット)、日本語に訳すとカツアゲが金銭面の嫉妬から来る犯罪、勉強面では読書中のユダヤ系の子から本や眼鏡を取り上げて目の前で破壊するという行為が目立っていました。ユダヤ系をいじめるお子たちのインタビューも多々流れましたが、10歳にも満たないお子の言い分は「あいつの家は金持だから。あいつの親も親戚もエラくて金持だから」というものが多かったです。
うーん、でもジュノーム(Jeune homme、若者)よ、
ユダヤ系全員、頭が良いわけでもお金を持っているわけでもないよ。
成長と共に世間が広がれば普通は必要十分条件の矛盾は気づくものですが。私の住むあたりには地味に生きているユダヤ系の方が多いけど、それぞれの家庭は幸せそう。他人が眺めたある家庭の富裕や貧困より、富裕であれ貧困であれそれぞれの家庭が円満な方が価値あることなのに。
フランスにおいてなぜユダヤ系が金持なのか?頭がいいのか?とその理由や歴史を調べると決してYoussouf のように短絡的に羨み、嫉妬できるようなものではありません。紀元3世紀に移住が始まったといわれるユダヤ系が現在に至るまで約1800年もの間どれほどの苦があったか。公職、公務員になれなかった彼らが一見金持に見えるのは、日本で自営業の方がサラリーマンより金巡りがよく見えることに喩えられると思います。三大自由業(医師、弁護士、建築家)や芸能人にユダヤ系が多いのはこれまでの1800年があるからです。1960年頃から積極的移民が始まって50年に満たないアラブ系やアフリカ系が1750年の歳月を無視して、ユダヤ系を妬み、羨みでいぢめたところで1750年の違いは変わることはありません。逆に未来を眺めて言えばアラブ系やアフリカ系、アジア系がユダヤ系の方々のように商売や自己の才能でフランスに地盤を築くには時間が必要ですが、成熟した現代ならばユダヤ系が費やした歳月の何十分の一の速度で地位を気付けるはずです。現にフランスにおける三大自由業にはアフリカ系もアラブ系もたくさんいるし、商売で成功しているヒトもいっぱいいます。
でも必ずしも全員がそうはなれない。それが現実。
「全員がまったく同じにはなれない。それが現実。」なんて当たり前のことぢゃんね?と思いつつ上述4事件を眺めてみると、どの事件も「消せばハッピー♪」「口を封じればハッピー♪」「目の前から失せればハッピー♪」なんてなんだかテレビゲームのようです。リセットボタンを押せば画面はあっという間に何ごともなかったような世の中に戻り、主人公(=プレーヤー)ははじめの一歩から楽しんで・・・いずれまた何かを消して、リセットボタンを押す、の繰り返しです。自分の思い通りにならない不満をあっという間に満足に変えられるなんて遊びを現実になぞらえると何と恐ろしいことでしょうか。そしてシミュレーションゲームなどで自己投影して画面の中の主人公になるのは当たり前かもしれませんが、現実の世界では決して自分はいつでもどこでも中心ではありません。生きている他人をチェスの駒のように扱って、気に入れば奪い取り、気に入らなければ弾き飛ばすのも平気なヒトが世界中の至る所で増殖し続けているのではないでしょうか?『独断で思い込んで消えてもらいまショウ』的犯罪は失せろ、と私は思い込むことにしました。
昔はこんなヒトはいなかった、と思ってしまう私は前世紀の遺物ですな。
そのうち誰かにウザたがれて消されることでしょう。

le 8 mars 2006, Jean de Dieu


【Rétroliens*Trackbacks】
*あんとに庵◆備忘録 : [社会・時事]いま流行りのルワンダ
*Letter from Ceylon:
   滋賀園児殺害:原因は日本人のいじめ?中国人がネットで
*Letter from Ceylon : 漢族と朝鮮族で差別されるわけですから。。。
*ヒロさん日記 : 滋賀県・長浜で起きた「猟奇的」園児惨殺事件について

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by ma_cocotte | 2006-03-08 18:01 | 『?』なたわ言 | Comments(21)
Commented by しぇリ~ at 2006-03-09 06:22 x
いろいろなところで嫌がられているユダヤ人。お金持ちに見られるという点では日本人も同じ。気をつけねば!

ウザイから消す・・

これってファミコンから来ていると思っていたのですが、血気盛んなお国の人々はファミコンなんか知らないでしょうし、、、
やはり文盲率が高いから、「勝手な想像力」だけが空回りしてしまうのでしょうか?
この想像力ももっと違う方向、例えば世界平和に使っていただけるといいのですが。。無理ですよね。。。
Commented by れいな at 2006-03-09 07:52 x
はじめまして!大学のレポートのために検索していましたら、ma_cocotte様のブログにたどり着いたものです!
記念に書き込ませていただきます。

無知からくる偏見ってたくさんありますよね。。
私自身も知らず知らずのうちに加害してる側になっているのではないかと
いつも注意深く気にかけております。

余談ですが、ユダヤ系の多い職業を拝見させて頂いて
日本における在日の方の職業と重なっているなぁと独り言ながら思ってしまいました。。(^^;)
ユダヤ系と同じで公職や一般職につけなかったために、
彼らは医者や芸能人など自営で生計を建てるしかなかったんですよね。

シャーロックの偏見でユダヤ=高利貸しというイメージがどうしてもつきまといますが、
日本における消費者金融もほぼそちらの方独占状態ですし。。

日本でも近い将来、在日=恵まれてる人のような偏見の構図が生まれなければいいのですが。
というか、ネットではすでに健在化している感もなきにしもあらずかな。

相手がいてこそ社会が成り立っているということをもっと知るべきだと思います。


Commented by あんとに庵 at 2006-03-09 14:10 x
おお。丁度、ハテナの方で他のブロガーさんとそういう話をしていたのでタイムリーなネタでした。
人間は、その場に生じた現象を単純化させ或る種のカテゴリに当てはめようとしてしまう傾向があるようですね。先日からハテナの知人ブロガーさんとパレスチナ問題についてやり取りしていたのですが、多元的にモノを見ようと、いったん善悪を脇において現象を客観的に見るというのが大切なんではという話をしましたが、どうもそれは「イスラエル側に加担することになる」と言われてしまいました。対立構造で物事を既に見ているんですね。善か?悪か?しかない。
Commented by あんとに庵 at 2006-03-09 14:10 x
しかし、何が起きたのか?物事が起きるには要因があるはずだ。それぞれには言い分があるはずだ。と言ったことを無視し、正義はこちらにしかないとなってしまえば結局は、最近ブログで流行りのネタ「ルワンダのような虐殺」が起きてしまう。などと私などは思うのです。
実は「思い込み」にも思い込む側の論理がある。思い込まれる側にも思い込まれる論理がある。双方の言い分とはなにか?を聞いて初めて判断が下せるのですが、往々にして情報が偏り(特に戦時下や混乱した場においては)それらの公平さは無視され、場合によっては虐殺という悲劇まで生み出してしまうことになります。
れいな様>
わたくしも、この問題が前から気になっていてあれこれ見ていたら、某掲示板のスレッドにいき着いたのですが、れいなさんがご懸念されるような(ユダヤ=在日=ダメ)思考を沢山見て、腰抜かしてしまいました。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-09 16:09
■しぇり~さま、そうそう。私もしばしば会話で困ることがあります。
確かに日本は国益が世界第二位かもしれませんが、私の実家はあなたの
生活より質素です、と話しても理解してもらえないことが多々あります。
おそらく初っ端は日本をアメリカの「奥様は魔女」的生活に当てはめる、
そして、こちらが「質素です」と言うと、お金の流れが中国的と想像するのか
いきなり「独裁はいけないわ」なんていわれたこともありますよ。

ええ、いいんですよ。フランスだと右の端っこで切り捨てられていることも
ある日本國ですから・・・。(いや、燃えるのがいいの?)

想像力ですが、旧ソヴィエト圏の方もそうですが「想像する」ということを
幼少期からブロックされていることが多いです。成人してから国が自由に
なってフランスで語学を学んだところで「あなたは何をイマージュしますか?」
ばかりの授業で付いていけなくなる、ですね。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-09 16:32
■れいなさま、はじめまして。
Civilisation(市民生活史)から世界各国の公職につけないカテゴリー
の歴史を辿ると、決してアフリカやアラブ、ユダヤに限ったわけでは
なく大英帝國のように1908年までローマンカトリック教徒もユダヤ系と
同等の市民扱い、税制も違えば、転居制限、就学制限、選挙権無しなど
ありました。
フランスは欧州系でも出身国別に典型職業がありますが、ポルトガル
系の「アパルトマン管理人」、ポーランド系の「配管工」などはよく聞きますね。

「無知による偏見」ですが、結論を導くためには理由が必要です。
結論だけで理由を辿らずに妄想すると、個人の生活背景などで
本来の筋から外れることが多々ありますね。在日の韓国の方にしても
世界中のユダヤにしても、過去を辿って調べると自分なら受け止められ
ないような「逃れられない運命」があります。だから「金持」だったり
「頭がいい」という結論が出てきます。知ることで客観を養い、偏見に
至らないようにしたいですね。良いレポートが書けますように。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-09 17:01
■あんとに庵さま、本文にも書きましたが私のような新聞見出し読み型
のアホですと内容知らずで妄想、偏見になりやすいので要注意ですね。
新聞の見出しにしても論文にしても「So, because」が必ずあってこそ
成り立つものです。このように殺人やら暴動という罪に至る可能性が
あるなら、結論以前の理由を知り熟考するべきです。

ナガタくんは謝罪理由で本人の独断と思い込みすぎを挙げている点、
長浜の女性の場合は孤独ゆえの独断と身勝手な思い込みで最悪の
事態を起こしてしまった。ユスフも偏見による殺意ですね。それぞれ
彼らをとりまく環境が凝縮しすぎて、ちょっと離れて眺めてくれる調停人の
存在がいないのがミソでもありますよね。なんというかこういう凶行に至る
前に良い意味で「水をさす」、思い詰めを回避させる意見が入ればよかった。
不幸にも彼らを取り巻く環境が実行犯の思い詰めに油と火を注いだ
場合・・・上記事件になるわけですな。

続きます。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-09 17:14
■>思い込まれる側にも思い込まれる論理がある。
ここでしょうね。フランスでの大方の意見はその思い込まれる理由を知りなさい、
ということです。結論だけで嫉妬してどうなる?と。一見金持でも彼らのリスクは
何なのか?を知れば嫉妬しないだろう、と。
フランスでしばしば耳にするユダヤ系への誤解はこの「Juif(ジュイフ、ユダヤ)
=金持」のみがクローズアップされて、彼らは異教徒に施さないなど、話が
同胞やら宗教にずれて偏見を生みます。私は職業実習で公立の福祉施設
で寄付金名簿作業をしましたがユダヤ系の方からの寄付は多々ありますよ。
今回の共和国内におけるユダヤ系殺害ですが連続誘拐事件に発展しています。この国ではシステム状、虐殺実行は難しいですが、限りなく
近い陰惨な方法を模索している連中がいることも事実だと思います。

ってね、ユダヤ系に言うと「そんな馬鹿な!」と異教徒に金を流した
ユダヤ系を批判する方もいます。まず同胞、同信仰者を救え、でしょうか?
結局、ユダヤ系全体ではなく、そのカテゴリーの中の個人の判断ですよね。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-09 17:19
■れいなさま&あんとに庵さま、
在日について厳しいことをおっしゃる方の多くはご自身の周りに在日の
友人知人がいない方の「建前」的発言が多いですね。私は学校でも職場
でも私生活でも多々接してきたので彼らのような天誅発言はできません。

私も以前、あるところで日本の西隣国を「敵国」と表現している方々を
知って驚いたことがあります。お子さんの教育問題を絡めていたので
「校内であなたの子供の隣席がそれに該当する国出身であったとしたら
どのような態度を取るのですか?」と質問したら返答がありませんでした。
親が出て「席を替えろ」と担任に頼むのか?子供本人に「あなたは敵だ」
と言わせるように指導するのでしょうか?

・・・これぞ、恐ろしい偏見ですよ。

あんとに庵さん、TBどうもありがとうございました。こちらからもいたしました。
Commented by あんとに庵 at 2006-03-09 20:54 x
いやいや、昨晩、他の方のブログでルワンダやシオニズムネタを話していたところだったので。特にルワンダ関連は出入りしているブロガーがここ数日ずっとそれぞれに色々話していて、うみゅ〜。ふんふん。へぇ。となっていたところでした。結局、民族問題というか、そういう話になっていく。民族問題は日本においても今、重要なキーワードになりつつありますね。「日本人とは」「日本人が」みたいな話が多くなってる。
フランスからの情報はかなり有り難いですね。特にメンタルな微妙な部分は生活圏にいないと判らないです。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-09 22:20
■あんとに庵さま、ルワンダについてはお!ヒダリィズは植民地主義による
欧州列強の勝手な線引きによるものという見解ですよね。一昨年コトジヴォに
ついて書いた時にそこを突つかれましたよ。その過去ゆえに現代において
欧州人はアフリカ人に何をされてもしょうがないのだそうだ。ココら辺が
あっしには納得のいかない「子々孫々償う思想」です。

仏蘭西での事件は容疑者が一度たりとも行ったこともない祖先の国に国籍
だけを頼りに逃亡したことがポイントですね。そうすれば逃げ切れるという
宣伝文句で暗殺者を募集しているのでしょう。見事失敗だし、強制送還。
結局、国際法についてもよく調べないまま、安直な犯罪計画を練ったわけですね。
仏蘭西でもナショナリズムの問題やら話題は常にトップと言えますが、
国歌、国旗問題含めて愛国心と国際性のバランスは難しいです。
現在、日本国憲法では単国籍しか認めていませんので、もし近未来に
大量外国人労働者を受け入れた場合、外国籍のままですし、このような
凶悪犯罪が出た場合、ほぼ間違いなく母国逃亡(福岡の一家殺人事件
のごとく)です。慎重なシミュネーションが必要ですね。
Commented by Khenepheres at 2006-03-11 17:14 x
本日はこちらのHNで。

欧米系の白人が私に聞いてきます。
「アナタわぁ、何人ですかぁ?」
「Japaneseだけど。。。」
「Oh! Japanese! ↑」
語尾が上がります。隣のスタッフに聞いてきます。
「アナタわぁ、何人ですかぁ?」
「Chineseです。」
「Oh! Chinese! ↓」
。。。_| ̄|○

国際的に国籍・人種のヒエラルキーはある。
確かにある。
これが何で出来上がったかというと、やはり手強さ、ではないでしょうかね?
ニッポン人が一目置かれるのも、良い悪いは別にして、
白人どもと血みどろになって闘った日露戦争、太平洋戦争、
これでニッポン人は手強い!というのがわかったのか、
ヒエラルキーは有色人種の中でトップです。
Commented by Khenepheres at 2006-03-11 17:15 x
それに比べてユダヤ人はローマ時代のユダヤ戦役以来負け続け。
セム族の中でも手強さでは下位に属します。運が悪いといえば運が悪いのですが。

それと、強烈な宗教心で他の種族と混淆しない、あまり結婚による血の混じりをしない。
だから叩かれます。
イスラムもクリスチャンも、宗教を変えれば同胞。
ユダヤ人のような選民思想を持っていない。

1800年というか、欧州外では3000年に及ぶ孤立した種族です。
これはねえ、解消は難しいですよ。人種のヒエラルキーも低い。

「無知による偏見」などの人知による問題というよりも、
本能的生理的嫌悪のなせる技なのかなと思ってしまいます。

どうにかならないもんかな、と思いますが、もっとも古い文明を築いた人種のひとつで、
有史以来いじめられっ子の種族ですから、どうにもならないのかなと。

海外にいると空気のように人種差別が体感出来ます。
それがいいことか悪いことなのか。。。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-11 20:44
■Khenepheres(けねふぇーる?)なFrank Lloyd さま。
フランスですが昨夏の布地問題とIT企業オンナスパイ派遣(中国からの
留学生が既にスパイ候補である)などがバレてから非常にシラケていますよ。
情報番組で現中国の栄華が語られても、「どうせショーウインド都市でしょ?」
なんてツッコミが入るくらい。最近は東欧を救わねばEU計画が成就されない
のでEU元祖国が中国からうまーく抜けていくのは目に見えるのではない
でしょうか?
おパリだと日本人は特別にしてもらえますが、私の住むド田舎だと日本は
中国の一部と信じている方々が多々いるのも事実で、中国人が日本製として
売っている中国製製品が購入翌日壊れるとなぜか日本人の私が攻撃
にあったりもします。なんとかならんか(笑。

続きます。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-11 20:52
■ユダヤの件は西暦70年を運命の分かれ目で語る方が多いですね。
私としてはエルサレムの神殿が再建されてダビドやサロモンの栄華時代
を垣間見たい気もします。

おととし問題となったスカーフですが、騒ぎ始めた姉妹の苗字はLevy です。
父親がユダヤ系、母親はマグレブ・アラブのイスラム教徒。故に母腹が
ユダヤ教徒でなければユダヤ人ではないので、彼女たちはユダヤ人では
ないそうです。「スカーフかぶって学校に行け」と命じたのは彼女たちの
父親です。はい。
フランスですが、日本ではどうしてもユダヤ系とアラブ系がまず出されが
ちですが、現在問題になっているのはトルコvsアラブ、トルコvsユダヤ、
ジプシーvsアラブ、アラブvsコルシカ、トルコvsアルメニアン・・・いくらでも
出ます。白いヒト達も苗字で区別されるし、職業蔑視もありますね。
ぼちぼち書きたいです。
Commented by FRANK LLOYD at 2006-03-13 12:25 x
>私の住むド田舎だと日本は中国の一部と信じている方々が多々いるのも事実で、
>中国人が日本製として売っている中国製製品が購入翌日壊れると
>なぜか日本人の私が攻撃にあったりもします。なんとかならんか(笑。
アハハハハハ。
香港で世界地理に非常に疎い香港人向け世界地理講座を開いているFRANK LLOYD、Khenepheres(これエジプトの中央朝の王様の名前)です。
日本の50年代、60年代生まれの世界地理カリキュラムは世界最強です。世界のどこでも知っております。で、他国はというと。。。知らん、信じられないほど無知、蒙昧。世界は平たいと信じているようです。やれやれ。
特に、おフランスは、中華思想ですので、おフランス歴史ばっかりなんでしょうね。そういう場合は、軽蔑の目つきで、斜に見てやるしかないようです。おフランスはEUの一部ざんしょ?なんて言うしかないですねえ。。。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-13 15:20
■Frank Lloyd さま、机に敷ける大下敷き用の地図ですと右端の日本
が抜けていることも多々あります。フランスの地図でハワイなど見つけるのも
至難の業。もちろんタヒチやニューカレドニアは見つけられます。
中学の地理は面白かったですねぇ。

フランスは中国系の露天商が増えており、ほとんどが無許可。
先日も中国人露天商が警察にしょっ引かれるところを見てしまいました。
商売はもちろんバッタモノを「日本製」と言って売ります。これをのし上がりたい
移民がいじめの手段で使ったりします。あの品物がバッタだと知っている
ヒトには失笑もののいじめです。こちらからすればバッタを見抜けないア
ラブんが情けないですよ。
それと彼らの密入国手段は偽造日本國パスポートによるものです。これ
もフランスではよく知られています。
Commented by むぎゅ at 2006-03-13 23:39 x
ma_cocotte様
フランスというとLFセリーヌとロックバンド”マグマ”ぐらいしか接点のない者ですが、初めて書き込みさせていただきます。
昨日、朝日新聞の書評欄を読んでいましたら、亀和田武さんという作家の方のコラムが目に付きました。で、何でも「現代思想」誌の2月臨時増刊号の特集が「フランス暴動」とか。呼んでると、「移民=ボートピープル=かわいそうな弱者」「移民をたしなめる人=サベツ主義者」の図式が見事に自己完結してるんだろうなあ、という感じなんですが、最後に気になった1文が。「(仏文学者の)鵜飼(哲)によれば、フランス暴動では、警官を別にすれば対人暴力はまれだった。」はあ?警官は人間ではないのですか?彼らが傷つけば悲しむ人がいる、同じ人間ではないのですか?なんだか、悲しくなってきました。(フランスのお巡りさん全員がロボコップというなら話は別ですが。)それに、けがする人が少なかったからといって、車を何百台も燃やすことは肯定される行動なのですか?それだけで十分非難される反社会的行動ではないのですか。私には理解できません。
今後もma_cocotte様のフランス事情語りを楽しみにしています。
Commented by ma_cocotte at 2006-03-14 00:25
■むぎゅさま、はじめまして。
LFセリーヌとマグマとは何だ!!!???
フランスにおいて「移民」を強く意識しているヒトと元移民でも現在のフランス
国籍者(=共和国民)を意識しているヒトに分かれるような気がします。
上のエントリーについては容疑者がこれまで自身を共和国民とばかり
アピールしてきたのに、犯行後、二重国籍を悪用したことが心理的にも
問題になっていますね。
日本にはなぜかアラブ、ユダヤ、アフリカがフランスの代表移民のような
情報ばかり流れますが、国内事情はもっと複雑で、アジア系やジプシー
なども無視できない諸事情を多々抱えています。生活は映画やドラマ
ではないので急転好転は難しいのも現実として受け止めなければならない
ことでしょう。その雑誌、断罪してますね。強いなあ。
Commented by sakurakura787 at 2006-03-15 20:04
今回ばかりはあまりに滑稽な民主党の茶番劇に閉口どころから、
昨年末に買い換えたばかりの眼鏡なのに、もう度数が足らなくなったか、
とさえ思いました。。ここで自分に確認したんですけど、ああゆうことが「茶番だな」と【わかるように大人になった】のではなくて、あれは年齢に関わらず「茶番」と認識できるほどの茶番だと思います。(さあ何回茶番を言ったかにゃ^^;) でもあの茶番をやらせているのは自分達だと思わないといけませんね。。はぁぁぁ
Commented by ma_cocotte at 2006-03-15 21:01
■さくらくらさま、民主党の件ですが、ナガタくんが普通の36歳なら
あんなことをする前に気付けるのが普通だったのでは?と思う。ということは、
ナガタくんは普通ぢゃなかったんぢゃないか、と思ったりなんかする私は
普通でしょうか?(さあ、私は何回「普通」と言ったでしょう?どははは)

いや、マジに小学生でもやっちゃいけないってわかるような話ですよね。
私は強風で公道に飛んでしまった封書の無断開封を喩えたけれど、
どうもナガタさんは他人のポストから無断で抜き取った・・・または、ポスト
主を脅したいために自分でメールを作ってポストに入れて、再びポストから
抜き出した・・・?いずれにせよ、普通ぢゃないわな。
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